イライラを解消する?サプリメントのおすすめ2選!ストレスを抑える栄養素や方法を解説!

ストレスの原因とは?

現代の私たちは、毎日がせわしなくいつも何かに追われています。

さらに様々な技術の発展や核家族化、少子高齢化などにより、仕事や家庭での人間関係は、昔よりも複雑になっているように感じます。

こういった環境の中では、良くも悪くもストレスが多いものです。適度なストレスは私たちの気持ちや生活にメリハリをつけます。

しかし強すぎるストレスが続くことで、気持ちが落ち込んだり、やる気がでない、お腹の調子が悪いといった症状を引き起こす恐れがあります。

このような私たちの生活にありふれているストレスの正体はいったい何なのでしょうか。

そもそもストレスとは、外部から何らかの刺激を受けたときに生じる緊張した状態を指します。

外部からの刺激とは、例えば暑さや寒さなどの天気による身体的な刺激などもありますが、仕事上や家庭内の人間関係がもたらす精神的な刺激もあります。

日常的にある様々な刺激が私たちのストレスとなり、良くも悪くも私たちの生活にメリハリを与えます。

そして強すぎるストレスは気持ちの余裕を奪い、やがてイライラとなっていきます。

こうしたイライラが続くことはとても辛いことです。少しでもイライラを和らげていくことが大切です。

更年期にイライラしやすいのはなぜ?

ここでストレスの一例として、女性のストレス、特に更年期障害の症状に伴うイライラについてみていきたいと思います。

更年期による症状は閉経前後に起こると言われています。

原因は女性ホルモン(エストロゲン)の変化と言われています。

エストロゲンは月経を引き起こすだけではなく、体温を上げたり、神経系に影響するとも言われています。

エストロゲンのバランスが乱れることで、体温が安定せず発汗が多くなる、血中の脂質が上昇するといった身体的な変化や、落ち込んだり、イライラするといった精神的な変化を引き起こします。

これはセロトニンというホルモンの生成に、エストロゲンが関与しているためです。

セロトニンは神経伝達物質の1つであるノルアドレナリンをコントロールする作用を持っています。ノルアドレナリンが過剰になりすぎると、感情をコントロールしづらくなります。

これはノルアドレナリンが人間の感情を興奮させ、集中力を高めるほか、心臓をドキドキさせたり血圧を上昇させたりする作用を持つためです。

一方のセロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれ、心を穏やかにし平常心を保つように働きかける作用を持つことから、セロトニンが減少すると心がイライラしやすくなります。

セロトニンの減少は更年期症状に限らず、自律神経が乱れているとき、セロトニンの原料となるタンパク質が不足しているときなど、様々な原因で起こります。

誰にでもセロトニンの減少は起きうることであるものの、更年期障害を抱える人はより一層起きやすい状態にあると言えます。

薬がイライラの原因になることもある

疾患を抱え、たくさんの薬を飲んでいる場合、イライラとした気分や、怒りっぽさ、不機嫌さが薬の副作用で起きていることもあります。

一部の抗うつ薬やてんかん、躁うつ病に使用される薬の中には、副作用として気持ちが怒りっぽくなるケースがあります。

またうつ病を起こしやすい薬として、一部の降圧薬、花粉症などに使われる抗ヒスタミン薬、経口避妊薬、インターフェロン製剤なども挙げられます。

処方された薬を飲み始めてから体調に変化はないか、いつもと違うことはないか、確認しておきましょう。

薬がイライラの原因になることもある

【タイミングや年代別】イライラの理由・おすすめサプリメント

イライラするのは、誰にでも起こることです。そのためイライラするタイミング、その原因も年齢や性別によって異なります。

生理前やPMS(月経前症候群)でイライラする理由は?

生理前にイライラし、メンタル的に落ち込むことについて、はっきりとは科学的に解明されていません。

黄体ホルモンが増える一方でエストロゲンが減少し、結果としてセロトニンが減少することなどが理由と言われますが、詳しくは分かっていないのです。

またホルモンの変動は同じでも、イライラを感じる人がいる一方で、感じない人もいます。中学生や高校生の頃はイライラしなくても、成長するにつれイライラを感じやすくなる人もいます。

これはストレスがかかりやすい時期であること、今後の人生について思い悩むことが増えたことで、ストレスが増えていることが原因と考えられます。

ストレスが増えているとイライラしやすくなるため、まず心身を整えるためにストレス対策も心がけましょう。

生理前やPMSにおすすめのサプリメント

お腹の痛みや体調不良で栄養面のバランスが崩れやすいため、マルチビタミン&サプリメントや、生理によって不足する血液補充のためにヘム鉄サプリメントがおすすめです。

また西洋ハーブを原料とする佐藤製薬の「サトウ チェストツリー」や、生薬を原料とする小林製薬の「命の母ホワイト」はサプリメントの中でも比較的手に入りやすいものです。

ただしあまりに痛みが辛かったり、イライラがコントロールできない、という場合には、婦人科を受診することをおすすめします。

医師としっかり相談しつつ、漢方療法やホルモン療法など、自分に合う治療を探していきましょう。

産後や子育て中のイライラの原因はなに?

子育てや自分の体調の悪さなどが一度に降りかかる、生活環境の変化が大きな原因の1つです。

妊娠と出産、その全ては命がけで行う行為であることを、しっかり覚えておきましょう。

しかし体が辛いからこそ、できればイライラしたくない、穏やかに過ごしたいのは誰しも思うことです。

ところが産後は慢性的な睡眠不足や、育児に24時間かかりっきり、女性ホルモンの分泌量が一気に減少して体もそれに慣れず疲れ切ってしまい、イライラするのも当然な状況と言えます。

また授乳する過程で分泌されるプロラクチンというホルモンには、母性の芽生えを促す作用もありますが、同時に「お母さんとして子供を守らなきゃ!」という意志が強く出ることがあります。

それは夫や自分の母親など、育児に関わる人や身近な人にも向けられます。

夫や周りの人に怒りが向きやすいのは、子供を守りたいという気持ちと、自分の時間をさらに使われることへの怒りも原因です。

栄養補給をサプリメントに頼るのもあり

赤ちゃんにも栄養をたくさん与えるため、産後の女性の体はボロボロの状態です。体を動かすことも大切ですが、休息と栄養補給も重視しなくてはなりません。

その回復のためにも、筋肉のもととなるタンパク質や血液のもとになる鉄分、体内の細胞が働くのに必要なビタミンやミネラルなどの摂取をサプリメントに頼ることも1つの方法です。

出産した後で探すのは大変なことが多いため、妊娠中から自分に合いそうなものを用意しておくと良いでしょう。

サプリメントを使うことが心配な場合は、ハーブティーという方法もあります。

たとえばカモミールティーはノンカフェインで、リラックス効果や安眠効果、体を温める効果、胃腸の働きを助ける効果が期待できます。

また産後にも飲めるイライラに対する市販薬としては、ツムラの「抑肝散」が挙げられます。ただし、必ず自分が受診している産婦人科、もしくは薬剤師に相談してから飲み始めましょう。

酷くなるとイライラを赤ちゃんにぶつけてしまうことも

産後のイライラ感は誰にでも起こることであり、自分を責める必要はありません。

しかし産後のイライラは、時に赤ちゃんに対し暴力という形で現れることもあります。また産後うつと言って、産後にかかるうつ病になる可能性も低くありません。

産後うつは放置すると「赤ちゃんが可愛くない」「もう自分は子育てなんてできない」といった気持ちが限界に達し、時に自殺という道を選んでしまうこともあります。

自分でイライラを解決できないときは、早めに婦人科や心療内科に相談してみましょう。

「イライラ程度で病院にかかるなんてありえない」と感じる人もいるかもしれませんが、イライラが収まらないということは、自分で自分の気持ちをコントロールできないほどストレスが多いと言えます。

ホルモンバランスや疲労感だけでなく、思いもよらぬ理由が原因になっている可能性もあります。

病院にかかることで効率よくイライラを解消し、ローストレスで赤ちゃんに接する機会を増やすことに繋がります。

また薬やサプリメントを飲むことに対する母乳への影響など、気になる点もしっかり相談できるため、不安や悩み事を減らすことにもつながります。

子供によくあるイライラの原因は?

子供がすぐに怒りを爆発させたり、イライラしたりする原因には、分かってほしいことや助けてほしいことを適切に伝えられないという側面があります。

2歳ごろになって、やれることが増えてくると、できるはずなのにできないことに対し「どうして分かってくれないの?」と言う気持ちや「何故助けないの?」とイライラし始めることがあります。

自分の欲求を、怒りという形で表し、なんとか伝えようとしているのです。

しかし怒りをそのまま伝えることでコミュニケーションが成立してしまうと、その後も怒りで自分の欲求を伝えがちになってしまうこともあります。

どうすれば相手に伝わるのか、少しずつ学んでいくことでイライラや怒りを自分でコントロールできるようになります。

そのイライラを抑えつけていいのか考える

子供の場合、サプリメントをむやみに使うことは基本的におすすめできません。

薬の場合は、子供が飲んでも体調に影響がない量や、万が一起きる可能性のある副作用についてもしっかり確認が行われています。

しかしサプリメントの場合、食品の範囲に入るとはいえ、子供が飲んだ場合どんな影響があるのか分からない成分が含まれていることもたくさんあります。

大人にとっては少量でも、子供にとっては過剰摂取になるような量が含まれていることもまれにあります。

また子供のイライラは、成長する過程で、次第に自分の欲求を伝えるコミュニケーションの幅が増えている途中にある証拠でもあります。

サプリメントをむやみに用いず、まずは子供の話を聞くことが大切です。

伝わりづらさにイライラしているかも

成長してからもイライラが続いたり、極端に怒りっぽかったりする子供によっては、発達障害が理由になっている場合があります。

発達障害の場合、怒りっぽくなる理由として、他の人にとっては当たり前でも、その人にとってはイライラして怒りたくなるほどの混乱が、日常的に多発している可能性があります。

発達障害は人それぞれで、グレーゾーンと呼ばれる発達障害かそうでないかどちらとも言えないケースも少なくありません。

また自分が感じている感覚を相手にどう伝えたらいいか分からない、言葉がなかなか出てこないといった伝えづらさを抱えていることもあります。

子供の場合、大人以上に自分の気持ちが言語化できないことが多く、困っていてもじっと黙ってしまうことがあります。

また大人の気持ちも敏感に感じ取るため、たとえ両親であってもイライラしている大人に相談できず、何も言えないまま黙っていることも少なくありません。

男性によくあるイライラの原因は?

男性のストレスの原因として挙げられるのが、仕事を通して自分とは違う価値観の人や新しい環境、新たな人との出会いを日常的に繰り返す傾向が強いためです。

また上司と部下の間に立つ、責任者として大きなプロジェクトを請け負うなど、仕事に関するイライラが特に多いようです。

40代以降になると「更年期」に入り男性ホルモンであるテストステロンの分泌が減少し始め、男性更年期障害が起きる人も少なくありません。

更年期障害は女性特有の症状ではなく、男性にも同様にみられ、症状も動悸や発汗、疲労感、張り合いのなさ、イライラ感といったものがよく現れます。

またイライラ感は、実は糖尿病高血圧でも発生することがあり、お酒を飲む頻度が比較的高い男性にはありがちです。

かかりつけの医師がいるようならまず相談を行い、原因に応じた治療を受けることも大切です。

軽いイライラ感におすすめのサプリメント

基本的にはストレス発散でイライラ感を改善するのがおすすめですが、それでも改善が上手くいかなかった場合には酸化ストレスを抑える効果を持つサプリメントを使う方法もあります。

基本的には食事の改善によって、抗酸化作用を持つとされるビタミンEやβカロテンなどを摂取することが可能です。

手軽なものとしてはDHCの「ビタミンC」や「ビタミンE」などが、手に入りやすく、かつ果物をほとんど食べない人にはおすすめです。

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DHC(ディー・エイチ・シー)

ストレスを抑える方法を解説!

前述した通り、適度なストレスは私たちの生活になくてはならないものですが、過度なストレスは健康障害を引き起こします。

現代社会で生き抜いていくために、強すぎるストレスは上手に抑えていくことが必要です。

ストレスを抑える方法を簡単にご紹介します。

  1. ストレスがかかったときに深呼吸したり、好きな音楽を聴く
  2. 美味しいご飯を食べたり、エステなどでリラックス状態を作る
  3. ランニングなど、適度なスポーツをする
  4. 旅行に行き気持ちをリフレッシュする

上記はストレスがかかった時の対処法になりますが、ストレスを感じにくい考え方などを身につけることも重要です。

「こうであるべき」といった「べき思考」は同じストレスでも強く感じやすいと言われています。

「こうであっても良い」というような怒りやイライラのボーダーを下げるような考え方を身につけることで、入ってくるストレスを抑えることができます。

ストレスと上手に付き合っていくために、ご自分に合った方法を是非身につけてみてください。

ストレスに効果的な栄養素とは?

ストレスに効果的な栄養素とは、主にカルシウム、DHA、EPA、サポニンです。それぞれの栄養素が含まれている食品と働きを説明します。

カルシウム牛乳やチーズなどに含まれています。カルシウムは神経の興奮を抑える効果があります。カルシウムを効果的に吸収するためにはビタミンDを取ることも大切です。

DHAやEPAは青魚に多く含まれます。これらの栄養素は脳の情報伝達経路で抑制的に働き、気持ちを落ち着かせる手伝いをしてくれます。イライラしているときこそ、魚を積極的に摂りたいものです。

更年期に伴うイライラには、女性ホルモンに類似している大豆イソフラボンやサポニンを多く含む高麗人参がおすすめです。サポニンは自律神経の乱れを整えてくれます。

上記食品をバランスよく摂ることで、イライラを少しでも落ち着かせることができると良いです。

イライラを解消できる薬

たとえば不安や緊張によるイライラとした気持ちに対する効果を持つ市販薬として、抑肝散という漢方を利用した「アロパノール」が挙げられます。

ただ市販薬に頼りすぎるのも、あまりよくありません。

市販薬では軽度の精神症状には対応できても、それ以上の苦しい状態には対応できないことがしばしばあります。

また、治療すべき範囲に対し、本当にその市販薬で良いのかどうか、診断と言う意味では役に立ちません。

病院では原因に応じて薬が処方されるため、イライラを長続きさせるだけでなく、何が自分にとってイライラの原因になっていたかも分かるというメリットがあります。

また薬を使った治療だけでなく、認識を少しずつ変えていく認知行動療法や、カウンセリングによる治療もあります。

イライラの原因が分かれば、そこから離れる工夫をするだけで解決することもあります。

そのため、市販薬やサプリメントを使ってもイライラ感が消えずに長続きするようなら、病院に頼ることも検討しておきましょう。

サプリポートはイライラ解消などメンタル関連サプリメントの利用者にアンケートを実施しました。

サプリポートでは611人にサプリメントに関するアンケートを実施しました。特に利用者の多いメンタル関連サプリメントに関しては、記述式の質問項目を設け利用実態を詳しくうかがいましたので、その回答の一部をご紹介します。

アンケートの詳細をご覧になりたい方は以下の記事をご覧ください。

ストレスにおすすめの市販サプリメント3選!DHCやファンケルは?

メンタル関連サプリメントの利用目的とは?

イライラへ対処したいという目的は、メンタル関連サプリメントの中で最も多い目的となりました。

・日常のイライラの軽減のため
・PMS、プレ更年期のイライラの改善のため
・仕事からのストレスがあるから

【口コミ】メンタル関連サプリメントを利用した後の変化とは?

イライラが抑えられている、回数が減っているという方が多く、睡眠に関して変化を感じている方も目立ちました。

・落ち込みやイライラが軽減された
・ちょっとのことだとイライラしなくなった
・処方薬との併用で眠りが深くなった、寝つきが良くなった

イライラを解消する?サプリメントのおすすめ2選!

「最近イライラすることが多い」という方はしっかりと食事内容を見直した上で、それでも仕事やプライベートが忙しくてバランスの良い食事がとれない場合はサプリメントで補うこともできます。

ここでは、おすすめのサプリメントをご紹介します。

イライラ、気持ちの落ち込みにおすすめ!小林製薬の栄養補助食品 DHA・EPA

ストレスに効果的な栄養素として前述した通り、青魚などに多く含まれるDHAやEPAには、気持ちを落ち着かせる働きがあると言われています。

イライラすることが多かったり、気持ちの落ち込みがある人におすすめの商品です。マグロやイワシなどの魚が原材料になります。

1日の目安は6粒程度で、ソフトカプセルなので飲みやすいです。筆者自身も仕事が忙しくなり、ストレスが強くなるとこの商品を使用します。

飲んだ安心感もあり、スッと気持ちが落ち着く実感があります。最近ストレスが溜まってイライラすることが多い方は是非お試しください。

更年期のイライラにはコレ!ていねい通販 高麗美人

更年期に関するサプリメントは大きく分けて「大豆イソフラボン」が主成分のサプリメントと「高麗人参」が主成分のサプリメントに分かれます。

ていねい通販の「高麗美人」はその名の通り、高麗人参のエキスがふんだんに含まれているサプリメントです。

高麗人参のサポニンが自律神経の乱れを抑え、イライラする気持ちを落ち着かせてくれます。

この商品の1番の魅力は何と言っても価格がお手頃であることです。更年期のサプリメントは良くなったらすぐにやめるというよりは、続けていくことで諸症状の緩和の手助けをします。

そのため、続けやすい価格であることはとても大切です。

また「高麗美人」のおすすめポイントは、薬剤師常駐の相談窓口があることです。他の薬への影響などを気軽に相談することができます。

値段もお得な上、サポニンがしっかり含まれていて、相談の窓口もしっかりしている「高麗美人」はおすすめです。

イライラはとても辛いものですが、効果的なストレスを抑える方法と、バランスの良い食事やサプリメントを上手に活用しながら、ストレスの多い現代社会を乗り越えていきましょう。