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大麦若葉やケールだけじゃない!青汁の原材料と効果
青汁は食物繊維やビタミンC、マグネシウム、カリウムなどの栄養素が豊富に含まれている食品です。青汁は大麦若葉やケールが含まれている商品が多いですが、それ以外にも様々な原材料が使われています。はじめに、青汁に含まれている原材料と効果について解説していきます。
大麦若葉
大麦若葉はイネ科の植物であり、醤油や味噌、ビールなどに使用されることで知られています。大麦若葉はカリウムやビタミンなどの成分が含まれており、コレステロール値の上昇を抑える効果が期待できます。
ケール
ケールは外見がキャベツのような形をしていて、スーパーフードとして評判の素材です。ケールが使われている青汁は苦味を感じる商品が多いですが、ビタミンやカリウム、マグネシウムなどの成分を豊富に含んでおり、むくみや便秘解消などをサポートすることでも有名です。
桑の葉
桑の葉はクワ科の植物で、青汁やお茶に使用されていることで知られています。カルシウムや鉄分、亜鉛、ビタミンなどの栄養素が豊富に含まれており栄養価に優れています。桑の葉は、血糖値の上昇抑制などの作用があることでも有名です。
明日葉
明日葉はセリ科の植物で青汁に使用されたり、料理に使われたりすることで知られています。明日葉にはカルコンと呼ばれる成分が含有されており、私たちの健康をサポートしてくれます。
明日葉は、検査データやメタボリックシンドロームを改善したい方におすすめな素材だと考えられます。
植物やフルーツの酵素
青汁には、植物やフルーツの酵素が含まれている商品も広く流通しています。食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富に含有されており、美肌などに有効だと評判です。
起床後から寝る前まで、飲むタイミングごとの効果を解説!
ここでは青汁を飲むタイミングと効果について解説していきます。
起床後や運動後、入浴後
起床後や運動後、入浴後は多量に発汗するため、ミネラルや水分を補給する必要があります。青汁にはビタミンやカリウム、鉄分などの成分が豊富に含まれているため、発汗後の飲み物に最適だと言えます。
朝食の後や就寝前
青汁は食物繊維がたっぷり含まれているため、朝食後や寝る前に飲むとデトックス効果が期待できます。便秘を解消したい方はぜひ取り入れてみるとよいでしょう。
青汁には煎茶や抹茶などが含まれている商品もあります。お茶類にはカフェインが含有されており、カフェイン入りの青汁を就寝前に摂取すると眠れなくなってしまうこともあるため、ご注意ください。
食前や間食
青汁を食前に摂取しておくとお腹が膨れるため、食べ過ぎ予防に役立ちます。おやつにスナック菓子やジュースなどを摂り過ぎてしまうという方は、間食を青汁入りのヨーグルトなどにするとカロリーを大幅にカットすることができダイエットに有効です。
食事中
食事バランスが気になる時など、食事と一緒に青汁を摂取するのがおすすめです。ビタミン、カルシウム、カリウム、食物繊維などの栄養素を手軽に補給できるので、野菜が不足している時に取り入れてみるとよいでしょう。
難消化性デキストリンが配合された青汁は糖の吸収を緩やかにする作用が期待できるため、食前や食事と一緒に摂取するのがおすすめです。
ダイエット、便秘解消、血糖値改善などの目的別!どんな青汁をいつ飲むべきかまとめました
ここでは、青汁を摂取するタイミングについて目的別にご紹介していきます。それぞれ注意点なども解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
ダイエット
ダイエットをしたい方は、食前に青汁を摂取するのがおすすめです。大麦若葉や桑の葉が含まれた青汁を摂取すると、血糖値の急上昇を抑えることができたり、むくみや便秘解消などの効果が期待できたりすると言われています。
便秘解消
青汁には食物繊維が豊富に含まれており便秘解消に有効です。乳酸菌や難消化性デキストリンが配合された青汁を摂取すると、便秘解消により効き目があると考えられます。
便秘を解消したい方は、朝食後や就寝前など好みのタイミングで青汁を取り入れてみるとよいでしょう。
血糖値改善
桑の葉には血糖値の上昇を緩やかにする作用があることでも知られています。
以上のことから、桑の葉が含まれた青汁を食前に摂取すると血糖値の改善に役立つと考えられます。
太る人、飲んではいけない人はいる?青汁を飲む際の注意点
ここでは青汁を飲む際の注意点について解説していきます。
「青汁を夜寝る前に摂取すると太るのではないか」という疑問を持っている方もいるかと思います。夜寝る前に摂取する場合、なるべくカロリーが控えめな商品を選ぶようにするのがおすすめです。
冷たい水に溶かして飲むと、むくんでしまうことがあるため、なるべく常温の水で飲むようにするとよいでしょう。
「夜はなるべくカロリーを摂りたくない」という方は、昼間摂取するようにしてみてください。
また、医薬品を服用している方で青汁を摂取したい場合、注意が必要なケースがあります。
青汁にはビタミンKが豊富に含有されているので、ワーファリンを服用している方は、青汁は摂取しないようご注意ください。
青汁には食物繊維が豊富に含まれているので飲みすぎてしまうと腹痛や下痢などの症状が見られる可能性があります。商品のパッケージを確認して、1回の目安摂取量を必ず守るようにしましょう。
妊娠中や授乳中、子供も安心して摂取できる
妊娠中や授乳中の方におすすめだと言われている青汁もいろいろ販売されています。無添加のものやカフェインレスのものを選ぶようにすると安心です。妊娠中や授乳中は通常よりも体がデリケートになっている場合があるので、心配な方は医師に確認してから摂取するとよいでしょう。
青汁はカルシウムやビタミンなどの栄養素が豊富に含有されているため、成長期の子供にもおすすめです。原材料や成分をしっかり確認するようにして、無添加で栄養価の高いものを選ぶとよいでしょう。
100%のフルーツジュースに溶かすと子供でも美味しく飲めると評判です。子供の健康状態で心配な点がある方は、かかりつけの小児科医に相談してから摂取するようにしてください。
豆乳や牛乳もおすすめ!青汁の飲み方とアレンジレシピ
青汁の飲み方とアレンジについてご紹介していきます。
豆乳
青汁は豆乳とも相性が良く、一緒に摂取するとさらに栄養価を高めることができます。青汁、バナナ、豆乳をミキサーにかけたものを朝食に摂取すると便通を整える作用が期待できます。
牛乳
青汁を牛乳に溶かして飲むと、抹茶オレのような味わいになります。甘みを足したい場合、はちみつやオリゴ糖をプラスするとよいでしょう。青汁が苦手な方でも飲みやすいと評判です。夕食前など食前に取り入れると食べ過ぎ予防につながり、ダイエットに有効です。
青汁入りの牛乳は、たんぱく質やビタミン、ミネラル、カルシウムなどの栄養素を手軽に摂取できるので子供のおやつにも最適です。