授乳中におすすめのサプリメント3選!母乳育児に効果のある栄養素とは?

そもそも授乳中にサプリメントを飲んでもいいの?注意点はある?

サプリメントは栄養補助食品で、あくまでも「食品」であるため、授乳中の摂取について特に制限がるわけではなく、摂取は可能になります。

しかし、全てのサプリメントの授乳中の摂取について臨床試験が行われているわけではなく、完全に安全が保障されているわけではありません。過剰摂取や含まれている添加物などによって、赤ちゃんに悪影響を及ぼす可能性も十分に考えられます。

赤ちゃんの成長と健康と安全が最優先になるので、無計画・無知識の摂取は避け、サプリメントの安全性・成分の特徴・必要量などをしっかり把握したうえで摂取することが大切になります。

摂取する際は、医師・薬剤師への相談が望ましいでしょう。

授乳中に摂るべき栄養素とは?

あらゆる栄養素が身体を作るため、バランスの良い栄養摂取が必要です。中でも、不足しがちな、また赤ちゃんの発育に良い、特に心がけて摂取すべき栄養素を解説していきます。

造血ビタミンの葉酸

葉酸には、赤血球の生成を助ける働きがあり、造血作用があります。

母乳は血液を元に作られるため、葉酸の摂取は、質や量の良い母乳の生成に繋がります。それにより、必要な栄養素を赤ちゃんに与えることができると同時に、母親の抗体を与え、赤ちゃんの免疫機能向上にも繋がります。

また、授乳中になりやすい母体の貧血予防にも効果的です。

さらに葉酸には、細胞の生成や分裂を助ける働きもあり、赤ちゃんの成長には欠かせない成分です。この働きにより、産後の子宮機能の回復効果もあり、ホルモンバランスを整える効果も期待できます。

葉酸は、葉野菜に多く含まれており、ほうれん草・ブロッコリー・春菊・枝豆などが有名です。

葉酸サプリメントのおすすめ3選!効果や比較する方法は?

貧血予防に鉄分

鉄分は、赤血球を形成するヘモグロビンの成分で、不足すると貧血を引き起こす原因になります。女性は生理などもあり、ただでさえ貧血になりやすいですが、授乳中は母乳を赤ちゃんに与えているため尚更です。

貧血は、疲れやすい・動悸・めまいなどを引き起こし、日常生活に支障をきたします。また、母体の貧血は、赤ちゃんの貧血にも繋がり、発達や免疫力に悪影響を及ぼす可能性もあります。

鉄分は、レバーに多く含まれています。魚介類・納豆・卵などにも含まれているため、動物性と植物性をバランスよく摂取しましょう。

歯と骨の形成にカルシウム

カルシウムは、歯や骨の形成に働き、赤ちゃんのしっかりとした骨格形成に必要な栄養素です。また、筋肉の収縮・心筋機能・抗アレルギー作用などにも関わっており、発達・運動機能・免疫機能に
影響します。

母体においては、女性が最もカルシウム値が低下するのが授乳期ともいわれており、骨粗鬆症のリスクが高まります。またカルシウム不足は、イライラの原因にもなり、育児にも悪影響になる可能性があります。

カルシウムは、牛乳や小魚・チーズなどに多く含まれています。カルシウムの体内への吸収にはビタミンDが必要で、ビタミンDは太陽光により体内で生成されます。適度な日光浴をカルシウム摂取と共に心がけましょう。

授乳中に摂ってもよい栄養素と注意点

日頃私たちが自身の健康のために摂りたい栄養素として、集中力を高めるDHA腸内環境を整える乳酸菌、肌のツヤを高めるコラーゲンなど様々なものがあります。

これらの栄養素は授乳中に摂っても大丈夫なのでしょうか。それぞれの栄養素の効能と授乳期に与える影響についてみていきます。

集中力を高め、脳によい影響を与えるDHA

DHAは青魚の脂に多く含まれる不飽和脂肪酸です。これは必須栄養素ですが、私たちの身体の中で作り出すことはできません。食べ物やサプリメントで十分に摂取する必要があります。

DHAの働きとしては、の細胞の中に入り込むことで情報の伝達性をよくさせることが分かっています。さらに脳細胞を活性化させることで学習機能を向上させます。

胎児の発育や、知識を早いスピードで習得していく乳幼児、成人や老人まで幅広い年代で必要な栄養素と言えます。

日本人の子どもの知能指数が高いのはDHAを含んだ魚を食べているからではないかと推測されています。

DHAのその他の働きとしては血中のコレステロール値を下げ、善玉コレステロールを増やしてくれると言われています。

肉中心の生活では悪玉コレステロールが増えてしまうため、日頃から魚を食べる習慣をつけたいものです。

以上より、DHAは積極的に摂りたい栄養素のひとつであることがお分かりいただけたと思います。では、授乳中にDHAを摂ってもよいのか、赤ちゃんへの影響について説明いたします。

先述の通り、発達期の赤ちゃんにとってDHAは欠かせない栄養素です。しかし日本人の魚離れが進み、母乳中のDHA量が低下していることが懸念されています。

DHAは刺身など生魚に多く含まれていますが、熱を加えることにより、DHAの含有量は減ってしまうことがわかっています。

毎日お刺身を食べることは難しいと思いますので足りない分はサプリメントで補うことをおすすめいたします。

赤ちゃんに直接影響を与えるものですから、サプリメントを選ぶときには無添加で身体に優しいものを選んでください。

カルシウム濃度を保ち丈夫な骨をつくるビタミンD

丈夫な骨を作るために必要不可欠なカルシウムについては先述の通りです。実はカルシウム単体では十分な働きは期待できず、血液中のカルシウム濃度を一定に保つビタミンDの摂取がポイントになります。

ビタミンDは魚介類や卵、きのこなどに多く含まれています。肉中心の生活ではビタミンDが不足し、骨や歯の形成がうまくいかず、こどもではくる病、大人では骨軟化症を引き起こすと言われています。

一方でビタミンDは脂溶性のビタミンで、多量に摂ると腎臓の機能障害や高カルシウム血症を引き起こすため注意が必要です。サプリメントで補うときには含有量に注意しましょう。

子どもも大人も必要不可欠なビタミンDですが、実は母乳にはビタミンDの含有量が少ないと言われています。

魚やきのこをお母さんがしっかり食べることが望ましいですが、難しい場合は1日160μgを目安にビタミンDをサプリメントなどで補いましょう。

加えて太陽の光でビタミンDは増えると言われていますので、日中は15〜30分程度、散歩などをすることもおすすめです。夏場であれば午前中や夕方に行いましょう。

腸内環境を整える乳酸菌の働き

乳酸菌とは糖類から乳酸をつくる菌の総称で、私たちの身体によい働きをするものが多く、たくさんの種類もあります。

乳酸菌は大腸に住む善玉菌で、腸内を酸性に保つことで大腸菌などの悪玉菌を減らしてくれます。乳酸菌などの善玉菌は腸の動きを活性化し、消化吸収を高めます。

便秘が改善されるだけではなく、免疫力を高めてくれる働きもあり、近年注目を集めています。

私たちの身体に必要な乳酸菌は、実は食べ物にも使用されています。日本人の好きな漬物や味噌、醤油や日本酒などの発酵食品が代表的な食品です。

乳酸菌はそのほとんどが摂取後、胃酸で死滅し、残った乳酸菌が腸内でしっかりと働きます。食べ物で取り入れてた乳酸菌は3日程度で体外に排出されてしまいますから、毎日しっかりと摂り続けることが望ましいです。

乳酸菌は授乳中のお母さんにも摂っていただきたい栄養素です。実は乳児期に形成された腸内環境や腸内細菌は一生変わらないとも言われています。

母乳に含まれる乳酸菌量を増やすためにも、便秘がちのお母さんは特にしっかりと乳酸菌を摂りましょう。

ヨーグルトやチーズなど乳製品に多く含まれる乳酸菌ですが、便秘がちのお母さんはサプリメントなどで補うことも検討していただけると良いかと思います。

元気にスクスクと育つために必要な亜鉛

亜鉛は筋肉や骨、皮膚、臓器など多くの臓器に存在し、様々な酵素の構成要素となっています。

またアミノ酸からのタンパク質の再合成、DNAの合成にも必要なので、胎児や乳幼児の発育、生命維持に非常に重要な役割を担っています。

さらに骨の成長や肝臓、腎臓などの臓器で新しく作られる細胞に必要なミネラルでもあります。

亜鉛も赤ちゃんの健やかな成長には欠かせないため、授乳期からしっかりと摂りたい栄養素です。

亜鉛は牡蠣などに多く含まれますが、肉中心の生活ですと不足してしまうため、足りない分はサプリメントで補うことをおすすめいたします。

肌や髪のツヤに必要なコラーゲン

コラーゲンとはタンパク質の一種で、皮膚の70%を占めています。真皮のコラーゲン分子は、アミノ酸を3本組み合わせた三重らせん構造をしており、肌にハリと弾力を与えてみずみずしい状態を保つ働きがあります。

実はコラーゲンは栄養価としては低いと言われているため、栄養素として摂取する必要は必ずしもありません。

しかし肌や髪にツヤが欲しい、いつまでも若々しくいたい方には必要な栄養素です。コラーゲンは身体の中で生み出すことができます。

コラーゲンの生成にはビタミンCが必要ですので、日頃から生野菜や果物をしっかり食べましょう。

コラーゲンは、葉酸やカルシウム、ビタミンDなどとは異なり、授乳中に必ずしも取らなければいけない栄養素では有りませんが、美容のために摂りたいお母さんもいることでしょう。

赤ちゃんへの影響は少ないコラーゲンですが、心配される場合は主治医へ相談されることをおすすめいたします。

抗酸化作用もあるビタミンC

ビタミンCは水に溶ける水溶性のビタミンで、美容に必要不可欠なビタミンとして有名です。ビタミンCは身体の細胞と細胞を結ぶコラーゲンをつくるために必要なもので、野菜や果物に多く含まれます。

また抗酸化作用や免疫力アップの働きもあり、健康な身体づくりに欠かせないビタミンです。

ビタミンCは過剰に摂取しても全て身体の外に出てしまうため、適量を摂ることが大切です。

ビタミンCは赤ちゃんの発育にも重要な役割を果たしています。赤ちゃんの免疫機能を高め、健やかな成長を促します。

また母乳の量が増えるとも言われており、授乳期のお母さんはしっかり摂りたいものです。母乳不足に悩んでいるお母さんの悩みも解消してくれることでしょう。

授乳中はビタミンCが不足するため、生野菜や果物を多めに摂取しつつ、足りない分はサプリメントで補うとより良いと言えます。

以上、授乳期に摂りたい栄養素や摂っても良い栄養素、赤ちゃんに与える影響について述べました。次項はサプリメントの選び方とポイントについてご紹介いたします。

母乳育児の方向けにサプリメントの選び方を解説!

授乳中に摂取するサプリメント選びでまず優先にするのが安全です。“お母さん用”“母乳育児中に”など表記してあるもので、かつドラックストアなどでも購入できる大手メーカーの商品がおすすめになります。

海外製のサプリメントは、日本で承認されていない添加物が含まれている可能性があり、また用量も国内基準とは異なるため、出来るだけ避けるようにしましょう。

また、いくつものサプリメントの併用は、同じ成分が重複する危険があり、過剰摂取の原因にもなるので注意が必要です。含有成分を確認し、1~2種類ほどにしておきましょう。

母乳育児の方向けにサプリメントの選び方を解説!

サプリポートは授乳中にサプリメントを利用した方にアンケートを実施しました!

サプリポートでは611人にサプリメントに関するアンケートを実施しました。特に利用者の多い妊娠中・産後向けサプリメントに関しては、摂取時期や摂取後の変化などより詳細な質問項目を設けましたので、その回答の一部をご紹介します。

アンケートの詳細をご覧になりたい方は以下の記事をご覧ください。

妊娠中におすすめのサプリメント2選!葉酸以外に摂るべき栄養素はある?

【口コミ】授乳中にサプリメントを利用した方はどんな実感を得ている?

アンケートでは妊娠初期から産後の授乳期まで様々な期間でサプリメントを摂取していた方の声をうかがいました。授乳中に飲んでいた方は体調の良さに使用感を感じていたようでした。

・鉄分やミネラル、ビタミンも含まれていたためか、体が楽になったような気がしました
・肌荒れする頻度が下がったと思います
・特に実感はないが、生き生きしてきた気はした

授乳中におすすめのサプリメント5選!

摂るべき栄養素を含み、国産で安全性の高いサプリメントを、成分や特徴を踏まえ紹介していきましょう。

和光堂 ママスタイル マタニティチャージ

国産初の育児用ミルク・ベビーフードを開発し・販売した和光堂の商品です。「ずっと、赤ちゃん品質」をキャッチコピーに、品質を最優先に商品を製造しています。ドラックストアでも購入が可能です。

葉酸・鉄分・カルシウムに加えて、ビタミンB6・ビタミンB12も含まれています。

ビタミンB6・ビタミンB12は、葉酸との相乗効果が期待でき、また、鉄分・カルシウムの吸収率を高める効果もあります。代謝に関わるビタミンなので、赤ちゃんの成長・母体の健康に必要な栄養素になります。

ピジョン 母乳パワープラスタブレット

マタニティ・ベビー用品全般を扱うピジョン株式会社の商品です。哺乳瓶でトップシェアですが、サプリメント・離乳食などへも力を注いでおり、高品質で安全と評価も高いメーカーです。ドラックストアでも購入が可能です。

葉酸・鉄分・カルシウムに加えて、ビタミンA・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12・ビタミンC・ビタミンD・ビタミンEなどが含まれています。

赤ちゃんの発育や免疫力向上に必要なビタミン類が含まれているのが特徴で、相乗効果が期待できます。カルシウムの吸収率を高めるビタミンDが含まれているなど、効率も高まります。

ビーンスタークマム 毎日葉酸+Ca

ベビー用品全般を扱う雪印ビーンスターク株式会社の商品です。原材料から品質管理を徹底しており、品質検査も十分に行っているメーカーです。ドラックストアでも購入が可能です。

葉酸・カルシウムに加え、ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12・ビタミンDなどが含まれています。

特徴は、噛んで食べるタイプのタブレットで、水なしで摂取することができます。ブドウ味で美味しく摂取できると、人気の高い商品です。

赤ちゃんの発育に大切な栄養素!森永乳業 ママのDHA

DHAは脳細胞を活性化させるためお母さんだけでなく赤ちゃんにとっても必要な栄養素です。

このサプリメントは1日3粒でDHAが350mgも摂ることができます。精製された魚油を使用しています。

「ママのDHA」は植物由来のソフトカプセルを使用しており、のどにはり付かず飲みやすいことが特徴です。また小粒で3粒でも負担なく飲むことができます。

27品目のアレルギー物質は不使用なので安心ですね。お値段もお手頃ですので、是非お試しください。

口コミ
・小さい粒で錠剤が苦手な私でも飲むことができました
・子どものことを考えて飲み始めたところ、自分自身の集中力も高まりました
・リーズナブルで続けやすい

しっかり摂りたい!必須ミネラル DHC 亜鉛

大手健康食品メーカーが販売するこの製品は、毎日の食生活で不足しがちな亜鉛を1日1粒で補うことができます。

体内の約300種類ある酵素に関わる亜鉛に、セレンクロムなどのミネラルをプラスしたサプリメントです。成長期の子どもにもおすすめです。

原材料にこだわるたけではなく、出荷までの品質管理にもこだわっています。高品質にも関わらず、低価格であるため継続しやすいこともDHC製品の魅力です。

口コミ
・高品質で低価格のため継続しやすい
・小粒のため飲みやすい

以上、授乳期に摂りたい栄養素とサプリメントをご紹介いたしました。赤ちゃんとお母さんの健康のために、今の食生活について見直してみてはいかがでしょうか。