アグリ生活グラシトールの口コミ、妊活、糖尿病に効果は?

アグリ生活グラシトールの基本情報をまとめました!

原材料 ピニトール、水溶性食物繊維、アイスプラント末、食用酵母(亜鉛・マンガン)、結晶セルロース、ビタミンC、ステアリン酸カルシウム、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、微粒二酸化ケイ素、葉酸、ビタミンB12、ビオチン
栄養成分 こちらに記載してください
内容量 180粒(1日6粒30日分)
価格 初回3,870円
1日あたりの価格 129円

グラシトール配合成分の効果を解説!妊活や糖尿病に良い成分はある?

グラシトールには、アイスプラントという植物由来の成分が豊富に含まれています。

アイスプラントは南アフリカを原産とする多肉植物で、葉の表面や茎に様々な栄養素を含む水滴状の細胞を持っており、そのままサラダなどにして食べることができます。

この水滴状の細胞にはミネラルの他、ポリフェノールやAHAフルーツ酸などが含まれ、そのうちの成分の1つとしてピニトールが挙げられます。

糖尿病に効果が期待されるピニトール

私たちの体は糖分を摂取すると、膵臓からインスリンという物質が放出され、血中のグルコースを脂肪組織や骨格筋へ取り込ませることで血糖値を下げるように働きかけます。

グルコースは私たちの体に摂って、とても重要なエネルギー源ですが、血中に大量にありすぎると体内のタンパク質と糖化反応を起こします。

糖化反応は化学反応の1つであり、現在は老化現象の主な要因とされており、糖尿病心臓病、アルツハイマー病などの原因になることも分かっています。

また一度糖化反応が起きた物質は、体内から排出するのにもとても長い日数がかかり、半減期と呼ばれる状態になるまで細胞の平均寿命の2倍近くがかかります。

一番短い寿命を持つ赤血球が120日ほどで死んで入れ替わることを考えると、240日近くかかるため、その期間体内で細胞などを傷つけ続けるとされます。

したがってインスリン分泌が上手くいかず、グルコースが血液のなかをどんどんめぐり続けることとなると、糖化反応も促進され神経疾患などが起こるようになります。

人間が自分の体内でインスリンを十分に作り出せない、もしくは、十分にインスリンが作用しなくなるため血糖値が高い状態が続き、糖化反応がより進んでしまうのです。

またグリコーゲンが不足するため、体力が落ち、エネルギー不足の状態になるとされます。

ピニトールは体内に吸収されると、カイロイノシトールという物質に変化されます。

カイロイノシトールはインスリン代謝において重要な存在であり、インスリンが膵臓から分泌された後、グルコースを筋肉などへ輸送する仕組みを活性化させるとされます。

そのため、ピニトールの摂取により血糖値の改善が期待できるほか、糖尿病予備軍の人が糖尿病にならないよう予防する効果が期待できるのです。

ピニトールは妊活に効果があるって本当?

ピニトールが妊活に効果があるのではないか、と言われる理由の1つが、インスリン抵抗性によってインスリン分泌量も血糖値も高い状態が続くと、排卵障害が生じるケースがあるためです。

先ほど糖尿病に効果があるとされた理由の通り、ピニトールは血糖値が高い状態においてグルコース消費を促進し、血糖値を下げる効果が期待できます。

PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)や、内臓脂肪の多い肥満や中性脂肪、コレステロール値が高い場合に、インスリン抵抗性が高いケースが多いと言われています。

インスリン抵抗性がある状態だと血糖値が下がらないため、過剰にインスリンが分泌されます。

インスリン分泌が過剰に起こると体内で男性ホルモンが増えるため、ホルモンバランスが崩れ排卵しにくくなります。

そのため、血糖値が高くインスリン抵抗性がある人は、食事や運動による肥満改善によってインスリンの効果が出やすい状態を作ることで、排卵障害を改善しやすくなると考えられます。

症状によっては、糖尿病薬であるメトフォルミンを使用することもあります。

こうした理由から、血糖値を下げる効果を持つピニトールも妊活に効果があるのではないか、と期待する意見が多いと考えられます。

ただ注意したいのは、ピニトールをとればとるほど妊娠しやすい体になるというわけではなく、また、絶対に効果があるとは言い切れないということです。

PCOSであったとしても、必ずしもインスリン抵抗性が高いとは限りません。

血糖値が高い状態が妊娠に影響を及ぼしているかどうかは、人それぞれであり、見た目だけでは分かりません。

思い込みでサプリメントに頼る前に、しっかりと原因を探ることをおすすめします。

グラシトール配合成分の効果を解説!妊活や糖尿病に良い成分はある?

グラシトールの長所短所を解説!どんな人におすすめ?

グラシトールの長所として「安全度の高い素材が使用されている」ことや「ビタミンB群が豊富であること」が挙げられます。

アイスプラントの粉末を使用した、ラットに対する急性毒性試験については、体重60kgの人間にすると1回に300gものアイスプラントパウダーを連続して2週間摂取しても変化は見られませんでした。

したがって、植物としても安全度の高い素材であると言えます。

またビタミンB群は糖質や脂質、タンパク質を体内で吸収・エネルギー源として燃焼する際に欠かせない栄養素の1つです。

そのため普段から糖質や脂質、タンパク質の摂取はしっかりできているが、野菜やフルーツなどビタミン群の補給が少ないという人にもおすすめです。

短所は「すぐ効果が出るわけではない」

あなたは普段の生活で「体内で今血糖値が上昇中だ」と感じることはあるでしょうか。おそらく、無いことがほとんどかと思います。

血糖値の上昇が緩やかになったとしても、目に見えた効果がすぐに表れるわけではありません。

ピニトールの効果を見ると即効性を期待したくなりますが、飲んで数週間程度では結果は出ないものと考えましょう。

グラシトールの飲み方を解説!副作用や注意点はある?

基本的にサプリメントは食品であり、いつ飲んでも良いことになっています。

公式サイトでも、特に決められたタイミングはないと表記されています。

ただ飲み忘れを防ぐためにも、毎日決めた時間、たとえば食事の前後など、忘れにくいタイミングに飲むことをおすすめします。

ピニトールにインスリンの働きを活性化させる効果があることを考えると、インスリンの分泌が活発になる食前や糖質を食べる前が良いでしょう。

妊娠中や授乳中も基本的に制限はなし

妊娠中や授乳中も、基本的に制限はなく、葉酸が100μg含まれているため栄養バランスのサポートとして使う方法もあります。

ただアイスプラントは植物を原料としており、同じ植物から摂れる大豆や小麦にアレルギーを持つ人がいるように、アレルギー反応を起こす可能性はゼロではありません。

そのため妊娠を希望する人や妊娠中授乳中、通院治療中、内服治療中の人は、必ず担当医に相談してから使用しましょう。

また原材料に水溶性食物繊維が使用されており、人によってはお通じが緩くなったり、腹痛を起こしたりする可能性が考えられます。

そして糖尿病治療を実際に受けている人は、必ず医師に相談してから使用を検討してください。

サプリメントは薬との相性について、調査が行われていないことも多く、薬の作用を妨げたり、反対に作用を強めてしまったり、影響を及ぼす可能性が考えられます。

グラシトールの評判はどう?口コミを集めました!

実際にどのような口コミがあるか、ネット上のものを集めてみました。

口コミ
・一度やめたところ血糖値が上がり始めたため再スタートしました
・効果があるかどうかは分からないが、続けないと何となく不安
・検査で指摘を受けて以来継続し、なんとか正常値になりました

また口コミの中には、次のようなものもありました。

口コミ
・6か月継続したが効果がなかった
・サプリを飲んでいるからと食べ過ぎて太ってしまった
・お金がもったいないので半分の3錠で続けているが効果がない

口コミからみたマイナス点として、継続しても効果がない可能性や、サプリメントとして継続するには高く感じる人も多い価格が挙げられます。

グラシトールはどこが安い?購入先を探しました!

購入先としては、基本的には公式サイトの定期購入が最もお得であり、送料無料で1か月分が3,870円です。

また1回で休止や中止もOKで、おまけとしてグラシトールを販売するアグリ生活の商品がつくタイミングもあるようです。

またお試し版10日分や、まずは30日間試せる1回だけの通常購入も公式サイトから購入できます。

Amazonや楽天にも30日間の1セットからの購入があり、価格も同じく4,552円(税抜)でした。

しかしお試し版や定期購入は無かったため、10日間のお試し版や定期購入を目的とするのであれば、公式サイトがおすすめです。

グラシトールにはどんな類似商品がある?

ピニトールを含むサプリメントとしては、ベジママやママナチュレ葉酸サプリがあります。

どちらも妊活向けのサプリメントであり、成分的には妊娠を希望する女性向けに配合されています。

またハッピーブレッシングから発売されている「PCOS葉酸プラス」はピニトールが体内で分解されることで生成される、カイロイノシトールが配合された妊活向け糖質サプリメントです。

妊娠を希望する方がピニトール目的だけではなく、日々の体調管理に活用する点ではどれも検討の価値があるサプリメントです。

しかし妊活向けである以上、抵糖目的で使用するのは疑問が残ります。

妊活向けサプリメント以外では、すこやか自慢が発売する抵糖サプリメントである「イヌリンとHMB」にもアイスプラントが配合されているようですが、配合量は不明でした。