NMNサプリメントのおすすめ2選!その効果を解説します!

そもそもNMNとは?その効果を解説!

NMNの正式名称は、ニコチンアミドモノヌクレオチドと言います。皮膚や粘膜、細胞の修復に働きかける物質で、一般的にはナイアシン(ビタミンB3)という栄養素に含まれる物質です。

身体の中の細胞は、生きていくために分裂を続けています。細胞分裂をするたびに老化が進み、いずれ寿命が来るのです。

この老化を防ぐため、テロメアという物質が細胞分裂の元(染色体)を保護しているのですが、このテロメアも細胞分裂の度に短くなっていきます。細胞分裂を止めることは不可能ですが、このテロメアを保護することで老化の進行度を遅らせることは可能と言われています。

老化というのは、慢性的な炎症が起こり続けて進行していくのですが、この老化が進むことで、体内にある「NAD」という物質がどんどん減っていきます。このNADは「あらゆる生命活動の基となる物質」で、身体がエネルギーを生み出すために欠かせないものです。

実は、NADは、NMNを材料として作り出されるため、体内のNMNを増やすことは、エネルギー代謝に必要なNADを増やすこと、つまり老化を防止するための救世主ともなり得るのです。

NMNの研究を紹介・解説します!

NMNの効果に関して、実際に行われた研究内容とその結果が、マウス実験で証明されています。ワシントン大学医学部の今井眞一郎教授らによるNMNの抗老化作用です。

研究内容としては、次の通りです。1日あたりNMN100mg/体重kgを投与したマウスと、300mg/体重kgを投与したマウスで実験して、以下のことが明らかとなりました。

  • 上記容量を含んだ水を飲んだら、2分半後には、血中NMN濃度が増加し、15分後には、血中から増加分が消えてしまった
  • NMNをNADに合成するのは、肝臓で行われます。つまり、体内にNMNが入ったらすぐに、肝臓に取り込まれ、速やかにNADに変換されることが分かった
  • 食事量が増えているにもかかわらず、体重が減っていた(事前検査により、マウスに体調不良や疾患がないことは確認済)
  • NMNを投与したマウスの酸素消費量が増えていたため、食事量は増えているのに、身体がエネルギーをどんどん消費していることが分かった。しかも、脂肪酸からエネルギーを消費していたため、体脂肪が蓄積されない
  • NMNの投与量とは別に、年齢での比較実験も行ったが、若年マウスと老年マウスの酸素消費量が変わらない
  • マウスも、年齢を重ねると代謝が落ちてくるが、NMNを投与していると、老年マウスの代謝が落ちず維持できていることが分かった

NMNを摂るなら知っておきたいサーチュインとは?

もう一つ、NMNが大きな役割を果たす上でキーワードとなるのが、「サーチュイン(Sirtuin:SIRT)」と呼ばれる酵素です。このサーチュインは、哺乳類の身体には7種類存在していることが分かっているのですが、それぞれ体内での働きが異なります。

サーチュインが十分に働くためには、2つの方法があります。1つは、サーチュイン自体を増やすこと、もう1つは、サーチュインの働きを強めることです。残念ながら今のところ、ヒトレベルで、体内のサーチュイン量が増えたという研究結果は出ていません。

しかし、サーチュインの働きを強めることは可能だということが分かっています。その鍵を握るのがNADです。

サーチュインは、NADの働きがないと、標的となるたんぱく質の活性を高める(=効果を高める)ことができないため、NADの材料となるNMNを多く摂取すれば、サーチュインの力が最大限に発揮されるということになります。

サーチュイン7種類の中の1つである「SIRT(サーチュイン)1」は、糖尿病患者に対する効果が分かっています。

通常の人では、体内に取り込まれたブドウ糖を別の形に変えて蓄えたり、糖を処理するためのインスリンがきちんと分泌されてきちんと働きます。しかし、糖尿病患者は、これらの機能が正常に働きません。

NMNの投与により、SIRT(サーチュイン)1の力が強くなることで、糖尿病患者の体内での糖処理能力が改善されることが分かりました。ただし、もともと糖処理能力が正常な人が、より機能を高めることができるかは証明されていません。あくまでも、糖尿病になった方に対しての効果と言えます。

NMNがヒトにもたらす効果や副作用とは?

これまで話してきた、NMNの抗老化作用にせよ、糖尿病改善作用にせよ、まだヒトレベルでの効果は明らかになっていませんし、また、NMNの長期服用に対する影響も知られていません。

もしかしたら、大量に服用することで、まだ発見されていない副作用も出てくる可能性があるかもしれません。定期的に人間ドッグなどの健診を受けながら、上手に利用するのが賢明です。

NMNを食品から摂ることは可能?

NMNそのものを食品から大量に摂ることは難しいですが、体内でナイアシンからNMNが合成されるため、ナイアシンの多い食品を摂ることでNMN補うことは可能であると考えられます。

ナイアシンを多く含む食品(括弧内は1回使用量)は、カツオ(80g)、タラコ(1/2本)、さば(100g)、ぶり(100g)豚レバー(80g)、鶏ささみ(80g)、鶏むね(80g)が挙げられます。

ナイアシンはビタミンB群の一つですが、他のビタミンBと異なり、熱に強く、調理や保存でも壊れにくいビタミンです。ただし、熱によって外に流れ出てしまうため、汁ものや煮汁も一緒に口にするような料理がおすすめです。

また、必須アミノ酸(体内で合成できないアミノ酸)の一つである「トリプトファン」は、体内でナイアシンに変換されます。チーズやバナナ、ピーナッツなどに多く含まれています。

ただし、ナイアシンは体内で、NMNの他にNAD(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)やNADP(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸)も作られるため、より若返りが期待できるのはサプリメントかもしれません。

枝豆からNMNが摂取できる?

NMNが多く含まれるとされる食品には枝豆やブロッコリーやキャベツ、アボカド、トマトなどが挙げられます。

これらのうち枝豆は100gあたり0.47~1.88mgとされ、上記に挙げた食品の中では比較的豊富です。

このように食品からNMNを摂ること自体は可能なものの、先に述べた通りまだまだヒトレベルで効果がある量は不明確です。

そのためどのくらい枝豆を食べればよいのか、毎日食べた方が良いのかについては分かっていません。

また、実験においてマウスのエネルギー代謝が上がったのが100mg以上だったことを考えると、食品から摂取できるNMNは量としては少なすぎるため、効果が実感できるかどうかは別の話と言えそうです。

NMN化粧品って何?

その名の通り、NMNを成分として配合した化粧品のことです。

ただ現状、NMNに関しては経口摂取を前提とした効果が研究されている段階です。

肌にNMNを含む成分を塗ると経皮吸収によってNMNの持つ効果が得られるのかどうかははっきりと分かっていません。

また反対にNMNを肌に触れさせたことで何らかの悪影響があるのか、という点についても不明確なため、本当に必要か検討したうえで利用を考えましょう。

あのホリエモンがNMNに注目!

ホリエモンこと堀江貴文さんが、2016年10月に、自身のツイッターでNMNに興味を持っている内容を投稿し、この研究を行っている、前述のワシントン大学医学部今井眞一郎教授にインタビューをしています。

インタビューの中では、今まで述べてきた、NMN(NAD)の体内での抗老化作用に加え、小太りの人のほうが、痩せすぎ・肥満の人に比べて、元気に生活できる確率が高くなることもお話しされています。小太りというのは、BMIという指標で、男性25~26、女性22~23程度です。

このインタビューは、2017年7月に掲載されたもので、その後、堀江さん自身も、NMNのサプリメントを服用しているようです。

よく検索されているNMNのサプリメントについて知りたい!

NMNサプリメントとして検索されている2つのメーカーのサプリメントについて、それぞれ調べてみました。

renageのNMNサプリメントについては、商品が発売されたという記事はありましたが、現状手に入れる方法が分かりませんでした。

一方、NMNサプリメント「リジュベネ」については現在も販売が続いています。

リジュベネは成分表がなく詳細が不明

「リジュベネ」について調べたところ、NMNサプリメントとありますが、NMNが配合されている訳ではありません。

ナイアシンとトリプトファンがそれぞれ配合されており、そのほか、レスベラトロールや必須アミノ酸のBCAAコラーゲンヒアルロン酸、プラセンタ、ビタミンCなどが配合されているとあります。

しかし、成分表をネット上で確認することはできませんでした。

つまり何がどのくらい成分として含まれているかは不明なため、基本は避けた方が良いでしょう。

同じようにナイアシンとトリプトファン、もしくはNAD(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)が配合されているのに、NMN配合と表記しているサプリメントも日本と海外双方で見られました。

成分や原材料が分からないと、アレルギーがある場合はそうした成分を回避するのが難しくなります。

NMNサプリメントを探す場合は、必ず成分表や原材料名が明記されているかどうか、しっかり確認しましょう。

海外製のNMNサプリメントについて知りたい!

海外製のNMNサプリメントも、日本と同様にNMNが含まれるかしっかりチェックしたうえで購入することが大切です。

ただ現状は人間における効果の実証が不足しているため、どんなサプリメントがおすすめかは非常に判断が難しくなっています。

より情報が出た段階で、あらためて選ぶことをおすすめします。

おすすめのNMNサプリメント2選!

NMNは、そのままの成分で販売されているものもあれば、元成分であるナイアシン、トリプトファンの形でも補うことができます。国産の商品の中から厳選してご紹介します。

質はもちろん量もしっかり確保!ミライラボ NMN+レスベラトロール

このサプリメントは、NMNを300mg含有しています。研究論文では、NMNを100mg摂り続けたマウスのエネルギー代謝が上がったという結果があるため、効果はより期待できます。

さらに、抗酸化作用をもつレスベラトロール(赤ワイン由来のポリフェノール)も含まれていますので、アンチエイジングを様々な成分でサポートしています。

口コミ
・若返りというよりは、疲れやすかったのが疲れにくくなるなど「老化」が感じられにくくなった
・傷の治りが以前に比べて良くなった

NMNの素をしっかり補給!リッチパウダー L-トリプトファン

ナイアシンの原料、もっと言えばNMNの原料であるトリプトファンを、このサプリメント1回分で約1日分補給することができます。

トリプトファンは、アンチエイジングの原料としてだけでなく、睡眠に大きく関わるセロトニンの原料としても重要な働きを持っているため、眠りに悩みを抱えている方にもおすすめです。

口コミ
・トリプトファンのサプリメントの中で一番効果があった
・身体が軽くなり、疲れがとれやすくなった

NMNになる成分をダブルで補うなら、トリプトリズムがおすすめ!

NMNの素になるナイアシン、トリプトファンを両方補いたい方には、トリプトリズムがおすすめです。特にトリプトファンに関しては、トップクラスの配合量を誇る商品です。

商品の安全性、自然由来の原材料にもこだわっている点も魅力です。

トリプトリズムの口コミ評判を徹底調査!効果・副作用はどう?

カイミン トリプトリズム

上記のリンクからであれば、毎月300名限定で限定価格税込972円で購入していただけます。