血液サラサラサプリメントのおすすめ3選!効果的な成分は?

血液サラサラとはどんな状態?ドロドロになるデメリットとは?

そもそも、血液がサラサラしている、あるいはドロドロとしているという表現を疑問に感じる人もいるのではないでしょうか。

この「血液サラサラ」という状態は、血液の流動性が健康的である、という意味で使われています。流動性が高い血液は血管の中をスムーズに流れていき、末端までいきわたります。

そのため血液がサラサラな人は血管が詰まりにくいので心筋梗塞や梗塞といった致命的な病気になりにくく、血行が良いので冷え性肩こりが少ない、代謝が高いので太りにくいといったメリットがあります。

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しかし「血液ドロドロ」の状態は、赤血球や血小板、白血球という血液に含まれるものが何らかの理由で粘性をもつ、あるいは硬くなることで、血管の中をスムーズに流れることができません。

また体が脱水状態になると、血液中の赤血球の割合が増え、血液が流れにくい状態になります。

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ドロドロ状態のデメリット

血液の粘度が高い状態が長く続くと、血行が悪くなり、血管の詰まりやすさも高まるため、高血圧や動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞といった病気になる可能性が高まります。

さらに代謝が低下するため太りやすくなり、冷え性や肩こり、肌荒れなど末端まで酸素や栄養が届かないことによるデメリットが発生します。

血液がドロドロしてしまう原因は人によりますが、運動不足やストレス、喫煙、血圧の上昇、暴飲暴食、飲酒が主な要因といわれています。

特に肉を多く食べる人、また生活習慣病と呼ばれる糖尿病や高脂血症の人に多いとされます。

血液検査において、中性脂肪の数値を注意された人や、肥満を指摘された人も要注意です。

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血液をサラサラにする方法を解説!効果的な成分は

血液をサラサラにする方法として、まずはドロドロ血液になる原因を割けるという方法が挙げられます。

食事面がポイント

肉類や脂っこい食事を多く食べている人は、肉類の摂取を控えめにして野菜を増やすことで、血中の脂質を減らしたり、脂質が酸化してしまうのを防ぐ効果が期待できます。

脂身が多い肉を茹でて脂質を落としたり、アルコール度数の高いお酒を控えるようにしたり、日々の生活を工夫することも大切です。

また肥満を指摘された人は、食生活を野菜中心にしたり、コーヒーや紅茶はなるべく無糖で飲む、ご飯は雑穀米にする、適度な運動を心掛けるといった生活リズムの改善がメインとなります。

水分摂取についても、普段から水を飲む機会が少ない人、お風呂に長時間入る人、カフェイン入りの飲み物を水代わりに飲みがちな人は、気が付かないうちに脱水状態が進んでいることがあります。

暑い日や汗を多くかく日に限らず、水分補給は欠かさず行うことが大切です。

適度な運動習慣を心がけよう

運動習慣がない場合、とくに食事を摂取する度に脂質がエネルギーではなく脂肪として蓄えられやすくなるので、運動中に会話が可能な程度の軽い負荷のウォーキングや散歩から始めてみましょう。

しかし階段を上ると息が切れる、長距離を歩けないような場合は、すでに血液ドロドロの状態が長く、動脈硬化が進行しているケースもあります。

運動は確かに血液をサラサラにするのに有効な方法ですが、こうしたケースに当てはまる場合はまず病院で医師の診察を受けるようにしましょう。

血液をサラサラにする成分とは?

野菜中心の食生活と言っても、どんなものを食べればよいか悩むところですよね。

野菜がおすすめされるのは、カロリーを抑えながら満腹感が得られやすいこと、食物繊維やビタミン、ミネラルなど栄養素が豊富であることが挙げられます。

血液をサラサラにする効果を持つ成分は様々な種類があるので、どれか1つに絞らずにバランスよく食べましょう。

代表格、DHAとEPA

魚の中でも青魚に多く含まれる成分であり、イワシ、サンマ、サバはその代表格です。

どちらの成分も人体では生成できないα-リノレン酸を原料として合成されるため、広い意味では必須脂肪酸といえます。そのため、食事として摂り入れる必要がある成分です。

DHA(ドコサヘキサエン酸)は血液中の中性脂肪量を減少するほか、脳内のセロトニンを上昇させる働きがあるとされ、広く各国で研究が進められているので、耳にしたことがある人も多いでしょう。

またEPA(エイコサペンタエン酸)は医薬品として閉塞性動脈硬化症や、高脂血症の治療薬に活用されており、脂質を代謝する能力の改善や血圧低下が期待できます。

血液サラサラ効果を期待するのであれば、EPAに注目して摂取するのがおすすめです。

玉ねぎに含まれるにおい、トリスルフィドやセパエン類

玉ねぎを切ると、独特の臭いや目に染みるような感覚があります。しかし、切る前の玉ねぎに顔を近づけても、確かに玉ねぎの臭いはありますが目に染みるような感覚はありません。

玉ねぎを切った時に細胞内の成分が化学変化を起こしたあと、加熱や室温放置を経て初めて、あの独特な臭いや目に染みるような感覚の素となるトリスルフィドやセパエン類と呼ばれる成分へ変化します。

このにおいの成分には悪玉コレステロールの酸化を予防するほか、血圧上昇の抑制、活性酵素の除去などに効果があるとされ、注目を集めています。

トータルケアに、ナットウキナーゼ

名前の通り、納豆に含まれる成分であり、血が固まるのを防ぎ血をサラサラにする効果や、血圧低下、かさぶたが作られるのを防ぐといった効果があります。

一方でワルファリンという血液を固まりにくくする薬に対しては、薬の効果自体を弱めてしまうので相性が悪い成分です。

したがって、これからの健康習慣を通して血液をサラサラにしたい人には嬉しい成分といえます。

吸収を穏やかにする、食物繊維

キノコや野菜、海藻類などに豊富に含まれる食物繊維は、腸内のコレステロールなど脂質の吸収を穏やかにするほか、体の外へ排出しやすくします。

特におすすめなのはキノコで、キノコに含まれる特有の成分であるβ-グルカンがコレステロールや血糖値を下げる効果を持っています。

また噛み応えもあって腹持ちも良く、なおかつ低カロリーな食品なので、ダイエットの際も心強い味方になってくれます。野菜はビタミンやミネラルも同時に補給できるため、積極的に食べたい食品です。

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ネギなどに豊富、アリシン

アリシンはニンニクやネギ、玉ねぎに豊富な成分の1つであり、血小板が集まって固まるのを予防して血液をサラサラにするほか、血糖値上昇を抑える効果もあるとされます。

アリシンは、血液をサラサラにするだけでなく、生活習慣病全般を気にする人にとって積極的に摂取したい栄養素の1つです。

また玉ねぎは食物繊維も一緒に摂取できるほか、保存期間も比較的長いので、一人暮らしでも生活にとりいれやすく、おすすめの野菜です。

生のままスライスして水にさらし、DHAなどが一緒に摂れるかつお節をかけて食べると、手軽に血液サラサラ効果のある栄養素をまとめて摂ることができます。

飲み物でも摂れる、カテキン

緑茶などに含まれる渋みの元となるカテキンには、コレステロールや中性脂肪、血糖値を下げる作用が期待できます。

また緑茶はビタミンCグリシンも補給できるため、飲み物としてはおすすめです。

ただしカフェインも含むため、個人の体質によっては合わないこともありますから、無理しないようにしましょう。

すぐにでも血液をサラサラにしたい!即効性のある方法は?

血液をサラサラにする、即効性のある方法が知りたい、と思う人も多いでしょう。

しかし、一番最初に説明した通り、血液がドロドロになってしまう理由は様々です。そのため、人によって効果のある方法は異なります。

たとえば水分不足で血液がドロドロになっている場合は、水分を摂取することで血液がサラサラになる、つまり血液が流れやすくなります。

糖尿病などが原因となって赤血球が硬くなってしまった場合には、糖尿病の治療を優先しつつ対処しなくてはなりません。

したがって、誰にでも効果があり血液がサラサラになる方法はありませんが、血液がドロドロになるのを予防する行動は誰でもできるものがたくさんあります。

水分をこまめに摂ったり、食生活や運動習慣を見直すことで、血液がドロドロになるのを防ぎ、万が一ドロドロの状態になっても、血管の壁に脂肪が付着しにくく、血栓を防ぎやすくなります。

血液をサラサラにする薬はあるの?

私たちの体は、万が一出血した場合、自分でその傷口をふさぐ機能が備わっています。

この機能で活躍するのが、血小板という存在と、凝固因子という存在です。

血小板や凝固因子の働きを抑える薬のことを、血液サラサラの薬、と説明することもありますが、あくまでも薬なので治療のために使われます。

血小板や凝固因子が複雑に絡み合い、傷口部分をふさいでくれるのですが、時にこの凝固因子と血小板の血の塊が血管内に出来ると「血栓」と呼ばれる血の塊になり、血管を塞ぐことがあります。

特に病気や長年の生活習慣が原因で、動脈硬化が進んでしまうと、血管の内側に血栓ができやすい状態になります。

この血栓が血管の壁に張り付いている間は良いのですが、ひとたび血液の流れに乗って運ばれると、たとえば脳や心臓の血管を塞いでしまい、脳梗塞や心筋梗塞などを引き起こします。

この血栓ができる状態を防ぐために、凝固因子の働きを抑える「抗凝固剤」と血小板の働きを抑える「抗血小板薬」が、病気の状態に応じて使用されます。

血液を送り出す動脈は血小板が原因となることが多く、一方で血液が心臓に戻るためのルートである静脈は、血液の流れが悪くなることで起きるため、凝固因子が重要となります。

抗凝固剤にはどんな薬があるの?

抗凝固剤は、注射で使われる薬はヘパリンなどがありますが、これらは基本的に重篤な状態になった場合や、手術の時が主な使用タイミングです。

私たちにとって身近なのは、現在唯一の内服薬である「ワルファリン」です。経口投与できる抗凝固剤で、ビタミンKの働きを抑えることで血液を固まりにくくする効果を持ちます。

しかしこの効果は、凝固因子を直接抑えているわけではありません。そのため、食生活や遺伝子、体調によって効果が左右されます。

定期的に検査しつつ服用量を変更しなくてはいけない薬であり、手術や内視鏡などの処置の際には、必ず医療スタッフに申告しましょう。

また食品との組み合わせも注意する必要があり、特に納豆やクロレラ、青汁、モロヘイヤを食べることは禁止されます。

緑黄色野菜の大量摂取、偏食、大量飲酒も避けた方が良いでしょう。

抗血小板薬にはどんな薬があるの?

抗血小板薬では、よく使用されるものにアスピリンやチクロピジン、シロスタゾールといった内服薬が挙げられます。

いくつか種類があり、アスピリンは血小板の動きを活発にする酵素の働きを抑えてくれるため、血小板同士の結合が進みすぎないようにしてくれます。

チクロピジンなどは、血小板の働きを抑制する効果があるため、アスピリンとは血小板への働きかけが異なり、この2つを組み合わせることでより効果を高めることができます。

他にも様々な薬があり、それぞれ効果や作用も違うため、それらの働きを考慮して、状態に合わせて処方されます。

抗凝固剤も抗血小板薬も、どちらも服用量や出血に注意を配る必要がある薬であり、病気になるのを予防し、危険な状態が起こらないようにするためのものです。

飲むときの注意点等を良く守り、何かいつもと違うことがあればかかりつけ医に相談することをおすすめします。

血液サラサラサプリメントのおすすめ3選!

紹介した効果的な成分が含まれるサプリメントを、飲みやすさやコスパの面から3つ、おすすめします。

血液サラサラサプリメントのおすすめ3選!

コスパと飲みやすさ、ネイチャーメイド スーパーフィッシュオイル

1日1粒でDHA108mg、EPA162mgが、メーカー希望小売価格で計算しても1日当たり約16円で摂取できます。

ネットやドラッグストアでも気軽に購入できるだけでなく、上手に購入すれば1,000円ほどで入手できるのでおすすめです。

とにかく安く、毎日定期的にDHAとEPAを摂取したい人にはぴったりでしょう。

口コミ
・他社と比較してもEPAが豊富で安価
・半年飲み続けたら中性脂肪が190近くから119にまで落ちた
・粒が大きめなのが気になるけど魚臭さはない

自然派の人に、Ortho Molecular Products Orthomega

アメリカでも人気の高いOrthoMolecular Products社の商品で、価格は輸入品のため変動しますが、1カプセルあたりEPA430mg、DHA390mgと含有量が豊富です。

また吸収力をより高める処理が行われており、OrthoMolecular Products社によれば最大で8倍以上の効能が発揮されるとのことです。

青魚を食べるのが苦手な人、値段より成分的なコスパを優先したい人におすすめのサプリメントです。

口コミ
・添加物が含まれていないので安心
・魚系の臭いが全くしなくて、魚嫌いでも続けやすい
・1年ほど続けたところ、コレステロール値が改善されました

コスパと含有量なら、California Gold Nutrition Omega-3

価格自体の変動はありますが、安定して10ドル以下で50日分が購入できるサプリメントであり、摂取量もDHA240mg、EPA360mgと豊富です。

日本のものに比べるとサプリメントのサイズが1個当たり2cmオーバーと大きめですが、その分少ない個数で成分が摂取できます。

口コミ
・軽い運動とサプリメントを継続したら半年で総コレステロールが40近く下がった
・中性脂肪が正常値になった
・空腹時に飲むと上手く吸収できなくて胃もたれするので、朝食後がおすすめ

気軽に購入できるサプリメントはある?

ネイチャーメイドやDHCのように、ドラッグストアでも気軽に購入できるサプリメントや食品を活用する、という手もあります。

血液サラサラ効果は目には見えないため、続けることが重要です。

複数成分が含まれる、DHC さらっとサイクル

香酢やナットウキナーゼ、イチョウ葉、赤ワインエキス、クエン酸と5種類の体の巡りをサポートする効果が期待できる成分が含まれるサプリメントです。

一つの成分に絞らず、複数の成分をまとめて摂取したい人におすすめです。

口コミ
・血液検査の結果が改善された
・EPAとか魚臭さが苦手な人におすすめ