脳のためのサプリメントランキング!疲労回復や活性化させる成分とは?

目次

脳が老化する原因とは?防ぐ方法はあるの?

認知症という言葉が定着し、認知症に対する関心が高まってきています。物忘れに気付くと、認知症になってしまうのではないかと不安になる方が多いかもしれません。

しかし認知症ではなくても、物忘れは起きてしまいます。それは脳も年齢と共に老化してしまうからです。ではなぜ脳の老化が起こるのか説明していきます。

脳が老化する原因は?

脳の老化は一つの問題だけが原因ではありません。しかし徐々に起きる脳の萎縮は、原因の一つとされています。脳が発達するのは20歳くらいまでで、その後徐々に脳の機能は下降していきます。

働き盛りの40代や50代でも前頭葉から萎縮し始め、60代では正常な老化でも画像で分かる程萎縮しています。

脳が萎縮してしまう原因に神経細胞が減ってしまう事があげられます。神経細胞とは電気信号で情報を伝え合う細胞で、脳にある神経細胞数は脳全体で千数百億個にもなります。

その神経細胞が年齢と共に減少する事で、徐々に脳も小さく萎縮していくのです。その他、脳の萎縮は動脈硬化などによって、血流が減少しても起こるという説があります。

また活性酸素による脳の酸化によっても、脳の老化は起こります。

アルツハイマー型認知症では、脳にアミロイドβという特殊なたんぱく質が蓄積する事が原因とされています。アミロイドβは活性酸素を多量に作り出し、脳を酸化させてしまうのです。

体の2%の重さしかない脳ですが、酸素の量は体の1/4にもなり、脳は元々酸化しやすいのです。アルツハイマーではなくても、ストレスが高い状態が続くと、脳に活性酸素が増え脳を酸化してしまいます。

脳の老化を防ぐ方法は?

今までは、神経細胞すべてが年齢と共に減少してしまうとされていました。しかし最近では、海馬という記憶に深く関係する場所では、一生新しい神経細胞が産まれてくると分かっています(神経新生)。

加齢でもこの神経新生の回数が減少してしまいますが、ストレスを受ける事で増々回数は減少してしまいます。

そのため、ストレスがかからない生活をすれば、神経新生への影響を少なく出来るという事です。

しかし、現代は脳を使って考える環境が非常に多く、脳に与えられる負担が大きいだけでなく、記憶や学習などあらゆる選択を毎日のようにこなしています。

その他、脳の老化防止になるのは次のような生活習慣です。

有酸素運動を毎日続ける

神経新生が行われる海馬は、有酸素運動によって大きくなる事がわかっています。

新しい事を何か学んでみる

新しい事をしようとすると、脳の司令塔である前頭葉が活性化します。

指先を使う作業をする

指先は多くのセンサーがあり感覚情報が脳に送られ脳に刺激を与えます。

他人とコミュニケーションを図る機会を増やす

相手の顔を見ながら会話をすると前頭葉が活性化します。

相手を気遣う事が出来る

相手を思いやる余裕を持ち、周りを見て行動すると前頭葉が活性化します。

睡眠時間を十分に取る

睡眠時間が短くなると、脳の老化が進んでしまう事がわかっています。

また最近、アルツハイマーなどを研究している医師たちが提唱しているものに、薬よりも人間の変わろうとする力がアルツハイマーを防ぐというものがあります。

アルツハイマーだけでなく、脳の老化も変わろうとする力が必要だと言えます。

脳に疲労はたまるの?回復する方法が知りたい

普段何気なく「疲れている」と感じている私たちですが、脳の「疲労」は上記で解説したアミロイドβタンパクをはじめとする物質が溜まってしまっている状態を指します。

通常ならこうした物質は人間の体の機能によって処理されますが、それが間に合わないと細胞がどんどん痛んでいき、その傷を察知した免疫機能を司る細胞が免疫サイトカインというシグナルを発します。

疲労している状態だと全身がエネルギー不足になっており、免疫サイトカインのシグナルに体が対応できず、疲労が回避されません。

そのため誰しも脳に疲労を抱える可能性を持っています。

しかし脳の疲労は筋肉痛のようにどこかが痛むわけでもなく、その疲労を回復する直接的な方法は、現在はまだ見つかっていません。

現状では上記に挙げたようにしっかり睡眠をとることや、ストレス解消、栄養バランスの改善、運動など様々な取り組みでアミロイドβタンパクが増えるのを防ぐことが重要になります。

脳に炎症が起こるって何?解消する方法はあるのか知りたい

顔にニキビができたとき、赤く目立って見えます。また喉の中が真っ赤で、病院で「炎症を起こしている」と言われた経験はありませんか。

炎症は体が傷ついた部分を癒したり、死んだ細胞を除去したりしている状態を指し、通常はニキビなら炎症は収まって赤みが消え、風邪なら喉のかゆみや痛みは治まります。

この時に活動しているのが、上記の脳疲労の部分で解説した免疫機能を司る細胞です。

脳の場合は「細菌やウイルス、結核、カビなど病原体が侵入した感染症」や「もともと自分の体を守るはずの免疫機能が脳神経や細胞を攻撃している」ことが原因として挙げられます。

近年、後者は一部のうつ病や認知症の原因とも考えられ、その原因の特定とともに新たな治療法の開発が期待されています。

緊急性が高い場合は病院へ

急激に脳内や脳の周りを覆う髄膜に炎症が起きた場合、数日のうちに頭痛、発熱、意識障害、首の硬直、嘔吐、けいれん、失語、空間認知の損失などが発生します。

1日のうちに状態が悪化することもあれば、数日かけて変化することもあります。

緊急性が高いことも多く、特に免疫力が低下している人は注意が必要なため、気になる症状があれば早めに病院を受診しましょう。

脳が老化する原因とは?防ぐ方法はあるの?

脳に良い食品・成分とは?

脳に良い成分とは、脳の酸化を抑えたりアミロイドβを分解出来る成分、脳の神経細胞を活性化出来る成分、また血流を増やす事が出来ると言われる成分になります。

アルツハイマーの原因を抑制する、抗酸化成分のオレオカンタールとアスタキサンチン

オレオカンタールは、オリーブオイルの中で品質の高い、エクストラバージンオイルに含まれる成分です。この成分が、アルツハイマーの原因であるアミロイドβの蓄積を抑制する事がわかりました。

また、カロテノイドの一種であるアスタキサンチンを摂ると、海馬の神経新生を活性化させる事が出来るという研究結果が出ています。

認知機能低下を予防する、オメガ3系脂肪酸(αリノレン酸、EPA・DHAなど)

DHAは認知機能低下を予防する効果があったとする報告があります。また、血栓を予防し血流を改善する事で脳の老化を防ぎます。いわしや鯖などの青魚や亜麻仁油などに多く含まれます。

神経伝達物質の材料となる、レシチン

神経伝達物質であるアセチルコリンの材料になる成分です。レシチンを摂る事によって記憶障害が改善出来たという報告があります。大豆や大豆製品に多く含まれる成分です。

コリンやホスファチジルセリンはどう違うの?

どちらも大豆から得られるリン脂質の1種で、大豆以外にも動植物や微生物に広く存在しています。

コリンは体の中に入るとレシチンの材料になり、最終的にアセチルコリンとなります。他にもビタミンの働きを助ける効果を持っています。

ホスファチジルセリンは、体内に入ったホスファチジルコリンやホスファチジルエタノールアミンなどから生成されます。

限定的に、高齢者の認知症リスク低減や、運動による筋肉損傷の低下、注意欠陥多動性障害の記憶と症状に対する改善が期待されています。

注意欠陥多動性障害においては、1日当たり200mgの大豆由来のホスファチジルセリンを摂取したことで、不注意や衝動が優位に改善したと分かっています。

代謝異常を防ぐ、ビタミンB6・ビタミンB12・葉酸

三つを一緒に摂る事で、アルツハイマーや動脈硬化になるリスクを高めるホモシステインの代謝異常を防ぎます。どれもレバーに多く含まれます。

記憶障害が改善できる、イチョウ葉エキス

イチョウ葉エキスに含まれるフラボノイドは、ドイツなどでは記憶障害が改善できる医薬品として使用されています。食品にはありません。

ミミズサプリメントって何?効果があるって本当?

近年注目を受けるのが、脳梗塞や動脈硬化を生じた血管内におけるプラークの改善に効果があると言われる「食用ミミズ乾燥粉末(LR末)」です。

この理由として、食用ミミズ乾燥粉末に多く含まれるルンブロキナーゼという酵素に、皮膚にかさぶたを作る止血機構であるフィブリンという物質を分解する効果があるためと考えられています。

ただ研究が数多く行われているわけではなく、脳血栓に関する効能も臨床試験が十分ではないとする見方もあります。

またルンブロキナーゼ自体も詳しい情報が解明されておらず、飲んではいけない人はいるのか、薬への影響はあるのかなど不明確な点も多いため、積極的におすすめはできません。

脳サプリメントは注意したい点も多い

脳に良いとされるサプリメントは多種多様で、良く上げられる栄養素として核酸があります。

核酸は私たちの体の様々なプログラムを司る、DNAやRNAのことです。卵など様々な食品に含まれており、普通の食事に含まれる核酸や、核酸を含む乳児用ミルクには問題がないとされます。

しかしサプリメントとして高濃度に凝縮された場合は、安全性についてきちんと確かめられているわけではなく、医薬品やハーブ、そのほかのサプリメントとの相互作用もまだ分かっていません。

脳疲労に良いとされる成分が多数含まれている場合は、それぞれの相互作用についても考慮して選ぶことをおすすめします。

そもそもサプリメントが脳に効果あるの?

脳には摂取したすべての栄養素が届くわけではありません。脳には血液脳関門という脳を保護する為にあるバリアがあり、そこを通過出来ない栄養素も多いのです。

同じオメガ3系脂肪酸でも、DHAは血液脳関門を通過出来ますが、EPAやαリノレン酸は通過出来ません。

他に、アスタキサンチンやレシチンなども、数少ない血液脳関門を通過する事が出来る成分とされています。

サプリメントは血液脳関門を通過出来る成分だけを食品から抽出し、高配合にする事が可能な為、脳にダイレクトに良い成分を届ける事が出来るのです。

脳に良い成分が確実に脳に届けば、脳に効果があると言えるはずであり、血液脳関門を通れなくても、血流を改善する事などで結果的に脳に良い成分となるものもあり、どちらもサプリメントで補う事は可能です。

またバランスの良い食事は脳に良いとされますが、イチョウ葉エキスは食品からは摂取出来ず、オメガ3系脂肪酸など体内では作れないものは、毎日食品から摂らなければいけません。

オメガ3脂肪酸の1日の必要量は成人で1.6gから2.4gとなっていますが、半分程度しか摂れていない方が多いのが現状です。その他、ビタミンB6ビタミンB12葉酸などが多いレバーを食べられない方もいます。

すべてを毎日バランスよく食べる事は、かなり難しい事なのです。その為に、不足している成分に関してはサプリメントで補い、バランスを保つ事も大事ではないでしょうか。

サプリメントは無添加で合成成分で作られているものでなければ、食品と変わりません。過剰に摂らないように、また持病がある方は医師などに相談してから飲み始めると安心できます。

子供におすすめの脳サプリメントはある?

基本的に、成人していない子供へサプリメントを与えることはおすすめできません。

子供向けのサプリメントもありますが、年齢に応じて栄養量が異なるほか、子供の栄養状態によっては摂取量が多くなりすぎてしまうこともあります。

過剰に摂取された栄養は肝臓を通って体外に排出されますが、それが多くなりすぎると肝臓が疲れ切ってしまい、体調不良やその後の健康に害を及ぼすこともあります。

また病気や薬の治療を受けている場合、サプリメントが薬や治療の効果に影響を及ぼすこともあるため、医師や薬剤師に相談した上で、子供にとって安全なものを選ぶことが重要です。

一方で、子供が「このサプリメントを試したい」と興味を示した場合は、一緒にそのサプリメントが本当に体にとって必要なものか考えてみましょう。

「今流行っているから」「友達も飲んでいるから」という理由は、自分にとってそのサプリメントが安全なものと判断する根拠になりません。

たとえば、乳糖不耐症であることを十分に理解した人なら、乳糖を使用したサプリメントかどうかチェックしたうえで、自分の体にとって負担にならない範囲で利用することができます。

子供が興味を示した段階だと、そこまで注意できていないかもしれません。一緒にチェックすることで、負担にならない範囲なのか知ることができます。

機能性表示食品から選ぶのはあり?

機能性表示食品とは、ビタミンやミネラルにおける1日当たりの推奨摂取量に応じた基準値内の成分を含む食品のことです。

サプリメント以外にも、たとえば鉄分カルシウムを多く含むヨーグルトや、ビタミンCを基準値分含んだドリンクが挙げられます。

こうした食品タイプの機能性表示食品は、子供向けの製品も多いため栄養不足回避に活用できることもあります。

脳のためのサプリメントランキング!

脳に良い成分が配合されており、口コミで脳が活性化したとされるレビューが多かったサプリメントをご紹介していきます。

第1位 小林製薬 DHA イチョウ葉 アスタキサンチン

脳に良いDHAが597mg、イチョウ葉エキス120mg、アスタキサンチン約17mg配合です。特に脳まで届くDHAやアスタキサンチンが配合されている為、効果が期待できます。1日の目安は3粒です。

口コミ
・服用後1時間半くらいで語彙が増える
・高齢の母親の認知症が若干改善された
・頭がスッキリしめまいもなくなった
・いろいろ思い出すのに時間がかからなくなった

第2位 アサヒ ディアナチュラ DHA with イチョウ葉

1日の目安4粒でDHAが500mg、EPAが65mg、イチョウ葉エキスが12mg配合されています。脳に効いたという口コミが多く期待出来るサプリメントです。

口コミ
・集中力が増して作業が捗るようになった
・難しい本でも長時間読めるようになった
・以前より思考力がアップしている
・認知症気味で不安だったが記憶力が回復した

第3位 DHC さえざえ

脳に良いとされる成分が6種類も配合されています。中でもDHAやレシチンなど脳にダイレクトに届く成分が含まれており効果が期待できます。1日の目安は2粒が目安です。

口コミ
・短時間しか集中出来なかったが落ち着いて集中出来るようになった
・ぼんやりする事が減った
・読んでいる本の内容が入りやすくミスもなくなった
・うっかりが改善された

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DHC(ディー・エイチ・シー)

DHA・EPAの配合量で選ぶなら、さかな暮らしダブルがおすすめ!

DHA・EPAが脳の老化防止におすすめであるということは前述した通りですが、DHA・EPAの使用を謳っている商品でもその配合量が十分でないことは少なくありません。

さかな暮らしダブルにおける1日あたりのDHA・EPAの合計配合量は860mgです。上記でおすすめした商品と比較すればその豊富さが分かると思います。

記憶力を維持する」という機能性表示が認められていて、品質管理・酸化対策もしっかりされているサプリメントですので、確かな実感力があって安全安心な商品を利用したいという方におすすめです。

さかな暮らしダブルの口コミ、効果はどう?アマゾンや楽天で買える?