おすすめサプリメントを疲れ、美容・肌、女性・男性向けなど目的別に紹介!

サプリメントのおすすめメーカーって?DHCなど企業別売上ランキングとともに紹介!

サプリメントを製造・販売するメーカーはたくさんありますが、そのなかでも人気のあるメーカーを知りたいと思ったことはありませんか。

ここでは、サプリメントの比較に役立つ日本のおすすめメーカーを企業の売上とともに解説します。

売上高が高かったメーカーは?

2019年に通販新聞社が発表した健康食品通販の売上高ランキングによると、1位から10位までのランキングは次のようになっています。

1位:サントリーウエルネス
2位:富山常備薬グループ
3位:世田谷自然食品
4位:やずや
5位:わかさ生活
6位:ファンケル
7位:山田養蜂場
8位:えがお
同列:DHC
10位:アサヒカルピスウェルネス

また上記で紹介した企業以外も含むTPCマーケティングリサーチが公表した通販健康食品の企業別販売構成によると、5,134億円という通信健康食品市場において、サントリーウエルネスが855億円を占めています。

次いでDHC、やずや、山田養蜂場、えがお、わかさ生活、ファンケル、味の素と大手メーカーが続きます。

サントリーウエルネス

TPCマーケティングリサーチが公表した調査でも、サントリーウェルネスは前年度比で4.4%の収入増とサプリメント分野で人気のあるメーカーです。

販売されているサプリメントの特徴として、セサミンやロコモアなど、年齢を重ねた方へのサポート効果があるとされる成分を含むものが豊富です。

ビタミン、亜鉛、オリゴ乳酸以外には何がある?サプリメントで人気の成分

サプリメントで人気の成分として、栄養バランスが気になる人に人気の高い「ビタミン」や「亜鉛」をはじめとするミネラルが挙げられます。

また近年、免疫機能や心の健康にも深く関わっていることが分かりつつある腸を整える腸活に重要とされる、オリゴ乳酸も注目度の高い成分です。

それぞれ、働きを簡単に説明します。

亜鉛

亜鉛は人間の体の中で様々な酵素の材料になり、体そのものを作っているタンパク質の合成に関わることから、細胞の成長に大きな役割を果たすミネラルです。

人間の体では作り出すことができないため、微量ずつでも食事を通して摂取する必要があります。

不足すると味覚障害や食欲不振、細胞の成長が上手くいかないことによる皮膚炎や免疫機能低下、傷の治りが遅くなる、貧血、精神障害、慢性的な下痢などの症状が見られます。

子どもの場合は成長障害が起きることもあり、体にとって重要なミネラルといえます。

オリゴ乳酸(LAC)

オリゴ乳酸(LAC)は、近年注目度の高い「腸活」に役立つとされている成分で、乳酸菌が糖分を食べて生み出す乳酸という物質をいくつも繋げて作られた成分です。

腸内で乳酸菌を増やす働きのほか、腸内で作られるポリアミンという細胞の増殖・分裂に欠かせない物質の増加、ミトコンドリアの活性化、便通改善などにも効果があるとされ、人での効果についても研究が進んでいます。

世界で注目される人気の成分は?

世界で注目されている成分には、どのようなものがあるのでしょうか。

独自に販売されたサプリメントを調査し、その評価をランキング形式で公表している「Labdoor」のランキングを参考に、2020年3月時点で注目度の高い成分を紹介します。

クルクミン

クルクミンは、ウコンに含まれる代表的な成分で、ウコンの黄色い色の元となっています。

ウコンそのものを大量に摂取すると、含まれる鉄で肝炎が悪化する場合があるため、それを取り除き抽出された成分のクルクミンに注目が集まっています。

様々な細胞から産生され、炎症の原因となる血液中のIL-6という物質の低下と関係が見られたこと、肝臓の状態を表す主要な血液検査数値であるALTとASTの低下が見られたという報告があります。

またインドのアーユルヴェーダでは古くから痛みや疲労などの治療に用いられてきたため、ターメリックの粉末そのものを牛乳などに溶かして飲むターメリックミルクなども人気があります。

CLA(共役リノール酸)

CLA(共役リノール酸)
CLA(共役リノール酸)は大豆油やベニバナ油、牛乳、チーズ、バター、牛肉などに豊富に含まれる不飽和脂肪酸の1種です。

太りすぎの人や健康的な人に対し、運動と共役リノール酸を併用することで体脂肪を減少させたとする報告があります。

乳製品を多く摂る欧米でも摂取量が少ないことから、ダイエットの分野で効果が期待されている成分です。

カルニチン

カルニチンは人間の体内に存在するアミノ酸の1つで、筋肉や肝臓などに幅広く分布しています。脂肪酸をミトコンドリアというエネルギーを作り出す組織へ運び込む役割を持っています。

特に肥満体系の人が運動に合わせて摂取することで、体重とBMIの改善に効果がある可能性がいくつかの研究で報告されています。

人気=自分の体に良いということではない

注目度の高い成分を紹介しましたが、あくまでも注目している人が多いだけで「自分の体にとって良い」というわけではありません。

  • 体にとって重要なビタミンやミネラル
  • 注目度の高い成分

この2つのうちどちらがより大切かというと、前者のビタミンやミネラルです。

また新しく効果が分かってきた成分は「不足した場合に起きること」「過剰摂取した際に起きること」など詳しい注意点が分かっていないことがほとんどです。

サプリメントを選ぶ際には、まずはビタミンやミネラルなど、広く調査が進んでいるものから選ぶのがおすすめです。

サプリメント摂取の理由って?男性・女性別によくある目的をまとめました!

マイボイスコム株式会社の2017年のインターネット調査によると、サプリメントを摂る理由として、男女ともに特に多いのが「健康維持」です。

それに加えて「気になる症状を改善したい」「食事だけでは不足しやすい栄養素を補いたい」「免疫力・抵抗力向上」などが挙げられています。

また男性の場合は「体力増進」が多く、女性では20~30代では「美肌美白効果」「妊娠・出産・授乳などに必要な栄養素の補給」、40代以上になると「アンチエイジング」を重視する人が多くなるようです。

過剰摂取などで起こりがちなサプリメントの副作用

サプリメントでよく指摘される副作用が「過剰摂取」による影響です。

その理由は「小粒で摂りやすいこと」、そして「手軽に栄養補給できること」の2つが挙げられます。

小さいから過剰摂取が起こりやすい

パッケージから押し出して飲む薬であれば、1回分ずつ分けるのも難しくありません。

しかしサプリメントはケースや袋にまとめて入っているため、飲んだことを忘れてもう1粒飲んでしまう可能性はゼロではありません。

またチュアブル錠やグミタイプのように、食べられるサプリメントは、子供がおやつと勘違いしていくつも食べてしまう場合があります。

短期間であれば健康に被害が出る可能性は少ないものの、数ヶ月単位で大量に飲み続けると副作用が出る恐れがあります。

健康に良いと考え、大量に摂ってしまう

サプリメントの目的は、あくまでも食品から摂りにくい栄養素を補うためのものです。

飲めば飲むほど健康になるわけではなく、バランスが大切です。

しかし体にいいから、この量が良いと聞いたから、といった理由から大量に摂ってしまう場合もあります。

ビタミンやミネラルに関しては日本人の食事摂取基準に応じた量を目安にし、それ以外の成分についてはメーカーの指示を守って飲み過ぎないことが大切です。

サプリメントはいつ飲むべき?

サプリメントを飲むタイミングは、薬のようにはっきりと決まっているわけではありません。そのため基本は、自分が飲めるタイミングで飲むことがおすすめです。

もし折角サプリメントを飲むのだからタイミングを見極めたい、という人はその「成分」に沿ってタイミングを分けるとよいでしょう。

成分に注目

まずビタミンの中でも、油に溶ける性質を持つ脂溶性ビタミンは、油分を含む食事の間や食事後すぐが効果的です。

水溶性ビタミンは飲んだ後、体の外へ排出されるスピードが速いため、毎食後など数回に分けるとよいでしょう。

風邪や疲労対策にビタミンやミネラルを取りたい時は、吸収率が良くなる食後から就寝前がおすすめです。

またアミノ酸については、運動のために摂取する場合は運動前30分以内と運動後30分以内、それ以外の場合は空腹時が向いています。

ただしアミノ酸を含むサプリメントに関しては、就寝前に飲むと内の神経伝達物質の働きにより、寝つきが悪くなる場合があります。

反対にこの作用を利用して運動時のパフォーマンスを高めているため、タイミングよく使うことが大切です。

複数のサプリメントをまとめて飲まない

たとえば脂肪分の消化・吸収を抑える効果があるとされる食物繊維をビタミンやミネラルと一緒に飲むと、食物繊維によってビタミンやミネラルの吸収が妨げられてしまいます。

また亜鉛は鉄やカルシウム、銅といったミネラルの吸収率に影響を及ぼすため、亜鉛単体のサプリメントを利用する際は、他のミネラルサプリメントと一緒に飲まない方がよいでしょう。

一緒に飲んだ方が便利ではありますが、1時間以上開けた方が吸収率は良くなります。

市販おすすめサプリメントをダイエット、疲れ、肌・美容、筋トレ、健康全般など目的別に紹介!

ここでは市販でコンビニやドラッグストアなどで手軽に購入できるサプリメントの中から、目的別におすすめを紹介します。

注目度の高い成分を含む市販サプリメント

注目されている成分で紹介したオリゴ乳酸(LAC)、クルクミン、共役リノール酸、カルニチンについて、市販で購入できるサプリメントを調べました。

カルニチンと共役リノール酸のセット、森永製菓 カルニチン&CLA

1日4粒にCLA800mgとL-カルニチン500mgが配合されたサプリメントです。

ただし、共役リノール酸(CLA)の摂取量については1日3g前後が目安と言われているため、共役リノール酸をメインに取りたい人はジャローフォーミュラズの「CLA 750」がおすすめです。

口コミ
・飲むと体がポカポカする
・脂肪を減らすダイエットに向いていると思う
・汗をよくかくようになった

クルクミンとレバーの栄養入り、ディアナチュラスタイル 濃縮ウコン

クルクミン30mgとレバーの持つ栄養を粉末状にした肝臓エキス100mgが配合されたサプリメントです。

肝臓エキスは豚のレバーの栄養素をそのまま摂取できる成分で、アミノ酸など様々な栄養が微量に含まれています。

口コミ
・小さくて味にもくせがなく飲みやすい
・飲み会の次の日が楽になる
・肝臓エキス入りなのでクルクミン単体より良い気がする

オリゴ乳酸(LAC)は今後に期待

オリゴ乳酸(LAC)については、ドラッグストアなどで気軽に購入できるサプリメントが見つかりませんでした。

通信販売ではオリゴ乳酸を製造・販売している株式会社グレインによるオリゴ乳酸300mgが配合された「the オリゴ乳酸」が挙げられます。

疲労回復におすすめの市販サプリメント

疲労がなかなか抜けない、あらかじめ疲労予防をしたいという人におすすめのサプリメントを紹介します。

ストレスのリカバリー、ディアナチュラ ビタミンC

2粒で1,000mgのビタミンCと、脂質やアミノ酸を代謝してエネルギーにする際に欠かせないビタミンB2やB6も配合されたサプリメントです。

腎臓にある副腎という器官で作られるホルモンには、ストレスに抵抗するためのアドレナリンも含まれており、ストレスがかかり続けるとどんどんアドレナリンが作られます。

この時ビタミンCが消耗され、不足するとストレスへの抵抗性が弱くなってしまうため、普段の生活でビタミンCを補う機会が少ない人におすすめです。

口コミ
・低価格で購入できるので便利
・ビタミンB6も摂れるのでお得感がある
・2回に分けて飲めるので便利

エネルギー不足に、DHC 持続型ビタミンBミックス

水に溶けやすい性質を持つビタミンB群が、ゆっくりと放出される形にしたサプリメントです。

ビタミンB群はそれぞれ、赤血球の正常な形成や、食べたものを消化・代謝してエネルギーに変える際に消費されます。

1日2粒のため、朝晩2回に分けて飲めるのも特徴です。

口コミ
・口の中の荒れた感じが無くなった
・元気よく過ごせるようになり、朝起きやすくなった
・糖質が多い食事なので栄養バランスを整えるのにピッタリ

亜鉛強化に、ディアナチュラスタイル 亜鉛×マルチビタミン

感情のコントロールやうつ状態の緩和に重要な神経伝達物質を作る際、重要な材料である亜鉛がプラスされたマルチビタミンサプリメントです。

特に体を動かす人ほど、亜鉛が汗と共に体外へ流れ出てしまうため、日ごろから運動や仕事で体をよく動かす人におすすめです。

ただし亜鉛の配合量は14mgと多めなため、他に亜鉛を含むサプリメントを飲んでいる方は合計で亜鉛が、男性なら40~45mg以下、女性なら35mg以下になるように気を付けましょう。

口コミ
・朝の目覚めがすっきりする
・亜鉛不足を解消したい人におすすめ
・1粒が小さくてサッと飲める

肌・美容におすすめの市販サプリメント

肌や美容に効果的とされる栄養素を含んだ市販のサプリメントを紹介します。

栄養バランスが気になる人に、大塚製薬 ネイチャーメイド スーパーマルチビタミン&ミネラル

肌を健康に保つには、良質なタンパク質やビタミン、ミネラルなど様々な栄養素が必要です。

肉類や魚、卵、大豆製品は食べているけど「野菜や果物をあまり食べない」という人におすすめです。

1タブレットが大きいため、必要に応じて真ん中の線でカットすると飲みやすくなります。

口コミ
・2つにカットして1日2回に分けて飲むと便利
・爪と髪質が良くなり、ネイルや髪染めが楽しめるようになった
・白髪が生えていたところが気にならなくなった

タンパク質も補いたい人に、ファイン AYA’Sセレクション スーパーフード ソイ プロテイン スムージー

タンパク質が不足しがちという人におすすめの、1杯当たり7.9gのタンパク質が摂れる、ソイプロテインを利用したサプリメントです。

脂肪燃焼効果を持つL-カルニチンや黒コショウ抽出物も配合されているため、日頃の生活の中でも体脂肪を燃やしていきたい人に向いています。

口コミ
・豆乳っぽさがダメな人にもおすすめ
・置き換えにも使えて美味しい
・糖質が高めなので筋トレ後の回復に便利

保湿に有効、小林製薬の栄養補助食品 EPA DHA α-リノレン酸

亜麻仁油などに含まれるα-リノレン酸は、細胞に水分を蓄えるほか、肌の保湿に大切なセラミドの分泌をサポートしてくれます。

普段の食生活で亜麻仁油などを摂る機会が少ない人におすすめです。

口コミ
・PMS前のイライラ感や食欲の異常が落ち着いた
・血液検査の総コレステロールが下がった
・市販品として購入しやすい

筋トレにおすすめの市販サプリメント

筋トレをする際におすすめのサプリメントを、目的別に紹介します。

筋肉分解を抑制、matsukiyo LAB アミノプロ

マツモトキヨシが製造、販売しているサプリメントで、筋トレ時にエネルギーとなることで筋肉分解を抑えるBCAAのほか、瞬発力になるクレアチン、エネルギー代謝をサポートするビタミンが含まれています。

手軽にサッと飲める顆粒タイプで、水などと1日3袋までトレーニングメニューに応じて摂取可能です。

口コミ
・口どけが良く飲みやすい
・筋トレ前に飲むと瞬発力が出る
・自宅でのトレーニングに便利

気づいたときにすぐ飲める、アミノバイタル GOLD

BCAA2,400mgが配合された、スポーツの最中でも飲みやすいグレープフルーツフレーバーの顆粒サプリメントです。

BCAAの中でも、筋肉の損傷をカバーするロイシンが豊富に含まれています。

口コミ
・仕事疲れにも効果的
・筋肉痛になりにくく、トレーニングを続けやすい
・味が良いので筋トレで疲れていても飲める

健康全般におすすめの市販サプリメント

多くの人にマルチにおすすめできるサプリメントというと難しいため、健康長寿のサポートとして、抗酸化作用を持つ栄養素を含む市販サプリメント、快適な眠りをサポートするサプリメントを紹介します。

20歳以降減少する、DHC コエンザイムQ10ダイレクト

体内でも合成されるコエンザイムQ10は油に溶けやすい物質で、主に体の中でエネルギーを作り出す仕組みに関わっています。

還元型コエンザイムQ10は口腔内の健康維持や疲労感の抑制などの効果が期待されることから、日常生活の一過性の疲労を軽減する機能性表示食品として届け出が行われています。

口コミ
・体力が続く気がする
・朝起きるのがすごく楽になった
・仕事の後の疲労が溜まりにくくなった

寝つきをサポートする、ナイトプラス グリシン GABA テアニン

グリシンやテアニン、GABAのほか、生薬として利用されてきたラフマ(羅布麻)の葉のエキスを使用したサプリメントです。

2015年の報告では、ラフマ葉エキスとGABAを経口摂取した人のノンレム睡眠時間を5.1%増加させたことが報告されています。

口コミ
・中途半端な時間に起きなくなった
・寝る1時間前に飲むとちょうどいい
・ストレスが多い人に向いていると思う