ピクノジェノールサプリメントのおすすめ2選!効果や選び方を解説!

目次

そもそもピクノジェノールとは?

ピクノジェノールはフランス海岸松(かいがんしょう)の樹皮から発見されたフラボノイドの一種です。

より正確にいうとピクノジェノールは商品に使用される際の名前であり、同じようなフラボノイドが松樹皮抽出物としてサプリメントや健康食品に利用されていることもあります。

ピクノジェノールは、強力な抗酸化作用を持つことが報告されています。

抗酸化作用とは、体内の酸化作用を抑える働きをいいます。

体内で生じた活性酸素による酸化作用は細胞を傷つけ、老化やガン、動脈硬化糖尿病の原因となるといわれています。

この酸化作用を抑える働きをするものを抗酸化物質といいます。

ピクノジェノールの効果を解説!どんな人におすすめ?

ピクノジェノールについて、さまざまな働きが報告されています。

血管を強くし、血流を良くする

ピクノジェノールには、血管をしなやかに強くし、血管の健康を維持する働きや、血管を拡げる物質の生成を増やして、血液の流れを良くする働きが報告されています。

血管の健康を維持することは動脈硬化の予防など、また血流が良くなることでお肌のくすみや肩こり、冷えなどの予防に繋がります。

また血行不良が続くと、足の筋肉が緊張してしまい、強張った状態になります。すると水分代謝がうまくいかなくなり、むくみの原因になってしまいます。

血流をよくし、むくみの原因を予防・解消する効果も期待できる可能性があります。

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お肌を健康に保つ

ピクノジェノールには、お肌の健康に大切なコラーゲンやヒアルロン酸の生成を増やし、シミの原因ともなるメラニン色素の生成を抑える働きが報告されており、お肌を健康に保ちます。

炎症を抑える

ピクノジェノールは、炎症を引き起こす物質の生成を抑える働きがあることや炎症による痛みを和らげることが報告されており、肩こりや関節炎などによる痛みを和らげる働きが期待されます。

アレルギーを抑える

花粉症などのアレルギー症状や喘息の症状を和らげるとの報告もあり、アレルギー反応を抑える働きが期待されます。

生殖機能や女性特有の悩みにも

ピクノジェノールの摂取によって、女性の生理痛や更年期障害の症状を和らげることが報告されています。

また通常は子宮内にて作られ生理と共に膣から剥がれ落ちるはずの内膜が、本来あるべき場所とは別の部位に出来てしまう子宮内膜症に関しても、効果が報告されています。

恵寿総合病院の研究によると
2007年、子宮内膜症を持つ女性58名を、ピクノジェノールを1日60mg摂取する群と一般的な治療を受ける群に分けて48週間経過観察した。結果として、ピクノジェノールを摂取した群の女性でも、通常の治療と同様に子宮内膜症を示す腫瘍マーカーCA125の減少が確認され、再発を予防できたことが確認できた。通常の治療の方が腫瘍マーカーの減少は大きかったものの、再発予防効果はピクノジェノールの方が高かった

加えて、ピクノジェノールの摂取により男性の正常な精子の数を増やすとの報告もあります。

実際の研究例はまだ少なく、確実に効果があると決まった訳ではありませんが、今後の研究によっては新しい治療法の1つとなっていくかもしれません。

ピクノジェノールの摂取がおすすめな人

体内の活性酸素は、年齢を重ねるごとに増えるといわれています。

その他、ストレスや喫煙、過剰な飲酒、紫外線、食品添加物、激しい運動なども体内の活性酸素を増やす原因となります。

そのため、強力な抗酸化作用を持つピクノジェノールは、加齢に伴う老化が気になる人やストレスの多い環境にある人、タバコやお酒を飲む量が多い人、食事の偏りが気になる人などにおすすめです。

ピクノジェノールの摂取をおすすめできない人

授乳中の人や治療のために薬を内服している人、自己免疫疾患の治療を受けている人に関しては、ピクノジェノールの摂取はおすすめできません。

また血行を良くする働きがあることから、手術や歯の治療の前に飲み続けていると、出血がひどくなる恐れがあります。

必ず治療中の方、疾患などにより手術を予定している方は、あらかじめ医師や薬剤師に相談しましょう。

バセドウ病など、自己免疫疾患の人は要注意

甲状腺ホルモンが過剰に作られてしまうバセドウ病は、女性にも多い病気の1つです。

ピクノジェノールには自己免疫疾患の治療を妨げてしまう可能性があるため、治療中の人は注意しましょう。

ピクノジェノールの効果を解説!どんな人におすすめ?

ピクノジェノールとパインバークの違い、どちらを摂るべきか解説!

パインバークとは松樹皮、その成分のことを意味します。

実際に海外のサプリメントを見ると、ピクノジェノールを含むものとパインバークを含むものの2通りに分かれます。

効果から見るとピクノジェノールがおすすめ

この記事で紹介しているピクノジェノールの効果は、あくまでもフランス海岸松(かいがんしょう)の樹皮から発見されたフラボノイドに限られます。

パインバークはフランス海岸松以外の松が使われたものやピクノジェノールと同じ抽出方法ではないものも含まれるため、厳密に言えば同じ成分とは限りません。

安全性はどちらも高いものの、ピクノジェノールの効果が自分に合っていると考える場合はピクノジェノールを選ぶことをおすすめします。

コスパから見るとパインバーク

コスパから考えると、ピクノジェノールよりパインバークの方がおすすめです。

たとえばNow社のサプリメントを比べると、ピクノジェノールサプリメントが、2020年1月時点で4,164円であるのに対し、パインバークサプリメントは1,558円です。

さらに1カプセルあたりの値段で比較すると、ピクノジェノールサプリメントは1日あたり約70円、パインバークサプリメントは約17円です。

これは他のメーカーでも同様で、ピクノジェノールを含むサプリメントの方が値段が高くなります。

ピクノジェノールは特許技術の抽出方法が使われているため、その分原料の価格が高くなるのです。

長く続けていきたいのであればパインバークの方が、費用の面では負担がかかりにくいためおすすめです。

ピクノジェノールサプリメントの選び方を解説!

ピクノジェノールサプリメントを選ぶ際のポイントをご紹介しましょう。

ピクノジェノールの他の成分についてチェックしよう

ピクノジェノールの他にもビタミンCやビタミンE、βカロテン、コエンザイムQ10などの抗酸化物質が配合されているとより効率的な働きが期待できる可能性があります。

抗酸化物質は、細胞よりもより酸化されやすい物質で、自らが酸化されることにより細胞の酸化を防ぎます。

酸化した抗酸化物質は、抗酸化作用がなくなるわけですが、他の抗酸化物質によって再活性化されます。

ピクノジェノールの研究結果としても、ピクノジェノールはビタミンCの寿命を延ばすことやビタミンE(α-トコフェロール)を保護することが報告されています。

このようにいくつかの抗酸化物質が配合されていると、お互いに協力してより効率的に働くことができます。

飲みやすい形状やにおい、味のサプリメントを選ぼう

継続して飲むことが必要なサプリメントは、毎日の使用が苦にならないことが大切です。

自分が飲みやすい形状(タブレット、カプセル、顆粒など)で、においが味が気にならないものを選ぶようにしましょう。

より安全、安心なサプリメントを選ぼう

ピクノジェノールサプリメントは、スイスのホーファー・リサーチ社のロゴマークの入ったものを選ぶと安心です。

ピクノジェノールは、ホーファー・リサーチ社の登録商標で、農薬や肥料を一切使用せず育ったフランス海岸松の樹皮から独自の製法で抽出される成分です。

ピクノジェノールは、有効性や安全性、無毒性について長年に渡る臨床研究で検証されています。

さらに、製造工程や品質が一定の基準を満たす工場で製造されていることを示すGMP認定マークのついているサプリメントを選ぶとよいでしょう。

ピクノジェノールの適切な飲み方・摂取量とは?

ピクノジェノールは、スイスのホーファー・リサーチ社が独自特許製法で松樹皮より抽出している成分です。

ピクノジェノールの効果を期待するのであれば、ホーファー・リサーチ社の公認のマークがついている商品に関してはメーカーの指示通りの量を飲むことをおすすめします。

効果があるとされる摂取量は報告により異なる

有効な効果があったとする報告を見ていくと、1日あたりの摂取量は60~200mgまで差があります。

ピクノジェノールの女性の月経痛や更年期障害に対する効果に関しては、1日60mgが目安になりそうです。

恵寿総合病院の研究によると
ピクノジェノールを1日2回、1回30mg飲むことで、女性の月経痛や更年期障害に効果があった

ピクノジェノールは他にも様々な効果が指摘されているものの、摂取量は報告によって異なります。

血中脂質など血管を丈夫にし血流を良くする効果に関する報告であれば、1日180~200mgなどと摂取量に違いが見られるのです。

ギラン医科大学の研究によると
ピクノジェノールは、心血管疾患の予防に重要な役割を果たす可能性がある
ライプニッツ環境医療研究所の報告によると
ピクノジェノールは1日75mgの摂取で、肌の色素沈着を改善する効果がある
カリフォルニア大学バークレー校の研究によると
体重1kgあたり1.10~1.66mgのピクノジェノールを摂取することにより、紫外線からの肌の保護する効果がある

上記の研究に基づけば、体重60kgの人なら66~99.6mg摂取すると効果があることになります。

ピクノジェノールは、ホーファー・リサーチ社の公認マークがついており、どのような素材が一緒に配合されていて、1日当たりどの程度摂取すればよいかが確認できるサプリメントを選ぶようにしましょう。

そのうえで、メーカーの指示通りに量を守って飲むのがおすすめです。

有害事象が起きる場合もある

安全性の高いピクノジェノールですが、人によってはめまい胃腸障害、頭痛口内炎が起きる場合があります。

異常を感じたら飲むのを中止し、症状が改善しないようであれば摂取したサプリメントを持って薬剤師や医師へ相談することをおすすめします。

おすすめのピクノジェノールサプリメント2選!

ピクノジェノールサプリメントのおすすめをご紹介します。

ピクノジェノールに抗酸化作用を持つビタミン・ミネラルのパワーが加わった DHC ピクノジェノール-PB

強力な抗酸化作用を持つピクノジェノールに抗酸化作用を持つビタミンC、ビタミンE、ビタミンA、セレンが加わりよりパワフルに細胞を守る働きをするソフトカプセルタイプのサプリメントです。

品質に関しても、国内工場の厳しい品質基準の中で製造され、ホーファー・リサーチ社のピクノジェノールを使用しており安心です。

1日目安量2粒でフランス海岸松樹皮エキス末60mgを摂取できます。

コスト的にも比較的お手頃価格で、継続がしやすい点もおすすめです。

口コミ
・花粉症対策に良いと聞いて購入。飲み始めて数日で効果を実感しました
・飲んでから3日後ぐらいから腰の痛みが楽になりました
・購入して二週間経ちましたが朝の寝起きがすっきりしていると実感できています

女性が摂取すると良い成分がたっぷり エクセレントメディカル ピクノジェノールエクセレントプラス

ピクノジェノールに女性ホルモンに似た働きを持つといわれている大豆イソフラボン、豊富なポリフェノールが取れるレスベラトロール、美肌成分セラミドといった女性が積極的に摂取したい成分を凝縮したサプリメントです。

もちろん男性にもおすすめです。

原料はホーファー・リサーチ社のピクノジェノール使用で、厳しい品質管理基準をクリアしたGMP認定国内工場で製造されているため、品質に関して安心感があります。

1日の目安量4粒でピクノジェノール100mgが摂取できます。

口コミ
・女性特有のPMS(月経前症候群)の辛さがかなり軽減されて助かっております
・これのおかげで、更年期特有のだるさが軽減されています
・年齢と共にパサつきがちな髪の毛やお肌の調子も良くなります

海外ピクノジェノールサプリメントのおすすめ2選!

海外で販売されているピクノジェノールサプリメントも、上記で紹介した2つのサプリメントと同様に100mgのものもあれば、30mgや50mgのものも含まれます。

ここでは海外でも評価の高いピクノジェノールサプリメントを紹介します。

まずは海外サプリメントの取り扱いが豊富なiHerbでのお得な購入方法を解説します。

iHerbでのお得な購入方法

好コスパ California Gold Nutrition, フランスカイガンショウ樹皮エキス、オリゴピン、抗酸化ポリフェノール、100mg

フランス海岸松から抽出された、オリゴピンという松樹皮エキスが使用されたサプリメントです。

抽出方法はピクノジェノールと異なりますが、成分量がしっかり確保されており、松樹皮エキス以外の成分はカプセルの素材だけと、コスパの良い商品です。

口コミ
・かかとの皮膚まで柔らかくなり、化粧品を使う量が減った
・むくみにくくなった
・生理痛が軽くなり、過ごしやすくなった

California Gold Nutrition, フランスカイガンショウ樹皮エキス、オリゴピン、抗酸化ポリフェノール、100mg

量を調整したい人に、Now Foods ピクノジェノール

Now Foods社では、ピクノジェノールサプリメントを1カプセルあたり30mg、60mg、100mgの3段階で販売しています。

ピクノジェノールの量を調整したい、と考えている人におすすめです。

またそれぞれ、異なる効果が期待される成分が共に配合されているため、一緒に摂りたいものから選ぶのもおすすめです。

30mgでは、ビタミンCの活性を高めるビタミンPが含まれる、シトラスバイオフラボノイドコンプレックスが配合されています。

60mgのものには、アセロラパウダーやソバなどに多く含まれ、血管強化効果があると言われるルチンパウダーが配合されています。

100mgのものには、インドの伝承医学であるアユルヴェーダにおいて、高い抗酸化作用を持つとされるアムラという木のエキスも配合されています。

口コミ
・肌がつるつるして、目が疲れにくくなった
・朝早く起きれるようになり、疲れにくくなった

Now Foods ピクノジェノール