バセドウ病サプリメントのおすすめ2選!治療と併用できる?

バセドウ病の原因、症状、治療法を解説します

バセドウ病の原因は明らかになってはいませんが、様々な要因が影響し発症しているのではないかと言われています。

原因のひとつとして考えられているのが、慢性的な甲状腺の炎症による自己免疫反応です。私たちの身体は体外から細菌などの外敵が侵入してこようとすると防御反応を起こし、身体の外に排出しようとします。

外敵を攻撃する役割を担っているのがリンパ球です。このリンパ球は基本的には外敵以外、つまり私たちの身体を攻撃するようなことはありません。

しかし何らかの原因(炎症など)で私たちの身体の一部を外敵とみなし、攻撃をしてしまうことがあります。これが自己免疫反応と呼ばれる症状になります。

バセドウ病は甲状腺を刺激する抗体が過剰に甲状腺を刺激することにより、甲状腺ホルモンの分泌調整ができなくなってしまう病気です。

甲状腺の炎症が起こる原因は定かではありませんが、遺伝的な要因が関係している可能性が最も強いと言われています。

その他の原因としては妊娠・出産によるホルモンバランスの影響やストレスなど様々なものが懸念されています。

バセドウ病には有名な3つの症状があります。それは頻脈・甲状腺腫・眼球の突出です。血中の甲状腺抗体濃度などと合わせて、この3徴候(メルゼブルクの3徴)の程度をみて診断がされます。

他の症状としては、頻脈に伴う動悸や息切れ倦怠感などの自覚症状もよく出現します。

また代謝が上がることで消費エネルギーの過多が起こり、体重が極端に減少します。食べても食べても痩せていってしまいます。

さらに症状が進むと、精神症状を呈するようになり、気分が高揚することもあれば突然落ち込むことがあります。精神症状はバセドウ病の深刻な症状のひとつです。

いずれの症状も極めて辛いものですので、早急に治療を開始する必要があります。

バセドウ病の治療には抗甲状腺薬、手術、アイソトープの3つの方法があります。

抗甲状腺薬とはその名の通り、甲状腺の働きを抑える薬になります。肝臓で代謝するため肝機能障害を起こしたり、アレルギーなどを起こすことがまれにあります。

手術は甲状腺を切除することで甲状腺の働きを抑えます。完全に甲状腺のホルモンが出なくなってしまうため、手術後はホルモン剤を内服しなければいけません。

最後にアイソトープですが、おそらく聞き慣れない治療方法かと思います。食べ物に含まれるヨウ素は甲状腺に集まり、ホルモンの原材料となります。

この性質を利用し、放射性のヨウ素を甲状腺に集めることで甲状腺の機能を抑える作用が期待できます。

この放射性ヨウ素のカプセルを内服する治療をアイソトープと言いますが、放射線を使用するので18歳以下の方や授乳中の方には使用することができません。

以上がバセドウ病の原因、症状、主な治療方法になります。次項ではバセドウ病におすすめの成分について述べていきたいと思います。

バセドウ病におすすめの成分とは?

先述の通りバセドウ病は代謝が亢進する病気であるため、消費エネルギーが過多になります。つまりエネルギーの消耗が激しく、体力が落ちることが多いです。

疲労感や倦怠感など様々な辛い症状が生じます。このような時期にとりたい成分としては、エネルギーの元となる栄養素や失いがちなミネラルなどが挙げられます。

特にミネラルの中でも亜鉛は、甲状腺の機能に影響する重要なミネラルとして積極的にとりたいものです。亜鉛は牡蠣や豚肉、牛肉などに豊富に含まれています。

エネルギーの元となる成分としては、ご飯やパンなどの炭水化物、お肉や魚などのタンパク質になります。

しっかりとご飯やお肉などを食べることが望ましいのですが、消化不良などの症状が出ているときはお粥にしたり、細かく刻んだりするなど調理方法を工夫することがおすすめです。

バセドウ病の方が食べるべき食品、控えるべき食品とは?

バセドウ病の方に是非食べていただきたい食品としては、亜鉛が豊富に含まれるものとエネルギーの元となるものがあります。

亜鉛は甲状腺の機能を調整する働きがあると言われており、適量をしっかりとりたいものです。しかし私たちの食生活の中で亜鉛は不足しがちです。

そのため不足分をサプリメントなどで補うことも大切です。あくまでも不足分ですので、過剰摂取には注意してください。

亜鉛を大量に摂取すると急性中毒を起こすことがあり、継続的な過剰摂取は銅の吸収を阻害し、銅の欠乏による貧血を起こすことがあります。

適量を守ることと主治医に必ず相談をした上で、サプリメントの摂取を始めましょう。

バセドウ病の方が控えるべき食品としてはヨード(ヨウ素)を含む食品が挙げられます。

特に抗甲状腺ホルモンの薬を内服中の方やアイソトープ治療中の方は注意が必要です。

ヨードは甲状腺ホルモン主原料であり、過剰に摂取すると甲状腺ホルモンの分泌量が調整できなくなります。

ヨードが多く含まれる食品としては、昆布やわかめなどの海藻類があります。海藻類は日本食に多く使用される食品ですので、日頃から注意が必要です。

バセドウ病の方向けサプリメントの選び方を解説!薬と併用できる?

バセドウ病は先述の通り、亜鉛を積極的にとりたいものです。またエネルギーの消費を促進するため、失われがちなビタミン類を補うこともおすすめです。

選び方のポイントとしては、原材料や含有成分量が明らかであることが挙げられます。これは治療で使用している薬剤との相互関係を知るために重要です。

サプリメントを始めるときには必ず主治医や薬剤師に相談をしてください。せっかくサプリメントで栄養素を補うのですから、しっかりと効果を実感するために確認をお願いいたします。

バセドウ病の方におすすめのサプリメント2選!

今回は甲状腺の機能を調整する働きが期待されている亜鉛のサプリメントについてご紹介をしていきたいと思います。

体力不足・日ごろの疲れが気になる方へ! DHC 亜鉛

亜鉛には甲状腺の機能を調整する働きがあると述べました。その他の働きとしては味覚の正常化や皮膚や粘膜の保護、タンパク質の代謝をサポートします。

DHCの亜鉛は1日1粒を目安として、亜鉛が15mg含まれています。有名健康食品会社だからこそ、安定した価格と安心の品質管理が嬉しいポイントです。

口コミ
・低価格で高品質であることが嬉しい
・コストパフォーマンスが良いので続けやすい
・飲み始めてから疲れが和らいだ

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DHC(ディー・エイチ・シー)

疲れた身体を癒す! DHC ビタミンC

バセドウ病の症状が進むとビタミン(特にビタミンAとビタミンB群ビタミンC)が不足しがちです。これらのビタミンが不足した状態が続くと疲労感や倦怠感などの症状を呈することがあります。

滋養強壮としてビタミン類はしっかりとりたいものです。DHCのビタミンCは1日2粒を目安に摂取が推奨されており、1粒あたりレモン約33個分のビタミンCが含まれています。

この商品にはビタミンCの他にビタミンB2も含まれています。低価格で高品質な商品ですので、安心して続けることができます。

口コミ
・最近疲れがひどく食欲もないため足りない栄養素を手軽に補えるのは嬉しい
・飲み始めてから身体が軽くなった

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DHC(ディー・エイチ・シー)

バセドウ病の症状は様々ですが、いずれも辛いものです。少しでも症状がやわらぐようにバランスよく栄養素をとりましょう。