目次
L-システインサプリメントの選び方を解説!
サプリメント選び全般にいえることですが、サプリメントは日常生活において不足しがちな栄養や年齢とともに減少する成分などを補うためのものです。
サプリメントを飲んでいれば大丈夫というわけではないので、健康習慣を心がけ、サプリメントを上手に活用しましょう。
サプリメントを選ぶ際は、添加物・安全性をしっかり確認し、自分の目的・用途に合わせて選ぶことがポイントです。
おすすめのL-システインサプリメント4選!
食事だけでは十分な量を摂ることが難しいL-システインをサプリメントを上手に活用しながら摂っていきましょう。
内側から輝く人へ エスエス製薬 ハイチオール
エスエス製薬のハイチオールは、4タイプの製品があります。
- シミ・そばかすには「ハイチオールC」(第3類医薬品)
- シミ・にきびには「ハイチオールCプラス」(第3類医薬品)
- 肌荒れ・にきびの緩和には「ハイチオールBクリア」(第3類医薬品)
- 美容成分をおいしく補給したいときには「ハイチオール コラーゲンブライト」
口コミ
・飲みやすくて味は毎日でも飲み続けたいくらい美味しいです
・昔から生理前や季節の変わり目に必ずニキビができていましたが、即効性がありニキビができにくくなったと感じました
・くすみがちな肌に透明感が出てきました。錠剤で飲みやすいのでこれからも続けます
しみ・そばかす・日やけによる色素沈着、湿疹、全身倦怠に DHC エルシスホワイト240
DHCのエルシスホワイト240(第3類医薬品)は、ビタミン含有保健薬として国内最大量となるL-システインを1日あたり240mg配合しています。
口コミ
・表面がツルツルで喉に引っかからず、サプリの表面が甘くコーティングされていて味も気にならず、これなら続けられそう
・肌が明るくなった気がするし、コスパが良いと思いました
トランシーノブランドからしみ・そばかす対策 第一三共ヘルスケア ホワイトCクリア
第一三共ヘルスケアのブランドであるトランシーノのホワイトCクリア(第3類医薬品)は、過剰なメラニン生成を抑えるL-システインを最大量240mg配合・ビタミンC1000mg配合しています。
1日2回の服用で、しみ・そばかすを緩和する医薬品です。
口コミ
・真夏の紫外線対策のお守りです
・大手製薬会社が手がけるブランドなので、安心して飲んでいます
・吹き出物で悩んでおり使い始めて早2年です。継続して飲むと明らかに変わり、肌のトーンが上がりました
シミ、そばかすに エーザイ チョコラBBルーセントC
エーザイのチョコラBBルーセントC(第3類医薬品)は、ビタミンC600mgとL-システイン240mgを配合しています。
表皮の下からメラニンを無色化していきます。さらにビタミンB2・B6配合で、肌の代謝(ターンオーバー)を正常化します。
口コミ
・肌も調子良くなる上に口内炎などがでにくくなりました
・継続していると、肌の赤みが減って透明感が出てきたようにみえます。しばらく続けてさらなる美白効果に期待します
今回は第3類医薬品を中心にご紹介しました。
食事だけで十分な量を摂ることが難しいL-システイン。1日に決められた量を守り、心配な事がある場合は主治医や薬剤師に相談してから飲むようにしましょう。
美容・アンチエイジング・二日酔いなどに嬉しいL-システインを補いながら、充実した健康生活を送っていただけると幸いです。
L-システインとは?どんな効果がある?
L-システインとはアミノ酸の1つです。
アミノ酸とは、私たちのからだの約20%を占めるたんぱく質の原料です。
この20%を占めるたんぱく質は、アミノ酸が多数結合したもので、人間に必要なたんぱく質は約10万種類とされています。
そしてこれらは約20種類のアミノ酸の組み合わせによって作られています。この約20種類のアミノ酸のうち、体内で合成することができるものを非必須アミノ酸、合成することができないものを必須アミノ酸といいます。
L-システインは非必須アミノ酸の1つです。
皮膚・髪・爪などに含まれるたんぱく質ケラチンの構成成分となり、シミの原因となるメラニンの生成を抑制したり、肝臓の解毒作用に関与しています。
特にアルコールが分解された時に作られるアセトアルデヒドと反応し、肝臓を解毒する働きを持ちます。
アルコールを飲んだ後の肝臓の働きを助けるという意味では、肝臓に良いアミノ酸と言えるでしょう。
この働きから、美容やアンチエイジングなどに良い栄養素としても知られています。
L-システインを豊富に含む食品とは?
L-システインは非必須アミノ酸なので、体内で合成することができますが、その量は少ないため、L-システインが多く含まれる食品を摂ることや、サプリメントを上手に活用することがおすすめです。
L-システインが多く含まれる食品としては、にんにく・唐辛子・小麦胚芽・ブロッコリーなどがあります。
また、L-システインを体内で合成する素となるメチオニンを含む食品を補うことでL-システインの合成量を増やすこともできます。
メチオニンを含む食品としては、大豆・鶏肉・ほうれん草・カツオなどがあります。
L-システインサプリメントの飲み方とは?副作用はある?
L-システインサプリメントの飲み方は、基本的にはそれぞれのサプリメントの飲み方にしたがって使用しましょう。
飲むタイミングは食前でも食後でも構わないため、自分が続けやすい時間帯で飲むことをおすすめします。
ただしL-システインサプリメントは、ビタミンCが一緒に配合されていることがよくあります。
ビタミンCは過剰摂取になりにくいビタミンの1つですが、胃に全く何も入っていない状態で1度に1g以上摂取すると、人によってはビタミンCの影響で下痢を起こす場合もあります。
他にビタミンCサプリメントを摂る予定がある人は、L-システインサプリメントと合わせてビタミンCの量が過剰摂取にならないかチェックしておくとよいでしょう。
L-システインサプリメントの注意点
美容やアンチエイジング・二日酔いなどに良いとされているL-システインですが、一方注意しなくてはならないこともあります。
L-システインが膵臓のβ細胞のインスリン分泌を抑制することに関与していることがわかっており、糖尿病を患っている場合は悪化する恐れがあると指摘されています。
糖尿病だけでなく、妊娠中や持病がある場合は、サプリメントの服用について事前に主治医に必ず確認するようにしましょう。
また副作用に関しては、悪心・下痢などがあり、過度に心配する必要はありませんが、心配な場合は主治医または薬剤師にご相談ください。
L-システインは生理に影響する?
現時点ではL-システインが女性ホルモンに影響を与える可能性は低く、生理に影響を及ぼすかどうかについてはまだ報告はありません。
完全にL-システインは影響しない、とは言い切れないため、もしL-システインサプリメントを利用して生理周期の乱れが続くようであれば、一旦サプリメントの利用は中止して、病院で相談しましょう。
また人によっては、L-システインサプリメントに配合されたビタミンEの影響も考えられます。
高い抗酸化作用を持つビタミンEは、ビタミンCと共に肌への透明感や血行促進効果などを期待して、L-システインサプリメントに配合されることの多いビタミンです。
ビタミンEにはホルモンの分泌を調整する作用や血流を良くする作用があることから、生理不順にも効果を発揮するとして、月経前症候群(PMS)に悩む人などにも推奨される栄養素です。
しかしその作用が、普段は生理周期に乱れがない人に影響を及ぼす場合があり、サプリメントなどでビタミンEを摂ったことによって、いつもと生理周期が変わってしまうことがあります。
ただし全てのL-システインサプリメントにビタミンEが配合されているわけではなく、人によって影響の有無には個人差があります。
気になる場合はビタミンEを含まないサプリメントを選ぶ、もしくは、病院で相談したうえで購入を検討しましょう。
L-システインは白髪に影響する?
通常の飲み方を守っている場合は、白髪が増える可能性は低いとされます。
たとえば、L-システインサプリメントを、毎日、1日あたり決められた量の2倍を1ヶ月続けて摂取する、といった飲み方をすると白髪になる可能性も考えられます。
医薬品として用いられるL-システイン錠は多くても1回80mg、1日2~3回の経口投与で、年齢や症状によって量が減らされることもあります。
1回160mgを1日3回とする場合もありますが、これは放射線障害による白血球減少症に対するものであり、そもそも使用する前提が異なります。
もし1回80mgを1日3回飲んだとしても240mgで、これは一般的に販売されているL-システインを含む市販薬も同様です。
しかしL-システインは市販で手に入るため、自分で量が調整できてしまいます。早く白くなりたいと思って、通常の量より多く飲んでしまう人もいるでしょう。
また海外のL-システインサプリメントには、1回当たり500mgと大容量のものも含まれます。
L-システインサプリメントを利用する場合は、決められている量を超えないように飲むことが大切です。
L-システインは体内で合成できるアミノ酸のため、決められた量を守って飲んでいても、人によっては頭髪に影響が出る可能性もあります。
そもそも加齢によって白髪が出来るメカニズムと、L-システインによって白髪が出来るメカニズムは異なるため、あくまで一時的なものです。
白髪が増えてしまった場合はサプリメントの使用を中止してみましょう。もし白髪がそれでも増えるようであれば、加齢やストレスが原因となって白髪が増えている可能性があります。
気になる場合は病院への受診をおすすめします。