認知症にサプリメントは効果ある?おすすめ6選!

そもそも認知症とは?どのような症状がある?

認知症とは、脳の障害により、記憶力・理解力・判断力などが低下する状態・病気のことをいいます。

加齢による物忘れとは異なり、神経細胞の低下など、器質性障害によるもので、忘れたという自覚もありません。

認知症は大きく分けると、アルツハイマー型認知症と脳血管性認知症に分けられます。

アルツハイマー型認知症は、アミロイドβというタンパク質が脳内に溜まることで、記憶をつかさどる海馬を中心に神経細胞が死滅していき、脳全体が萎縮していきます。

認知機能障害・徘徊・被害妄想などが特徴で、患者全体の約7割を占める認知症になります。

脳血管性認知症は、脳血管障害が原因で、血液循環が悪くなり、それにより脳神経細胞が死滅することで起こります。認知機能障害・手足のしびれ・精神不安定など、障害部分により症状が異なるのが特徴です。

認知症による記憶力や思考力の低下は、段階的または急速に進行し、日常生活に支障をきたしてきます。加齢の関係もあることから、今後間違いなく身近な病気になっていきます。

脳を活性化、認知機能を維持する方法はあるの?

様々な研究から認知症の発症には、生活習慣や環境が大きく関係していることが分かってきており、発症リスクを軽減することは可能になっています。

生活習慣病は大きな発症リスクとなり、DHAやポリフェノールなどの摂取を心がける食事や適度な運動が効果的とされています。

また、喫煙も発症リスクです。

非喫煙者と比較すると認知症の発症率が最大で約2倍になるという研究データもあります。

対人習慣(人とのコミュニケーション)や考える習慣はとても重要になり、記憶や思考、計画など日々意識して行い、頭を使うことは、発症を遅らせるために効果的であることが分かっています。

糖尿病とも深い関係がある?

糖尿病になると、そうではない人に比べ脳血管性認知症に約2.5倍なりやすいとされます。

参考 認知症

またアルツハイマー型認知症になるリスクも高まり、そうではない人に比べ約1.5倍なりやすいとされます。

この数値には様々な研究結果があるものの、糖尿病になると認知症になるリスクが高まることは事実です。

理由として、高血糖の状態が続くと血液の中を大量の糖分が流れ続けるようになり、それが動脈硬化に繋がります。

動脈硬化が進行すると脳血管性認知症になりやすく、かつ、血液の流れが悪くなることからアルツハイマー型認知症の原因であるアミロイドβというタンパク質が脳内に溜まりやすくなります。

アミロイドβはインスリン分解酵素が分解してくれるのですが、糖尿病の人はインスリン分解酵素自体少なくなってしまうため、よりアルツハイマー型認知症になるリスクも高まるのです。

また糖尿病では糖分をうまく代謝できないため、脳が必要とするブドウ糖が十分に行き届かないことも理由とされます。

認知症と糖尿病、双方の予防を同時に行うことが大切です。

認知症を予防する食事は?

食事によって認知症を完全に防ぐことはできませんが、リスクを減らすための「食事習慣」は可能です。

魚や野菜、果実、穀物をメインとするバランスの良い食事は、魚油に含まれるDHAやEPAを食事から適切に補給でき、葉酸やビタミンA、C、Eなども補えます。

バランスの良い食事は、摂取カロリーや塩分も比較的少なめで、肥満・高血圧予防に繋がります。

生活習慣病が認知症の大きな発症リスクになることを踏まえると、カロリーと塩分を控えることはとても大切です。

認知症のリスクを高める食品は?

ラードなど肉の脂身、マーガリン、ショートニングといった、トランス脂肪酸を豊富に含む食品を摂りすぎると、動脈硬化のリスクが高まります。

動脈硬化は脳梗塞発症の要因であり、脳梗塞が発症すると脳血管性認知症のリスクが高まります。

また自分では料理に使っていなかったとしても、市販のお惣菜や菓子パン、ファーストフードに豊富に使われていることが多い食材です。

数日に1回など、たまに摂る分には問題ありませんが、毎食こうした食品が主食となる生活を長期間続けると危険です。

認知症を予防する食事は?

認知症予防・対策に有効な成分はある?

様々な研究や臨床試験により、認知症予防に効果的な成分が多く発見・報告されています。

米ぬかのフェルラ酸

フェルラ酸は、ポリフェノールの一種で、植物の細胞壁に含まれる成分です。野菜にもごく少量含まれていますが、米ぬかに多く含まれていることで有名です。

抗酸化作用があり、脳細胞の老化防止に期待できます。認知症患者を対象に行った研究で、フェルラ酸には認知機能の改善効果が認められ、脳細胞の保護効果が報告されています。

細胞膜の主成分ホスファチジルコリン

ホスファチジルコリンは、リン脂質と呼ばれる脂質の一種で、大豆や卵などに含まれています。体内では脳や神経細胞に多く分布しており、それら細胞膜の主成分です。

神経伝達物質アセチルコリンの生成過程において必要な成分であり、記憶など脳の機能に深く関わっています。

ホタテ由来のリン脂質プラズマローゲン

プラズマローゲンは、リン脂質の一種で、脳や神経細胞に多く分布しており、脳の機能に関わっています。抗酸化作用もあることから、老化防止効果も期待できます。

最近では九州大学の研究チームが、ホタテから抽出したプラズマローゲンに記憶力・認知機能の改善効果が認められた試験結果を報告し、大きな話題となった成分です。

葉を濃縮したイチョウ葉エキス

イチョウ葉の不純物を取り除き、濃縮したエキスです。主成分はフラボノイドとギンコライドと呼ばれる成分で、血行を良くし、血管を強くする効果があります。

脳の血流が良くなることで栄養が行き渡り、脳細胞が活性化されて、記憶力や集中力が高まるとされています。海外では認知症状の医薬品成分として利用されています。

しかし研究によって使用される成分量がまちまちで、1日120~360mgの範囲で行われており、効果がなかったとする研究もあります。

ウコン成分クルクミン

クルクミンは、ウコンに含まれるポリフェノールの一種です。上記のフェルラ酸が2つくっついた構造をしており、同様の効果が期待できます。

ウコンはカレーのスパイスなどにも利用されており、カレーを日常的に食べるインド人は、認知症患者が他国と比較すると圧倒的に少なく、近年注目されている成分です。

青魚成分DHA

ドコサヘキサエン酸は、不飽和脂肪酸の一種で、最も有名な健康成分の一つです。血液サラサラ成分として知られており、脳に栄養が行き渡りやすくなり、脳の活性化に効果的です。

また、抗酸化作用もあるため、細胞の老化防止にも効果があります。

認知症にサプリメントは効果がある?

現段階で、上記で解説した成分に対する科学的根拠は、薬として使用できるほど確かなものは少ないのが現状です。

それぞれの成分の有効とされる量も研究によって異なることがあり、薬との飲み合わせや他の病気との兼ね合いなど、分からないことも多くあります。

こうした理由から、日本神経学会が制作した「認知症疾患診療ガイドライン2017」では、軽度認知障害から認知症への進行に、抗認知症薬やサプリメントを使用する十分な根拠がないとしています。

参考 認知症疾患診療ガイドライン2017日本神経学会

またこれは日本だけに限らず、アメリカの国立補完統合衛生センターが発信する情報でも、多くの研究からの説得力のある証拠はないとあります。

参考 5 Things To Know About Complementary Health Practices for Cognitive Function, Dementia, and Alzheimer’s Diseaseアメリカ国立補完統合衛生センター

ただ今後、説得力のある情報が出てくる可能性はゼロではありません。

しかし可能性だけで、高いサプリメントを飲み続けるより、効果や安全性が確認されている医薬品のほうがリスクは少なくなります。

「認知症に効果がある」とされるサプリメントが多くあるからこそ、そのサプリメントが安全かどうか確認することが重要です。

現にアメリカでも、認知症に効果があるとされるサプリメントは非常に人気です。

たとえばMRMの販売する「ニューロマックス2」は脳の神経伝達物質の合成と放出を増やすとされるナイアシンホスファチジルセリンなどが含まれており、認知機能をサポートすると人気があります。

Now Foodsの「Ginkgo Biloba(イチョウ葉)」も、手軽に購入できることから、日本でも購入する人が多いサプリメントの1つです。

アメリカのサプリメントの特徴は、日本とは違い、医薬品と食品の間にサプリメントとして独立しているため、安全性が高く種類が豊富です。

価格帯もお得なため、長く1つの成分を続けていきたい場合は経済的に続けやすいといえます。

しかし中には、かつて日本では脳循環改善薬として医薬品に用いられていたものの、有効性が確認されず回収されたビンポセチンという成分が使われているサプリメントもあります。

それ以外にも、日本では医薬品として扱われている成分もあり、使い方によっては体調が悪化する恐れがあるのです。

日本ではサプリメントとして承認されていない成分を含む場合は、輸入できないようにするなど対策を行っていますが、対策しきれないこともあります。

したがって、人気や安全性が高いからといって、不用意に購入するのは危険です。

「この成分だからOK」と判断せず、この成分が何mg含まれているのか、そしてそれを裏付ける根拠はどんなものあるか、チェックしたうえで選びましょう。

認知症が心配な方におすすめのサプリメント6選!

認知症予防に有効な成分を含み、安心安全な国産サプリメントを紹介していきます。

研究や臨床試験が高く評価されている商品、グロービア フェルガード100M

認知症予防サプリメントの製造販売を主体とする株式会社グロービアの商品です。米ぬかから抽出したフェルラ酸を主成分としています。

研究や臨床試験が高く評価された商品で、日本認知症予防学会の認定サプリメントになっています。高い効果がある一方で、使用には特に注意が必要になり、購入には医療機関からの紹介が必要になっています。

口コミ
・症状が少しは改善してきているように思えます
・かかりつけの医師の方が勧めていたので、これからも続けるつもりです

メーカー一押し、キユーピー 卵黄コリン

日本の食品メーカーであるキユーピー株式会社から販売されているサプリメントです。

ホスファチジルコリンを主成分に、吸収率を高めるために、ビタミン類などが配合されています。

発売から20年以上続いているロングセラーであり、その分安心感が高いのに加え、公式サイトに自信作と紹介されており、キユーピー一押しの商品です。

口コミ
・集中力がアップした気がする
・コレステロール値が安定してきた

高品質にこだわる人に、ファインベース プラズマローゲン18000

高品質にこだわるサプリメントメーカーのファインベースが製造販売している商品です。プラズマローゲンを主成分に、DHAEPAなども含まれています。

優れた商品に贈られるアジアゴールデンスターアワードを受賞しており、効果・品質が広く評価され認められたサプリメントになります。

口コミ
・なんとなくだしのような香りがする
・パッケージの見た目がぱっと見わからなくて飲みやすい
プラズマローゲン18000は効果なし?口コミ、副作用は?

イチョウ葉エキスをメインに、ハーブ健康本舗 オボエール

美容から健康まで幅広い商品を扱っているハーブ健康本舗の商品です。イチョウ葉エキスを主成分に、フェルラ酸やココナッツオイルなども配合されています。

安全性が認められた原料を使用しており、国内工場で製造された安心のサプリメントです。

口コミ
・飲む時間の制限されないので忘れにくい
・気持ちの持ちようが変わる
・安心して飲める

ドリンクタイプが難しい人に、やわた 琉球ウコン

今やCMでお馴染みのやわたの商品で、クルクミンを主成分としています。沖縄の奄美大島で栽培されたウコンを使用しており、高濃度のクルクミンを含んでいます。

やわたは、品質管理に力を入れており、安心安全に摂取できるサプリメントになっています。

口コミ
・味や臭いを気にせず飲める
・肝臓のために飲み始めたが、物忘れが減った気がする

続けやすさへこだわりたい人に、DHC DHA

大手サプリメントメーカーのDHCの商品です。通信販売はもちろん、ドラッグストアやコンビニでも購入が可能です。手軽に購入できるので、続けやすいと評価も高くなっています。

国内工場で製造されており、安心安全なサプリメントです。

口コミ
・中性脂肪とコレステロールが基準値近くになった
・水銀検査をしっかり行っていて安心
・継続して飲みやすい価格