ビタミンKサプリメントのおすすめ2選!赤ら顔、骨への効果とは?

ビタミンKの効果を全て解説!

脂溶性ビタミンのひとつであるビタミンKは、様々な食品から摂取することができ、私たちの体の腸内細菌によっても生成されています。

ビタミンKは1~7までの7種類が存在し、人体にとって必要なのはビタミンK1とビタミンK2です。

ビタミンK1(フィロキノン)は、小松菜などの緑黄色野菜に多く含まれています。また、ビタミンK2(メナキノン)は、納豆に含有されていることで有名です。

ビタミンKには、出血した時に血液を凝固させて止血する因子を活性化させたり、骨に含まれているタンパク質を活性化させる働きがあります。私たちの体をすこやかに保つために欠かせない栄養成分といえます。

赤ら顔にビタミンKが効果ある?

赤ら顔とは、顔の皮膚の細い血管が広がり、血流が良くなることによって頬が赤く見える状態になることをいいます。

顔の皮膚が薄い人は、紫外線・寒冷などの外的刺激を受けやすく、赤ら顔になりやすい特徴があります。

ビタミンKが含まれている基礎化粧品は、ほとんど見かけることがなく、ビタミンKが赤ら顔に効果があるかどうかは現時点ではっきりとしていません。

肌が過敏な方は赤ら顔になりやすい傾向があるので、しっかりと保湿を行ったり、日焼け止めを塗るなど、肌のケアを念入りに行うことが重要です。

骨とカルシウム、ビタミンD、ビタミンKの関連とは?

丈夫な骨をつくるためには「カルシウム」「ビタミンD」「ビタミンK」などの栄養素をしっかりと摂取することが重要です。

牛乳などに含有されているカルシウムは人体での吸収率が良くない栄養素として知られています。しかし、ビタミンK・ビタミンD・ビタミンAなどの栄養成分を一緒に摂取すると、カルシウムの吸収率を高めてくれる効果が期待できます。

また、タンパク質の摂取量が少ないと、将来的に骨粗鬆症のリスクを高めてしまう可能性があるので、積極的に摂取していくことが大切です。

骨粗鬆症を予防して丈夫な骨を作るため「カルシウム」「ビタミンD」「ビタミンK」を含む食品を取り入れ、偏りのない食事を心がけていくと良いでしょう。

骨を丈夫にするためには運動も重要!

しっかりとした骨をつくるためには、日頃から体を動かすことを習慣づけていくことが大切です。

ウォーキング・ジョギング・ストレッチなどの運動を習慣づけることによって、丈夫な骨をつくることができるので、毎日の生活の中で少しずつでも活動量を増やしていくように心がけてみて下さい。

ビタミンKの食事摂取基準とは?日本人の摂取量はどれくらい?

日本人成人男女の食事摂取基準では、ビタミンKの1日の目安量は150μgと設定されています。

乳児ではビタミンK欠乏症を引き起こす可能性があるため、ビタミンKの予防投与が必要です。

しかし成人の場合、様々な食品から摂取することができるので、不足する心配はほとんどありません。

ビタミンKが豊富な食品はこれ!

ビタミンKが豊富な食品として代表的なものに納豆があげられ、1パック(40g)あたり240μgもビタミンKが含まれています。卵・チーズ・鶏肉などのタンパク質にも含有されているので、ビタミンKは日常の中で手軽に取り入れやすい栄養素といえるでしょう。

ビタミンKを含有している食品には、キャベツ・ブロッコリー・ほうれん草・小松菜・パセリなどの野菜類、ひじきやわかめなどの海藻類等などもあります。

上記に挙げた野菜類や海藻類は油と一緒に摂取すると吸収率が上がるのでおすすめです。

ビタミンKは身近な食品から摂取することができるので、バランスの良い食事を心がけていくようにしてください。

ビタミンKが豊富な食品はこれ!

ビタミンKが不足するとどうなる?

ビタミンKが不足すると、止血するまでに時間がかかってしまったり、骨がもろくなり骨粗鬆症や骨折のリスクが高まることがあります。

しかし、ビタミンKは様々な食品から摂取することができ、腸内細菌によって生成されるので、健康な成人が不足することはほとんどありません。

抗生物質などの薬を長期間内服している場合、腸内細菌が不足してしまう可能性があるため、持病がある方はかかりつけの医師に相談するようにしてください。

ビタミンKの過剰摂取・摂りすぎに注意しましょう

ビタミンKは食品から多く摂取しても健康を害する可能性がないため、上限量は設けられていません。通常の食生活では過剰摂取の心配をする必要はないと考えられます。

脂溶性ビタミンをサプリメントなどで過剰に摂取すると、吐き気・嘔吐・食欲不振などの副作用が見られることがあります。そのため、1日の摂取量を必ず守るようにしましょう。

様々な食品を摂取する・適度な運動を意識づけていくことが大切です。

ビタミンKサプリメントのおすすめ2選!

ビタミンKは、基本的にはバランスの良い食事で補っていくことが重要です。しかし、忙しくてバランスの良い食事を摂取できない時などはサプリメントを活用すると良いでしょう。

ここでは、健康な血管の維持・丈夫な骨づくりをサポートしてくれるようなサプリメントをご紹介します。1日の摂取量を守り、補助的な手段として取り入れてみてください。

CPPとビタミンDが含まれた DHC ビタミンK

ビタミンKの他に、カルシウムの吸収をサポートしてくれるCPP(カゼインホスペプチド)とビタミンDが配合されているサプリメントです。
ドラッグストアなどで手軽に購入できます。

口コミ
・カルシウムの定着を促し丈夫な骨づくりを助けてくれるので、バランスの取れた食事と一緒に取り入れています
・ドラッグストアで購入できるので、続けやすい
・このサプリと一緒にカルシウムも飲んでいます

丈夫な骨の維持に NOW Foods ビタミンK-2 100mcg

カルシウムのスムーズな吸収を目的としたサプリメントです。ビタミンKの他にビタミンCが配合されています。

口コミ
・骨密度の改善のために摂取しています
・カルシウムの吸収を助けるために始めました
・骨粗鬆症を予防するために摂取しています