骨粗鬆症におすすめのサプリメントランキング!骨密度低下に効果がある成分とは?

そもそも骨粗鬆症とは?原因や症状を解説!

骨粗鬆症はテレビなどでも良く聞くようになり、知名度はかなり高くなりました。しかし、更年期以降の女性特有の病気であると、一部間違って覚えておられる方も多いようです。

骨粗鬆症は、骨の量が減少したり骨の質が悪くなる事で骨が弱くなってしまい、骨折しやすくなってしまっている状態です。

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高齢の女性に多いのは確かですが、年を取ると誰にも起きる老化現象ではありません。

これは、病的な骨の老化で、若い人や高齢の男性でも、栄養や運動の不足、ステロイドの長期内服などで起こる事があります。

一度発症すると完治することはなく、どんどん進行します。原因は、骨の中にあるカルシウムが減ってしまう為です。

人は骨代謝といって、古い骨を壊して新しい骨を作り続けていますが、老化やカルシウム不足などで、骨が作られるより壊すスピードのほうが速くなっている為に起こります。

症状は、慢性的な背中や腰の痛みがある、だんだん腰が曲がってくる、身長が若い時より2cm以上縮むなどです。また、股関節や手首などの骨折や脊椎圧迫骨折などが起こりやすくなります。

骨粗鬆症には、危険因子と呼ばれるものがあります。危険因子とは、疾患が発生する可能性を高める要素のことです。以下が、骨粗鬆症の危険因子です。

  • 女性である(エストロゲンの減少)
  • 生活の仕方:運動不足、偏食やアルコールなどの摂り過ぎ、喫煙、日光不足
  • 遺伝:家族に骨粗鬆症の人がいる、痩せ型である
  • 病気:ステロイドを投与されている、糖尿病、胃切除後、甲状腺機能亢進症など

危険因子を減らす事で、骨粗鬆症は予防する事が出来ます。

バランスの良い食事をして、アルコールやタバコは控え、運動を毎日続ける事です。運動は散歩などでも良いので、できるだけ日光に当たるようにしましょう。日光に当たることでビタミンDが作られカルシウムをより吸収できます。

骨粗鬆症はどう治療するの?

骨粗鬆症の治療は、骨密度が下がりすぎないようにし、骨折を防ぐことが大きな目的です。治療は薬物治療が中心で、食事や運動の改善も合わせて行い、骨の強度を保ちます。

骨粗鬆症治療薬には3種類があり、骨吸収を抑制するもの、骨の形成を促進するもの、カルシウムを適切に補給するためのものがあります。

薬に応じて飲むタイミングがそれぞれ異なり、朝1回だけでよいものもあれば、1日3回食後に飲むものもあるため、指示を守って飲むことが重要です。

効果が出るまで1~2年かかる

骨密度は薬を飲み始めてすぐに上がるわけではなく、比較的長い時間がかかるため、その間に骨密度が下がりすぎないように、食事面の改善や運動を生活にとりいれることが大切です。

また薬も飲みにくかったり、忘れてしまいがちだったりする場合は、適切に飲み続けられるよう、医療機関に相談することが大切です。

骨粗鬆症治療薬の副作用

現在、骨粗鬆症の治療薬として日本で最も多く使われているのが、骨が溶けだし弱るのを防ぐ効果を持つビスフォスフォネート製剤です。

効果も高く、さらに腰や背中の痛みを軽減させる効果もあるほか、錠剤タイプだけでなく注射して使うものやゼリー状の薬もあります。

副作用は、胃の違和感や胃痛、胃炎、口内炎などの症状のほか、めまいやふらつきが起きやすいとされています。

またごく稀に、顎の骨に細菌が感染し、腐ってしまう「ビスホスホネート関連顎骨壊死(がっこつえし)」という症状が起きることも分かっています。

特に抜歯やインプラントの治療を受けた人、虫歯がある人、歯周病がある人は注意が必要で、口の中を清潔に保ちつつ、治療を継続することが重要です。

薬を飲む際は、口の中で噛んだり溶かしたりせず、コップ1杯の水ですぐに飲み、飲んでから30分は横にならなず食事も避けることが必要です。

適切に飲んでも副作用が起きる可能性があるため、何か気になる症状があれば必ず医師へ相談しましょう。

またビスフォスフォネート製剤と同じ効果を持つ薬には、抗RANKL(ランクル)抗体製剤やカルシトニン製剤、洗濯的エストロゲン受容体薬などが挙げられます。

骨の形成を促す薬として用いられるのが、ヒト副甲状腺ホルモン剤で、骨折する可能性が高い人に対し、皮下注射で投与されます。

カルシウム剤の副作用

骨の材料であるカルシウムを補うために、カルシウム剤や活性型ビタミンD3剤、ビタミンK2剤が用いられます。

カルシウム剤の副作用として、胃腸障害や便秘が挙げられます。ただ骨折の可能性が高い人は、カルシウム剤だけの治療では不十分です。

活性型ビタミンD3剤は、腸内のカルシウム吸収力を高め、骨折の頻度を低下させると同時に、筋力低下も防いでくれます。

しかしカルシウムを体が吸収しすぎてしまうことで、高カルシウム血症が起きるリスクがあります。

高カルシウム血症は、血液中のカルシウム濃度が異常なほど高くなった結果、反対に骨を脆くしたり、心臓機能の低下を招きます。

疲労感や食欲不振といった軽症なものから、意識消失や喉の渇き、情緒不安定など様々な症状が起きます。

特にカルシウム製剤と活性型ビタミンD3剤を一緒に使用している人、またサプリメントでカルシウムサプリメントとビタミンDサプリメントを一緒に飲んでいる人は注意が必要です。

そもそも骨粗鬆症とは?原因や症状を解説!

骨粗鬆症に良い成分、悪い成分とは?

骨粗鬆症に良い成分をしっかり摂り、悪い成分は控えめにしてバランスの良い食事にしましょう。

骨粗鬆症を予防するために積極的に摂りたい成分

まずは骨粗鬆症の予防に良い成分である「カルシウム」「ビタミンD」「ビタミンK」などについて解説します。

特に「カルシウム」と「ビタミンD」は積極的に摂ることが推奨されており、骨粗鬆症の人の場合は1日当たりカルシウムは800mg、ビタミンDは400~800IUが目安です。

これは食事に換算すると、カルシウムを豊富に含む牛乳でも1,200ml、チーズだと120gとかなりの量が必要です。

そのため必要に応じて、サプリメントを利用することも視野に入れましょう。

骨や歯を作るカルシウム

体の中のミネラルで一番多いのがカルシウムです。カルシウムは体の骨や歯を作る働きが大きいですが、血液をアルカリ性に保ったり、イライラなどの神経の興奮を鎮めたりする働きもあります。

15歳以降の女性なら650mg、男性は18歳~29歳が800mg、30歳~49歳が650mg、50歳以上だと700mg摂る事が推奨されていますが、骨粗鬆症予防には、これより100mg多い方がよいとされています。

  • 多く含む食品:牛乳やチーズなどの乳製品、納豆や豆腐などの大豆製品、ひじきや丸干しなどの海藻や小魚、小松菜や切干大根などの野菜

カルシウムの量を調整するビタミンD

ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、血液の中のカルシウムの量を一定に保つ働きがあります。紫外線を浴びると体に作られますので、日光浴もしましょう。ビタミンDの1日の推奨量は成人の男性、女性共に5.5μgです。

  • 多く含む食品:いわしやかつおなどの魚類、干しシイタケやきくらげなど

骨が作られるのを助けるビタミンK

ビタミンKは骨の中にあるたんぱく質を活性化して、骨が作られるのを助けます。成人の男性、女性共に、1日150μgの摂取が推奨されています。

  • 多く含む食品:納豆、ほうれん草や小松菜などの緑黄色野菜など

骨折しやすくなることを防ぐビタミンB群

ビタミンB6ビタミンB12葉酸が不足すると、ホモシステインというアミノ酸が増え骨折しやすくなるという研究結果が出ています。

1日の推奨量は、ビタミンB6が成人男性1.4mg、女性1.2mg、ビタミンB12は成人の男性、女性共に2.4mg、葉酸は成人男性、女性共に240μgです。

  • ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸を多く含む食品:レバー類

エストロゲンと似た働きをするイソフラボン

エストロゲンという女性ホルモンは、骨からカルシウムが溶け出してしまうのを防いでいますが、更年期以降になるとエストロゲンが減ってしまう為、骨粗鬆症になりやすくなります。

イソフラボンはエストロゲンに似た働きがあり、カルシウムが溶け出すのを防いでくれます。

  • 多く含む食品:納豆や豆腐などの大豆製品

取り過ぎには注意が必要な成分

どの成分も悪玉成分ではなく体には必要ですが、摂り過ぎに注意が必要なものです。摂り過ぎていると感じたら控えめにしましょう。

カルシウムの吸収を妨げる可能性があるリン(リン酸)

骨を作る為には必要な成分ですが、過剰に摂取するとカルシウムの吸収を妨げてしまいます。

  • 多く含む食品:インスタント食品、ハムやソーセージなどの加工品など

利尿作用のあるカフェイン

利尿作用がある為、カルシウムを体から排出してしまいますので、過剰に摂るのは控えましょう。

  • 多く含む食品:コーヒー、玉露、ココア、ダイエットコーラなど

カルシウムの排出を促す可能性のあるナトリウム

骨を構成している大切な成分ですが、摂り過ぎはカルシウムを尿で排出してしまう事になります。男性は8mg、女性は7mgが1日の推奨量です。

  • 多く含む食品:塩、カップ麺、梅干しなど

お茶は骨粗鬆症に効果的か知りたい

結論から言うと、緑茶に含まれる茶カテキン(茶ポリフェノール)には骨粗鬆症予防や骨折予防効果がある、という研究とそうではないとする研究があり、まだ詳しい結果は出ていません。

中国で行われた45万人を超える参加者による調査では、習慣的にお茶を飲む人は全く飲まない人に対して骨折のリスクが低下していたことが示されました。

一方で骨密度をあげる効果はあったとしても、骨粗鬆症に伴う骨折と関連しているかどうかについては、さらなる研究が求められるとしています。

他にも緑茶ポリフェノールのサプリメントによる摂取は研究されていますが、日常的に緑茶を飲む場合はどんな品種が良いのか、抽出時間はどのくらいが良いのかについては分かっていません。

サプリメントで飲む場合も、どのくらい飲めば効果があるか不明確です。

日常生活で健康のために緑茶を飲むことは良いことですが、お茶が濃すぎると今度はカフェインを摂りすぎる恐れがあります。

基本的に、若い茶葉ほどカフェイン量が多い傾向にあるため、玉露や抹茶はカフェインが多く含まれます。

反対に煎茶やほうじ茶、玄米茶はカフェインも少なく、玉露と比較すると煎茶やほうじ茶は1割程度しかカフェインを含んでいません。

なお、薬やサプリメントを飲むときは、お茶ではなく水で服用するようにしてください。

カルシウムサプリメントは骨粗鬆症に効果はある?その危険性とは?

カルシウムのサプリメントは国内外の研究で、骨量が増え、骨折の予防が出来たとする結果が報告されています。

骨粗鬆症の患者に対し、医師がカルシウムサプリメントを処方する事もあり、カルシウムサプリメントが骨粗鬆症に効果があるのは間違いないと言えます。

要注意!医師に相談してから摂り入れよう

しかし、脳血管障害の既往がある女性がカルシウムサプリメントを摂ると、同じ既往がありサプリメントを摂らなかった女性より、認知症の発症リスクが7倍にもなったという研究結果もあります。

なお、脳血管障害の既往や、脳の白質病変などが見られない人では、カルシウムサプリメントの影響はなかったとの事です。

また、カルシウムサプリメントだけが認知症の原因だとも言えないともされています。

脳血管障害などの既往がある方は、認知症発症などのリスクがある為、カルシウムサプリメントの利用は控えるか、医師に相談してから飲むようにしてください。

ビタミンDサプリメントと一緒に過剰摂取しない

目安量を守った摂取量であれば、カルシウムサプリメントは日々の生活でのカルシウム摂取を助けてくれます。

しかしカルシウムの吸収率を高めるビタミンDサプリメントとともに、毎日大量のカルシウムサプリメントを補給していると、高カルシウム血症を引き起こす恐れがあります。

骨密度はすぐには上がるものではなく、また1回薬を飲んだだけで骨折が防げるものでもありません。

骨粗鬆症の予防としてカルシウムサプリメントを使う場合も、可能な限り医療機関に相談したうえで、生活に摂り入れていきましょう。

骨粗鬆症におすすめのサプリメントランキング!

骨粗鬆症に効果的なサプリメントをご紹介します。安心して飲めるよう、国内産や大手のメーカーのおすすめです。

商品名 雪印メグミルク
毎日骨ケア
大正製薬
カルシウム&コラーゲン
小林製薬
カルシウム ビタミンD 大豆イソフラボン
参考価格 1,999円 2,500円 647円
内容量 10本(10日分) 30袋(30日分) 150粒粒(30日分)
1日あたりの摂取量 1本(50ml) 1袋5粒 5粒
1日あたりの価格 199.9円 83.3円 21.6円
注目ポイント 特定保健用食品
MPB40mg
カルシウム
300mg
MPB40mg
カルシウム
921.5mg

第1位 雪印メグミルク 毎日骨ケア

MBPという、カルシウムを骨に定着させたり溶けだすのを防ぐたんぱく質が配合されています。MBPは1日40mgで骨量が上がる事が実証されており、特定保健用食品の表示が認められた製品です。

液体サプリメントで、1日の目安は1本でMBPが40mg摂れ、効果が期待できます。

第2位 大正製薬 カルシウム&コラーゲン

MBP、カルシウム、マグネシウムコラーゲンを配合したサプリメントです。
1日の目安5粒でカルシウムが300mg含まれ、1日推奨量の半分が摂れます。

またMBPは40mg含まれ、骨量が上がる事が期待できます。

第3位 小林製薬 カルシウム ビタミンD 大豆イソフラボン

骨を作る成分のカルシウムとビタミンDに、骨からカルシウムが溶け出すのを防ぐイソフラボンが配合されています。1日の目安5粒にカルシウム921.5mgと高配合されており、1日必要量をカバーできます。

サプリメントからのイソフラボン摂取はアグリコン(イソフラボンが吸収される時の形)として1日30mgまでとされており、この製品では15mg程度になる為安全です。また無添加なので安心して飲む事が出来ます。

DHCやファンケルのサプリメントが知りたい

DHCの骨粗鬆症対策に関連したサプリメントで人気が高いのは、DHCの「コツプレミアムCBP」です。

牛乳に含まれるCBP(濃縮乳清活性タンパク)には骨を作る作用を高める効果があると考えられており、このサプリメントはそのCBPをメインに使用したものです。

カルシウムの摂取は食事をメインにしたい、と考える人におすすめです。

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DHC(ディー・エイチ・シー)

ファンケルのサプリメントでは、女性向けの大豆イソフラボンを含む「健骨サポート」や男女問わず使える水なしですぐ食べられる「どこでもカルシウム 植物性ツイントース配合」が人気です。

1日あたり6粒と必要量は多めですが、噛んで食べられるためおやつ替わりに補給できます。

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健骨サポート

カルシウムの吸収率で選ぶなら、いりこ核酸

「寝たきりになりたくない」「骨密度が心配」という方向けに作られたのが管理栄養士監修のサプリメント、いりこ核酸です。

いりこ核酸は、いりことフルクタンというカルシウムの吸収率に優れた素材を使用しています。実はこの2種類の素材の組み合わせは特許申請中であるため、いりことフルクタンという最適な組み合わせのサプリメントを許可されているのはいりこ核酸だけなのです。

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