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心臓に良い成分、食べ物・飲み物を紹介!
心臓は、私たちの体にとって重要な役割を持つ臓器の一つです。心臓の大きさは握りこぶし位で、200~300g程だと言われています。胸部の中央に位置しており、心臓の先端はやや左側を向いています。
心臓は、酸素を含んでいる血液を全身へ送るポンプの役目を担っています。1分間に60~80回規則正しく収縮し、1日に約10万回も拍動が繰り返し行われています。心臓から、全身に絶え間なく血液が送られ続けているからこそ、私たちは元気に過ごすことができるのです。
次に、心臓に良い成分をご紹介していきます。オメガー3脂肪酸は、心臓に良い成分として注目を浴びています。
オメガー3脂肪酸を豊富に含む食材は心臓に良いとされていますが、心臓病の予防については証明されていません。
ミトコンドリアは、細胞の中にある小さな器官であり、酸素を活用して糖や脂肪を分解、臓器や筋肉を動かすのに必要なATPという物質に変えられます。
ミトコンドリアは心臓の拍動に必要なエネルギーを作り出す働きを持っているとも言われています。
コエンザイムQ10やマグネシウムは、心臓病に有用とされています。
エクオールという成分は、更年期障害による症状の緩和・動脈硬化の予防に関与していることで知られています。エクオールの産生には腸内細菌が関与しており、腸内環境を整えていくことが大切です。
以下の表は、心臓に良いとされる食べ物や飲み物についてまとめたので、ご覧ください。
栄養素 | 働き | 食品 |
---|---|---|
オメガー3脂肪酸 | 動脈硬化予防に関与 | 鮭・マグロ・ムール貝 |
ビタミンB6 ビタミン12 |
心筋梗塞の予防の可能性 | 【ビタミンB6】玄米・バナナビタミン 【B12】シジミ・イクラ |
ビタミンC | 動脈硬化の予防に関与 | パプリカ・オレンジ |
マグネシウム | 心疾患のリスク低下に関与 | 大豆・わかめ・ひじき |
エクオール | 動脈硬化予防に関与・更年期による症状の緩和 大豆イソフラボンに含まれる成分が腸内細菌でエクオールに変換される |
大豆 |
カテキン | 動脈硬化を抑制 心疾患の予防効果が期待できる |
緑茶・紅茶・ウーロン茶 |
食物繊維 | 動脈硬化の予防に関与 | 玄米・大豆・野菜 |
コエンザイムQ10 | 細胞の機能を促すために必要な抗酸化物質・心機能の改善と関連あり | イワシ・サバ・豚肉・牛肉 |
飽和脂肪酸・塩分・アルコールの摂り過ぎは、虚血性心疾患のリスクを高めます。
狭心症や心筋梗塞を起こす危険因子として、高血圧・高脂血症・糖尿病・肥満・喫煙・メタボリックシンドロームなども挙げられます。
狭心症や心筋梗塞などの心臓病を予防し、健やかな毎日を過ごすためには、前述した心臓に良いとされる食べ物や飲み物だけを摂取していればよいというわけではありません。
虚血性心疾患は生活習慣と深い関係性があると言われているため、バランスの良い食生活・十分な睡眠・適度な運動を行い、適正な体重や検査データの維持ができるよう心がけていくことが大切です。
「バナナが心臓に悪い」って本当?
バナナにはビタミンB6・カリウム・食物繊維など様々な栄養素が豊富に含まれており、健康に良いとされる食べ物の一つです。
健康な状態の人がバナナを食べると、むくみや便秘解消などの効果が期待できると言われています。しかし、腎臓病などに罹患している方は、バナナなどのカリウムを含む食品の制限をしなければいけない場合があります。
慢性腎疾患などの腎臓病に罹患してしまうと、重篤な不整脈や心不全を合併する可能性が高いと言われています。
腎臓病に罹患すると、食事から摂取したカリウムを排泄する能力が低下し、血中のカリウム濃度が上昇していきます。
そうなってしまうと、重篤な不整脈が起き、心停止に至る危険性があるのです。そのような状態を防ぐため、腎臓病などに罹患している方の場合、バナナなどの果物に含まれているカリウムを制限した食事療法が必要となります。
腎臓と心臓は密接な関係があると言われています。動悸・息切れ・胸部不快感・むくみなど、気になる自覚症状がある方は、医療機関を受診するようにしましょう。既に持病があり内服薬を服用している方は、定期的な受診と薬の服用を必ず継続するようにしてください。
心臓への負担を減らしたり不整脈を防いだりするサプリメントって本当にあるの?
前述した心臓に良い成分が配合されたサプリメントを、バランスの良い食事や規則正しい生活の補助的な手段として取り入れていくと、動脈硬化を予防する効果が期待できます。
しかし、サプリメントは医薬品ではなく栄養補助食品に分類されているものであるため、不整脈を予防できる効果は期待できないと考えられます。
心臓に良い成分に副作用はない?
前述してきた心臓に良い成分ですが、サプリメントとして取り入れる場合、1回の目安摂取量を守る必要があります。
ビタミンB6サプリメントを過剰に摂取し続けると、吐き気や胸焼けなどの副作用が見られる可能性があります。
マグネシウムサプリメントを摂取し過ぎると、吐き気や下痢などの副作用が見られる可能性があります。
また、コエンザイムQ10サプリメントと抗凝固剤を一緒に服用すると、ワーファリンの作用を弱めてしまうリスクがあります。
持病があり、心臓に良いと言われている成分を含むサプリメントを使用したい方は、主治医に確認してから摂取するようにしてください。
心臓に良いサプリメントのおすすめは?口コミも紹介!
最後に、心臓に良いサプリメントのおすすめと口コミをご紹介していきます。購入の際の参考にしてください。
ビタミンCが配合された DHC コエンザイムQ10
DHCコエンザイムQ10は、リーズナブルで続けやすいと評判のサプリメントです。コエンザイムQ10を活性化させる効果が期待できるビタミンCが配合されています。
コエンザイムQ10の吸収力・持続力を高める工夫がされているのも魅力の一つです。健やかな毎日のために取り入れてみるのもおすすめです。
・飲み続けていますが、疲れにくくなった気がします
・コスパが良くて続けやすいと思います
・ストレスを感じる時でも、動悸が見られることがなくなった気がします
・飲まなくなると身体の調子が悪くなるので、効いていると思います
・肌の調子が良くなったので、リピートしていきたいと思います
配合量とバランスに優れたファンケル ビタミンB群
ファンケルビタミンB群は、ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12・ビオチン・パントテン酸などの栄養素がバランス良く配合されたサプリメントです。体内で長時間機能できるように、製法が工夫されている商品です。
・ビタミン剤特有のにおいもあまりなく、飲みやすいと思います
・このサプリメントを飲むようになってから、口内炎ができにくくなったと思います
・ビタミンBは、循環器系に有効だと聞いて始めました
・ビタミンBを摂取するようになってから、疲れにくくなってきた気がします
様々な栄養素を手軽に摂取 アサヒディアナチュラ カルシウム・マグネシウム
アサヒディアナチュラのカルシウム・マグネシウムは、様々な栄養素をバランス良く摂取できるサプリメントです。皮膚・粘膜の健康維持を保つ働きが期待できるビタミンB、血液循環を促す働きが期待できるマグネシウムなどが配合されています。
・とても有名なメーカーなので、安心して活用できます
・カルシウムやマグネシウムを一緒に摂取できるのが素晴らしいと思います
・このサプリメントを飲むようになってから、こむら返りが落ち着いてきました
・飲み始めたばかりで効き目は実感できませんが、しばらく続けていきたいと思います