黒酢サプリメントのおすすめ4選！ダイエット効果、口コミは？

黒酢ってどんなお酢？普通のお酢と何が違うの？

お酢は毎日大さじ一杯を摂ると、健康に良い食品です。昔からお酢には食欲を増進させたり、疲労を回復してくれる効果があるとされていました。

そのお酢よりも更に栄養価が高いのが黒酢です。一般的な米酢は、米を原料にして4ヵ月程で出来上がりますが、黒酢は玄米を使い1年以上かけて発酵、熟成させて作る為、米酢よりまろやかな味になり栄養価も高くなります。

また黒酢のように黒い、香酢というお酢があります。香酢が作られているのは中国で、原料も黒酢が玄米なのに対して玄米以外にもち米や大麦、コーリャン(モロコシ)などがあります。

黒酢は壺に入れたあとの発酵、熟成において職人が手を加える事なく寝かせられますが、香酢は長いと8年もの間、職人が手を加えながら発酵させます。

原料や作られている場所工程も違う為、香酢も黒い色をしていますが黒酢とは区別されています。

黒酢そのものを飲む時の注意点

黒酢そのものを摂取する場合、目安は1日当たり15ml、多くても30ml程度を目安にしましょう。大さじで量る場合は、1～2杯程度になります。

ポイントは、これを毎日継続することです。健康に良いといっても、黒酢を1日に大量に飲む必要はありません。

お酢に含まれる「酢酸」という成分は、適切な量ならダイエット効果などが期待でき、身体に害をもたらすことはありません。

しかしお酢を大量に摂取すると酢酸も大量に摂取することになり、場合によっては「歯のエナメル質を溶かしてしまう」ほか「胃痛の原因になる」こともあります。

特に空腹時にお酢を摂取すると胃が荒れる可能性が高まるため、注意が必要です。

黒酢を飲んだらうがいや歯磨きをしよう

黒酢をそのまま飲む、あるいは黒酢ドリンクを摂取した後は、うがいや歯磨きを忘れずに行いましょう。

確かに黒酢の摂取方法としてドリンクはお手軽ですが歯を保護している「エナメル質」に直接黒酢が触れてしまいます。

そのまま放置すると、1日あたりの黒酢の摂取量は少なくても、毎日となるとエナメル質に影響が出てしまい、虫歯や知覚過敏といったトラブルの原因になる可能性が高まります。

こうした口の中のトラブルを避けるために、黒酢を飲んだら少なくともうがいをし、可能なら歯磨きをして酢酸成分を落すようにしましょう。

一方、料理に黒酢を混ぜた場合は、口の中で唾液と混ざりあうため酢酸成分が中和されエナメル質に与える影響も小さくなります。

サプリメント以外で摂取する場合はこうしたポイントを心がけると、より安心です。

酢酸成分がどうしても心配な時は？

中には「お酢を飲むとどうしても胃が痛くなる」「歯へダメージは避けたい」という方もいるかもしれません。

サプリメントを活用する方法もありますが、食品で摂取したい場合は酢酸成分の含まれない梅酢やもろみ酢がおすすめです。

黒酢にはどのような効能があるの？ダイエット効果は？

黒酢は、長く発酵熟成させている事でアミノ酸やビタミン、ミネラルなどが、米酢よりも多くなり様々な効果がある事が研究などでわかってきました。

血圧を下げる働き

血圧を上げているアンジオテンシンⅡという物質は、アンジオテンシンⅠがACEという酵素で変換され出来ます。ACE酵素がなければアンジオテンシンⅡは作られない為、血圧は上がりません。

この酵素を阻害する成分が黒酢にあるとわかりました。

また黒酢は料理に用いると風味付けに効果的なことから、血圧を高める原因となる塩分の過剰摂取を減らす効果も期待できます。

コレステロールの生成を抑える働き

黒酢は米酢などに比べ、抗酸化物質が高くなっています。この為、コレステロールが酸化するのを防ぎ、酢酸がコレステロールの生成を防ぐ為、コレステロール抑制が出来るとされます。

血液をサラサラにし血流を改善する働き

黒酢の中のアルギニンが血管を広げ血流を良くするという研究結果が報告されています。

アルギニンは血管中に一酸化窒素（NO）を産生させるアミノ酸の1つであり、エネルギーや酸素を筋肉へスピーディーに運べることから、近年は筋トレに用いられることも多い成分です。

内臓脂肪を燃焼させる働き

黒酢に含まれる酢酸が、内臓脂肪を減らす効果があるとされています。また、黒酢には腸の動きを良くする働きもある為便秘を解消出来て、ダイエットにも有効です。

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大腸癌の発生を抑える働き

癌細胞にはアポトーシスという、働きが終わったら死んでいくという機能に異常がある為、どんどん増え続けます。黒酢のもろみの中にある成分は、癌細胞をアポトーシスに誘導し細胞死させられる事が判明しました。

また、黒酢の成分が癌細胞を攻撃するナチュラルキラー細胞(NK細胞)を強化する事で、癌細胞を抑制出来ているのではないかとも言われています。

動物実験による段階ではありますが、黒酢もろみ粉末を摂取したネズミでは、摂取しなかったネズミに比べて大腸癌の細胞増殖が有意に抑制されることが分かっています。

ただし、まだ人における最大限の抗腫瘍効果を得られる黒酢もろみ粉末の量は分かっていません。

黒酢と一緒に摂ると効果的な食品はこれ！

黒酢だけでも栄養があり、様々な効果が期待できますが、一緒に摂る事でより効果的な食品があります。サプリメントなどにも一緒に配合される事が多い食材を、ご紹介してきましょう。

血管を若返らせる生姜

生の生姜にはジンゲロールという成分があり、免疫力を上げる効果とされています。また加熱するとジンゲロールはショウガオールに変わり、血行を良くします。

生姜と黒酢を合わせると、相乗効果で疲労回復や血行促進などの効果が期待出来ます。

10種類の必須アミノ酸が含まれるすっぽん

すっぽんと黒酢と合わせると体に必要なアミノ酸がほぼ摂れ、相乗効果で基礎代謝を上げられる為、ダイエット効果が期待出来るとされています。

疲労回復が期待できるにんにく

にんにくに含まれるアリシンと黒酢は共に血液をサラサラにする、疲労を回復するなどの働きがあり、相乗効果が期待出来ます。

栄養豊富な黒酢もろみ末

もろみ末は黒酢の製造過程で出来、壺の底に沈殿した栄養豊富な食物です。黒酢をもろみ末ごと使用する事で、抗酸化ストレス作用、抗腫瘍効果などが期待され研究が続けられています。

黒酢を無理なく摂取するおすすめメニュー

酸っぱさや風味があって黒酢は苦手、という方も多いかもしれません。

ここでは、黒酢を無理なく手軽に摂取する方法を紹介します。

保存もしやすい、黒酢生姜

黒酢と合わせると効果が高まる食品の1つである生姜を、黒酢と同じ量だけ用いて作るレシピです。

お好みの大きさに皮つきの生姜を刻み、蓋つきの瓶に黒酢と共に漬け込むだけで完成します。

血管の若返りや冷え性改善に効果的として、サタデープラスという番組で紹介され、人気が出ました。

冷蔵庫で2週間ほど保存ができるほか、そのまま食べるだけでなく料理に取り入れることで多彩な使い方が出来ます。

ハチミツを加えて甘味を付けてもよいでしょう。紅茶などの飲み物混ぜるとより摂取しやすくなります。

目安は1日あたり大さじ2杯程度で、日に数回に分けて摂取するとより効果的です。

肉料理と好相性

黒酢はうまみ成分の元となるアミノ酸も豊富で、なおかつ独特な風味もあるため、肉料理との相性が高いお酢の1つです。

脂身の多い肉に合わせやすいため、たとえば鶏もも肉や豚バラを使った料理や油を多く使う中華料理に使用するのがおすすめです。

具材を炒める際に使ったり、唐揚げや天ぷらにかけたりして、組み合わせると摂取しやすくなります。

またラーメンにお酢をいれる方は、普段入れているお酢を黒酢にすると手軽に摂取できます。

手軽で飲みやすい黒酢ドリンク

手軽に黒酢を摂取するなら、黒酢を活用したドリンクもおすすめです。

定番の飲み方として、ハチミツや砂糖と一緒に水に溶かしたり、フルーツジュースや炭酸飲料と合わせたりする方法が挙げられます。

口当たりよく飲むために黒酢を牛乳や豆乳で割ると飲みやすくなります。

また黒酢の風味が苦手な方には、香り豊かなグリーンスムージーやフルーツスムージーと混ぜて飲むと、野菜やフルーツの風味で黒酢の風味が中和され、比較的飲みやすくなるでしょう。

意外なところでは、ヤクルトなど甘味が強い乳酸飲料に黒酢を合わせることもおすすめです。黒酢と合わせると甘酸っぱいドリンクとして手軽に摂取できます。

黒酢サプリメントの飲むタイミングは？飲んではいけない人はいる？

黒酢サプリメントは、食品であり薬のように用法は決まっていません。飲むタイミングはいつでも良いのですが、食後に飲むのが理想的です。食後は胃の動きが活発になる為、成分を吸収しやすくなります。

また1日の目安が2粒なら、朝と夕食後、3粒なら朝昼夕食後と分けて飲む方が良いでしょう。黒酢にはビタミンなどが含まれていますが、水溶性ビタミンはすぐに排泄されてしまう為、黒酢サプリメントは分けて飲む方が良いのです。

その他疲労回復や美容目的で飲むなら、睡眠中に細胞は修復される為、就寝前に飲むと良いかもしれません。

また黒酢サプリメントは持病があり薬を飲んでいるような方に副作用の懸念があるため、医師への確認が必要になります。

一部の黒酢サプリメントでは、健康な成人ならびに肝機能異常を有する方における安全性の試験が行われていますが、かといって全ての方に安全が確保されているわけではありません。

妊娠中や授乳中は赤ちゃんへの影響がある為、良い栄養素だと言われても摂って良いか不安になるかもしれません。食品としての黒酢は、体に良く妊娠中や授乳中に飲んでも問題はありません。

黒酢は多くのアミノ酸で出来ており、胎児や授乳が必要な赤ちゃんにはお母さんの血液が栄養となります。アミノ酸も血液を作る為に必要な成分である為、過剰に摂らなければ良い成分となります。

しかしサプリメントとなると高濃度であったり、黒酢以外の成分が入った製品もあり注意が必要です。妊娠中や授乳中の安全性を確認したデータもない為、医師に確認してから飲みましょう。

黒酢サプリメントの選び方を解説！

黒酢は料理にも使われますが、健康への効果は大さじ一杯から二杯を飲むのが良いとされています。黒酢は米酢などよりもまろやかになっていますが、それでも飲みにくい食品です。

またお酢を飲める方でも毎日続けるのは、大変ではないでしょうか。その場合は黒酢のサプリメントが多数販売されていますので、利用してみましょう。

安心して飲める黒酢サプリメントの選び方をまとめました。

• 国内産の玄米が使われているか
• 無味無臭で飲みやすいものか
• 高濃度になり過ぎていないか
• プラスされている成分が、自分の求める効果があるものか
• 値段が妥当で長く続ける事が出来るか
• 信頼できるメーカーであるか

おすすめの黒酢サプリメント4選！効果別に紹介！

黒酢だけ、または黒酢に良い成分をプラスして成分的に健康に効果があると言われているものや口コミなどで飲みやすい製品を、効果別にご紹介していきます。

毎日の疲れを取りたい方に、サントリー　黒酢にんにく

大手の食品メーカーであるサントリーが販売しているサプリメントです。20種類のアミノ酸や酢酸、ビタミンB群など元気の元になる成分が含まれる黒酢と、元気の源のにんにくが使われています。

1日の目安は2粒で、お酢やにんにくの味や臭いは全くしない為、飲みやすくなっています。

コレステロールを下げたい方に、えがお　黒酢

黒酢、吸収しやすい状態にした大豆や黒大豆、エンドウ豆、ナットウキナーゼと、コレステロールを下げる効果があるとされる成分が盛りだくさんに配合されたサプリメントです。

安全を第一に考えられており、安心して飲む事ができます。1日の目安は2粒です。

ダイエットをしたい方に、オーガランド　国産福山黒酢

鹿児島県福山の玄米黒酢に、玄米黒酢もろみを配合したサプリメントです。アミノ酸だけでなく、クエン酸やミネラルを多く含んでいる黒酢である為、ダイエットにも効果的とされています。1日の目安は2、3粒です。

大腸癌などの予防をしたい方に、小林製薬　熟成黒にんにく黒酢もろみ

熟成した発酵黒にんにくと、黒酢もろみが配合されているサプリメントです。にんにくには、黒酢もろみと同じくNK細胞を強化出来る成分がありますが、黒にんにくにはこの成分がにんにくの4倍もあります。

小林製薬の栄養補助食品 熟成黒にんにく 黒酢もろみ 約30日分 90粒

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ドラッグストアなどで購入可能！入手しやすい黒酢サプリメント！

全国展開の大手ドラッグストアの店頭などで購入出来、入手しやすい黒酢サプリメントをご紹介していきます。信頼出来るメーカーのおすすめです。

リーズナブルで続けやすい　DHC　黒酢もろみ+にんにく

栄養はそのまま、臭いだけを抑えた青森県のスタミナ食材である福地ホワイト六片と、国内産玄米を1年間壺の中で発酵させた黒酢を使用しています。1日の目安は3粒です。

こだわりの原料を使用　ユウキ製薬　黒酢にんにく

青森県産の福地ホワイト六片と、鹿児島県で伝統製法で作られた黒酢や黒酢もろみなどこだわりの原材料が使用されています。1日の目安は3カプセルです。

醗酵黒パワー　オリヒロ　黒玉ねぎ黒酢

1ヵ月じっくり醗酵、熟成させた国産の玉ねぎと、鹿児島県福山の黒酢のもろみ末が使用されています。1日の目安は2粒です。

ポカポカ成分配合　ユニマットリケン　金時生姜もろみ黒酢

ポカポカ成分が多いベトナム産の金時生姜に、鹿児島県産の黒酢、胡椒の仲間であるヒハツ、乳酸菌などを配合したサプリメントです。1日の目安は2粒となっています。