メラトニンサプリメントのおすすめ4選！効果や副作用とは？

メラトニンサプリメントのおすすめ4選！

メラトニンは海外では健康食品ですが、日本では医薬品に該当します。

したがって、メラトニンサプリメントの購入は海外製品の個人輸入に限られます。またその輸入も、医薬品医薬機器等法により、1度に2月分までと規定があります。

そのため用量は海外の規格であり、日本人への効果・安全性は確立しておらず、前述のような副作用の恐れもあるため、輸入の場合数量に制限もあります。

まずはメラトニン効果が期待できるトリプトファン配合のサプリメントを紹介し、次の章で海外のメラトニンサプリメントを紹介します。

トリプトファンは午前中に摂取することで、日中にセロトニンになり、夜にメラトニンとなって効果を発揮する効果が期待できます。

睡眠を助ける成分がたっぷり、グッドナイト27000

GABA、グリシン、L-テアニンなどの睡眠をサポートする成分と、リラックス効果を持つハーブが配合されたサプリメントです。L-トリプトファンに至っては、原料末で102mgも配合されています。

睡眠や疲労感で悩む方に最もおすすめのサプリメントです。

グッドナイト27000プラスの口コミはどう？効果や副作用を解説！

サプリポートが最もおすすめする睡眠サプリメントのグッドナイト27000に関してはこちらの記事でより詳しく解説しました。上記の記事からは限定価格990円で購入していただくことが可能です。

トリプトファンサプリメント人気NO.1　Kaimin　トリプトリズム

1日目安量に、トリプトファンが500mg含まれており、国産のトリプトファンサプリメントの中では高用量になります。

また、トリプトファンからスムーズにセロトニン・メチオニンへと生合成されるために必要な栄養素であるビタミンB6・ナイアシンも配合されており、効果的にも効率的にも優れたサプリメントになります。

トリプトファンは植物由来のものを使用し、ISO22000食品安全マネジメントシステムに準じた徹底した品質管理体制の下製造されており、高い品質と安全性を誇る商品として評価されています。

トリプトリズムの口コミ評判を徹底調査！効果・副作用はどう？

上記のリンク経由であれば、初回の方に限り送料無料、最安値の税込972円で購入いただけます。

睡眠の専門家が開発　ムーンムーン株式会社　月の休息

1日目安量に、トリプトファンが250mg含まれており、加えてビタミンB1・ビタミンB6・ナイアシン・GABA・テアニン・クワンソウも配合されています。

効率よくメラトニン効果が現れるための成分と、リラックス効果のある成分が含まれていることから、睡眠効果に特化したサプリメントになります。

国内のGMP認定工場で製造されており、安心安全な商品になります。様々な雑誌やメディアでも取り上げられており、健康・美容の専門家からの評価も高くなっています。

100％ピュアパウダー　MARUGO(マルゴ)　L-トリプトファン

1日目安量に、トリプトファンが1000mg含まれています。その他の有効成分、保存料や甘味料などの添加物は一切含まれておらず、純粋にトリプトファンだけを摂取したい方におすすめになります。

トリプトファンサプリメントでは珍しいパウダータイプで、甘味料が含まれていないため若干の苦みはありますが、錠剤やカプセル剤とは違い、摂取量を微調節できるといったメリットもあります。

植物由来成分にこだわり、国内のGMP認定工場で製造されており、品詞・安全性ともに高いサプリメントになります。

iHerbで買えるアメリカのメラトニンサプリメントはこれ！

個人輸入で購入できるサイトとしてはiHerbが挙げられます。まずは、海外サプリメントを豊富に扱うiHerbでのお得な購入方法を解説します。

人気の高いメラトニンサプリメントをチェックしてみました。

ただ人気が高いと言うだけであって、使用を推奨するものではありません。自分でも内容をしっかり確認したうえで、本当に使うべきかどうか、十分に検討しましょう。

安価で購入できる、Now Foods　メラトニン

大手サプリメントメーカーのNow Foodsの販売するメラトニンサプリメントで、3mgのカプセルが60個入っています。

より低用量、ライフエクステンション　メラトニン

メラトニン量が1mgと非常に少量であり、少しずつ始めたい人向けです。

ただそれでも眠気が強くなりすぎてしまうという口コミも見られたため、休日など寝過ごしても良い日に試したうえで、安易に使うのは避けた方が良いでしょう。

そもそもメラトニンとは？その効果を解説！

メラトニンは、脳の松果体(しょうかたい)と呼ばれる部分から分泌されるホルモンで、体内では必須アミノ酸のトリプトファンから神経伝達物質セロトニンを経て合成されます。

分泌されたメラトニンは、体内で様々な作用を有し、様々な効果を果たしていきます。

睡眠効果

メラトニンは、夜になると徐々に分泌されていき、副交感神経に作用することで身体をリラックス状態に導きます。血圧や脈拍を下げる作用があり、睡眠の準備へと導く効果があります。そのため「睡眠ホルモン」とも呼ばれています。

実際に、メラトニン受容体に作用し分泌を促進させることで催眠効果を有する睡眠導入剤も医薬品として存在し、高い効果を示しています。

睡眠効果とそれに伴う作用により、日中の判断力・集中力の向上、偏頭痛の解消、血圧の安定、耳鳴りの改善などの副次的効果も期待できます。

抗酸化作用

メラトニンは抗酸化作用を有し、老化や病気の要因にもなる活性酸素を除去する効果があります。

血液脳関門を通過できる性質であるため、身体の隅々まで行き渡る抗酸化物質として注目されており、脳の萎縮やアルツハイマー型認知症の予防に効果があるという研究結果もあります。

胃腸への効果

メラトニンは胃腸でも生成されていることがわかっており、その量は脳で生成される量よりも多いとされています。

胃腸で作られたメラトニンは、胃腸の蠕動運動（ぜんどううんどう）や弁の働きを正常に行うために重要な働きをしていることがわかっており、胃潰瘍や胸やけの予防、さらにはピロリ菌感染に対する保護効果も認めらています。

メラトニンで身長が伸びる？

「身長が伸びる」とは、簡単に言えば骨が伸びることそのものです。骨を延ばす際に重要なのはタンパク質であり、骨を固くして丈夫にするカルシウムではありません。

タンパク質をたっぷりと摂った上で、まんべんなく全身を動かすような運動をして栄養を体全体に行きわたらせ、たっぷりと寝ることが必要です。

睡眠中に成長ホルモンが分泌されると言われますが、体内の血糖値が高い状態が続くと成長ホルモンは分泌されません。

つまり夜遅くまで起きて夜食を摂るような生活を続けていると、成長ホルモンの分泌が妨げられてしまいます。

それだけでなく、タンパク質が不足するということは、メラトニンの原料となるアミノ酸であるトリプトファンが不足するということであり、同時に身長が伸びる原料不足でもあります。

メラトニンをたっぷり補給して眠りやすくしても、食生活が偏っていて運動不足のままでは、身長が伸びる可能性は少ないと言えるでしょう。

メラトニンに抗がん作用があるって本当？

近年指摘されるのが、上記の抗酸化作用によってもたらされるがん細胞を除去する免疫力アップや、抗がん剤やストレスに伴う免疫力の低下を軽減するという効果です。

つまりメラトニンは治療に伴う副作用を抑え、生存率を高める効果が期待できるのです。この効果に注目し、メラトニンを処方している病院もあります。

ただ、血液のがんとも言われる悪性リンパ腫や白血病といった自己免疫細胞の腫瘍に関しては、メラトニンを飲むことにより症状が悪化するリスクがあるため内服は推奨されていません。

またメラトニンはは、血圧低下作用や避妊効果など様々なリスクも考えて内服する必要があり、個人が安易にがん治療に用いるのは危険です。

メラトニン不足時の症状とは？

メラトニンは睡眠に深く関わるホルモンです。そのためメラトニン不足により現れやすい症状は、やはり不眠症や睡眠の質の悪化になります。また、体温やホルモン分泌を調節している体内時計の乱れにも影響してきます。

不眠症により、日中活動時の集中力・判断力にも影響を及ぼし、さらには前駆体であるセロトニンとのバランスにも関わるため、うつ病などの精神疾患をも引き起こしかねません。

メラトニン不足は、現代人の生活様式に深く関わっており、生活リズムの乱れや過度なストレスなどによって引き起こされます。まだ、セロトニンは日光による刺激により分泌されるため、日光浴不足も要因の1つです。

メラトニンサプリメントに副作用はある？その安全性を解説！

メラトニン分泌は、いわゆる生理的な反応です。通常の生活においてメラトニン不足による影響はあっても、メラトニン分泌による副作用はありません。

しかし、サプリメントによる過剰摂取や、医薬品による過剰分泌によっては、副作用が現れることがあり、それらの使用には十分注意が必要になります。

副交感神経に過剰に作用することで低血圧や徐脈、偏頭痛などを引き起こす恐れがあり、またホルモンバランスに乱れによって生活リズムに悪影響を及ぼす恐れもあります。

また、サプリメントや医薬品を日中に服用してしまうことにより、本来分泌が抑制されている日中にメラトニンが増えることで、逆に睡眠障害を引き起こす恐れもあり、摂取方法にも注意が必要になります。

さらに、メラトニンは性腺刺激ホルモンの分泌を抑制する作用があり、生殖機能を低下させることが報告されており、男性の場合は精子の減少など、女性の場合は不妊症や月経不順などを引き起こす恐れもあります。

これらは、適切な用法・用量で摂取していれば回避できる副作用であり、メラトニン自体は安全な成分になります。

なぜ日本では販売されていないの？

では適切な用法・容量であれば安全で副作用も回避できるのに、何故日本ではメラトニンサプリメントは販売されていないのでしょうか。

それは日本ではメラトニンが医薬品に指定されているためです。

したがって国産のメラトニンサプリメントは存在しません。

さらに不眠治療薬として承認されていないことから、処方できる薬もないため、医師から処方されることもない成分です。

また薬として特許を取得できるのは、新しい物質に限られます。ところがメラトニンはもともと人の中に存在するホルモンであり、自然界に存在する物質として構造上の特許取得ができないとされます。

このことから、製薬会社にとって利益化が難しく、研究対象になりにくいため、研究が進まないという側面もあります。

すでに睡眠が上手くとれず辛い思いをしたり、日常生活に負担を抱えていたりする人は、医師に相談した方がより安全です。同様の作用を持つラメルテオンという医薬品が処方される可能性もあります。

飲むとしたらどう飲めばいい？

もしメラトニンサプリメント飲むことを検討するとしたら、睡眠障害の場合は夜になる時間帯に0.3～3mgを内服する範囲がおすすめだと言われています。

心配な場合は、できるだけ少ない量のサプリメントで飲むようにしましょう。すでに精神安定剤や睡眠薬を使っている人は、まずは医師に現状を相談することも重要です。

また製品の安全性を十分に確保しましょう。サプリメントは薬ではありませんが、有害な作用が起きる危険性があることを忘れてはいけません。

できれば日本でも知られているような大手のサプリメントメーカーの製品にするか、もしくは個人的に処方しているクリニックを探すのも1つの手です。