そもそもナイアシンとは?その効果や不足すると起こる症状を解説!
ナイアシンはビタミンB群のひとつで、ニコチン酸とニコチン酸アミドを総称したもので、ビタミンB3とも呼ばれます。
その性質は、水に溶けやすく水溶性ビタミンに分類されます。
また、体内でトリプトファンという必須アミノ酸からも作られます。
ナイアシンの働きは?
ナイアシンは、体内で補酵素として酸化や還元を行うさまざまな酵素の働きを助けます。
その主な働きは、糖質や脂質、たんぱく質からエネルギーを作り出すこと、分解する働き(代謝)を助けることです。
つまり、細胞の新陳代謝を高め、皮膚や粘膜の健康を維持してくれるのです。
ナイアシンが不足すると起こる症状とは?
ナイアシンが不足すると、皮膚に発疹ができたり、食欲の低下や消化不良などの症状がみられます。
さらに、ひどい欠乏状態では、痴呆や皮膚の炎症、下痢などの症状がみられる「ペラグラ」を発症します。
しかし、ナイアシンは、体内でも作ることができるビタミンでもあります。
そのため、日本人の通常の食生活では、ナイアシンの原料となるトリプトファンを摂取するため、顕著な欠乏症状が現れるほどの不足になることはほとんどないといわれています。
ナイアシンの1日の摂取基準はどれくらい?注意点はある?
ナイアシンの1日の推奨される摂取量は、厚生労働省の日本人の食事摂取基準2015年版で下記のように発表されています。
性別、年齢により差がありますが、
男性の場合:18歳~49歳で1日15mgNE、50歳~69歳で1日14mgNE、70歳以上で13mgNE
女性の場合:18歳~29際で1日11mgNE、30歳~49歳で1日12mgNE、50歳~69歳で1日11mgNE、70歳以上で1日10mgNE
NEとはナイアシン当量=ナイアシン+1/60トリプトファンのことで、トリプトファンから作られるナイアシンもプラスした量です。
ナイアシンは、健康維持に大切なビタミンのひとつですが、必要以上に過剰な摂取は逆に健康を害することがあります。
ナイアシンは通常の食事からの摂取で過剰になることはないといわれていますが、サプリメントで摂取する場合は過剰症に注意が必要です。
大量摂取で、消化不良やひどい下痢、便秘、肝臓の障害を起こしたとの報告があります。
ナイアシンを豊富に含む食品とは?
ナイアシンを豊富に含む食品には、マグロやカツオなどの魚類、鶏肉や豚肉などの肉類、レバー、たらこ、まいたけ、しいたけなどがあります。
魚類や肉類は、たんぱく質も豊富であり、ナイアシンの原料となる必須アミノ酸であるトリプトファンも摂取できますね。
ナイアシン摂取におすすめのサプリメント2選!
ナイアシンの摂取におすすめのサプリメントをご紹介します。
ビタミンB群は、お互いが協力し合って働くため、単独で摂取するよりも一緒に摂取する方が効果的です。
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低価格でビタミンB全8種を摂取できるサプリメントです。
1日の目安量2粒でナイアシン40mgを摂取できます。
DHCのサプリメントは、厳しい品質基準の国内工場で製造されているため、品質にも安心感があります。
コストパフォーマンスが良く、続けやすいサプリメントです。
口コミ
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・まずはっきりと分かる効果は、ニキビが出来なくなったことです
製薬会社のサプリメントで安心感のある 小林製薬 ビタミンB群
ビタミンB群全8種類をバランスよく配合されているサプリメントです。
医薬品同様の厳しい品質基準に沿って製造されていることも安心感があります。
1日の目安量2粒でナイアシン15mgを摂取できます。
小さめの粒なので飲みやすいのもポイントです。
口コミ
・これを飲みだしてから、口内炎にならなくなりました
・これを飲んでいると、ニキビの治りが早い気がします
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