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信頼できるアメリカのサプリメントメーカー3選!
長年信頼されるアメリカのサプリメントメーカーを3つ、紹介します。
良コスパで一定品質、Now Foods
オレンジ色のラベルが目印のサプリメントで、コスパの良さで日本でも近年愛用者が増えているサプリメントメーカーです。
2003年には最優秀製造技術者賞を受賞した他、販売店を招いて講演会や工場見学を実施するなど情報開示にも積極的です。
サプリメントの内容としては一般的ですが、その種類は豊富で優に1,000を超えます。
Now Foodsサプリメントの評判や安全性は?おすすめはどれ?医薬品クラスともされる、Thorne Research
価格帯は高めで20$前後(日本円でおよそ2,200円)の商品がほとんどというサプリメントメーカーですが、その品質の高さは折り紙付きです。
医師が処方に使うサプリメントメーカーとも言われ、独自のテストも行うこだわりの高さがあります。
かなり希少な成分なども含まれていて、とくにビタミンBやCのサプリメントでは、非常に高い評価を得ています。
優れた品質管理、JARROW FORMULAS
医薬品レベルの品質管理を行っているメーカーの1つでありながら、価格的に手が出しやすいという、バランスの取れたメーカーです。
医療機関と共同研究開発を行っており、アメリカのサプリメント愛好家からも支持が厚く、信頼されています。
おすすめのアメリカ製サプリメントランキング!
まずは、海外サプリメントを豊富に扱うiHerbでのお得な購入方法を解説します。
それでは、おすすめのアメリカ製サプリメントをランキング形式で紹介します。
ただ種類も内容もあまりに膨大なので、手軽に始めやすいマルチビタミンタイプのサプリメントに絞りました。
商品名 | Now Foods スペシャルツー | 21st Century Sentry マルチビタミン&マルチミネラル | Nature’s Way アライブ! ナチュラルマルチビタミン&ミネラル |
参考価格 | 約3450円 | 約2600円 | 約4000円 |
内容量 | 180錠 | 300錠 | 180錠 |
1日あたりの摂取量 | 3錠 | 1錠 | 3錠 |
1日あたりの価格 | 約66円 | 約58円 | 約71円 |
注目ポイント | 海外サプリメント特有の臭いが少ない | 30種以上の栄養素、コストパフォーマンスの高さ | 124種類の成分と高吸収性 |
3位 コスパ抜群、Now Foods スペシャルツー
120粒入りで1日当たり2粒、およそ2か月持ちます。1日当たりの価格は約円で、高コスパで豊富な成分が摂れることから人気のあるサプリメントです。
カプセルタイプなので、海外サプリメント特有の臭いも少ないのが特徴です。
日本人の栄養摂取基準と照らし合わせると、この商品だけ十分な量をカバーできる配合量になっており、日ごろからサプリメントを活用している人や、食生活に気を配っている人は過剰摂取に注意が必要です。
口コミ
・飲み始めてから体調がよくなった
・口内炎が改善した
2位 大容量、21st Century セントリー(Sentry) マルチビタミン&マルチミネラルサプリメント
300錠にしてはお買い得な価格ですが、その栄養内容は非常に豊富で30種以上の栄養素が含まれています。
1日当たり1錠が摂取基準なので、1本で約10か月持つサプリメントであり、コスパの良さを重視する人にはおすすめです。
ただし鉄が18mg含まれており、子どもや男性、閉経後の女性が内服する際には注意が必要です。
口コミ
・とにかくコスパ重視の人におすすめ
・タブレットが大きいので2つに割ると便利
・過剰摂取にならない成分バランス
1位 124種類の成分を配合! Nature’s Way アライブ! ナチュラルマルチビタミン&ミネラル
124種類の成分と高吸収性を兼ね備えたサプリメントで、なおかつコスパも高めのサプリメントとして人気があります。男性用、女性用が販売されています。
Nature’s Wayはユタ州にあるメーカーで、ナチュラル系の製品を扱う企業として高い品質を誇っています。
そのためこちらのサプリメントも、砂糖、イースト、小麦、グルテン、大豆、人工着色料、保存料を含まない製品です。
ビタミンやミネラルが不足がちな人や、サプリメントの土台としてマルチビタミンやマルチミネラルのサプリメントを活用したい人におすすめです。
ただ鉄分に関しては微量の範囲なので、量を確保したい人は他のサプリメントを活用するか、食生活の工夫が必要になりそうです。
口コミ
・血液系の検査結果が改善した
・疲れたときに飲むようにしている
・ビタミンCが1000mg摂れるので気にしている人におすすめ
男性用
女性用
アメリカのサプリメント事情を解説!
サプリメントを探していると、アメリカ産のサプリメントに行き着くことはありませんか。
日本でもサプリメントを活用する人が増えはじめ、次第に海外産のサプリメントを取り扱う通販サイトも増えてきました。
でも「どうして人気があるの?」「どんな特徴があるの?」「日本より安い気がするけど違いは何?」など、様々な疑問から購入しにくいと感じる人も多いかもしれません。
そこでこの記事では、アメリカのサプリメント事情を詳しく解説していきます。
アメリカでのサプリメント普及率は70%以上!
アメリカは栄養士発祥の地でもあり、人間栄養学の分野、つまり栄養が人にとってどのように働きかけ、生理学的にその事実を解明、研究する分野も盛んです。
充実した栄養の知識は一般の消費者にも広く伝えられ、サプリメントの利用者は他国と比較しても多く、70%近い普及率を誇るとされます。
アメリカのサプリメント市場規模は約414億ドル、1ドル110円としても、およそ4兆5千億円以上です。年々需要が拡大しており、今後も増え続けていくことが予想されます。
日本では健康食品やサプリメントの市場規模が1兆5,353億円ですので、約3倍もの規模を誇っています。
しかしサプリメントが人気である理由はそれだけではありません。日本とアメリカの医療制度の違いも関わっているのです。
なぜアメリカではサプリメントが人気なのか?
日本の医療制度は、国民皆保険制度です。一定の保険料を支払えば、誰しもが基準に応じた医療を受けることができ、その負担も1~3割にとどまります。
また限度額に応じて一定の金額を国、協会けんぽなどが負担する制度や、所定の手続きを行うことで薬の費用負担を軽くする制度など、医療に関わる様々な制度が設けられています。
一方でアメリカの医療保険は個人が保険会社と契約するものであり、国民の誰もが使える制度ではありません。
風邪で病院にかかるだけでも、日本では考えられないような費用を請求されることもあります。
そこで浸透したのが「病気は予防するもの」という認識です。しかし病気予防のために食生活を整えても、限度があります。そこで、栄養を手軽に補えるサプリメントが開発され、それを専門に扱う「ビタミンショップ」という店舗が誕生しました。
病気を自分で予防するために、アメリカではサプリメントが人気になったのです。消費者の目が厳しくなれば中途半端なサプリメントは購入されなくなってしまいます。
その結果、高品質な商品や新しく発見された成分がサプリメントとして利用されやすい土壌ができました。
アメリカの医療用サプリメントって何?
アメリカにはドクターズサプリメントや医療用サプリメントと呼ばれる、代替医療や統合医療の知識がある医師にかかったうえで処方してもらうサプリメントがあります。
第三者機関が検査した上で製造されるため、エビデンスもはっきりしており、サプリメントのプロのサポートも受けられるのが特徴です。
癌の代替療法にもサプリメントは使われている?
癌の症状や治療の副作用に対処する目的で、その人が自己責任の下、サプリメントを使う場合があります。
たとえばハーブの1つである生姜は、抗がん剤による治療に伴う吐き気をコントロールする効果が期待されています。
また関節の痛みを抑えるために、クルクミンやウコンなどが注目されています。
副作用や精神面の安定のためにヨガやマインドフルネス、瞑想、針治療などを取り入れることもあります。
しかし、癌に画期的な効果があるサプリメントが流通している訳ではありません。
また最初に述べたように、癌に効果があるとされるサプリメントを購入するとしても、あくまで個人の自由です。
アメリカ製サプリメントの特徴とは?
アメリカのサプリメントは、日本とは異なり、医薬品と食品の中間にある全く独自の立場で扱われています。
必要な栄養素の量や品質管理や責任追及体制など、消費者のサプリメントを見る目にも特徴があります。
1:GMPの取得が法的義務
サプリメントを購入するときに気になるのが、安全度の高さです。そんな時に1つの指標となるのが、適正製造規範、つまりGMP(Good Manufacturing Practice)を取得しているかどうかです。
これは1つの製品が出来上がるまでの間、安全かつ一定の品質を保つために必要な製造工程基準のことを指します。
第三者機関から認定されなければ取得できないものであり、医薬品は日本でも取得が法的に義務付けられていますが、サプリメントは例外であり推奨にとどまっています。
さらに日本の場合はこのGMPを認可する機関は2つあり、この時点で一貫した品質管理基準とは言い難い状態です。しかも取得難易度も低く、合格している企業でも自社製品回収が起こるケースもあります。
ですがアメリカではGMPは法的義務となっているだけでなく、常に最新の研究結果などをふまえて日々更新され続けているのです。
こうした理由から、安全度や品質の高さに関していえば、日本よりも信頼度は高いと言えます。
2:成分開示の基準が違う
サプリメントの中には、含まれる全成分を開示していないものもあります
しかしアメリカでは、食品と医薬品の中間という位置づけがなされており、消費者が必要とする情報はすべて開示することが法的に定められています。
またFDA近代化法(FDAMA)の制定など、サプリメントに関わる法律の制定により、病気のリスク低減を表示できるなどの取り決めが非常に明確になっています。
こうした法律上の取り決めに違反するものは、日本でいう厚生労働省にあたるFDA(Food and Drug Administration)という機関が監視しており、早急に取り締まれる体制が出来上がっています。
3:信頼されなければ生き残れない
訴訟大国でもあるアメリカでは、サプリメントによる健康被害を訴えるケースも数多くあります。
個人主義の傾向が強く、ほかの人が良いと言っても自分で納得するまでは買わない、という人も多いため、サプリメント1つとっても厳しく審査されます。
それは法的な審査だけでなく、実際の消費者も同じで、少しでも健康に被害を及ぼすような可能性があればそのサプリメントが全く売れないこともしばしばです。
そのため、現在も販売され、かつ人々から支持されるサプリメントメーカーは、それだけ信頼されてきたメーカーといえるのです。
4:アレルギーがある人でも使いやすい
ベジタリアンやビーガンが一般的なアメリカでは、グルテンフリーかどうか、卵、甲殻類、貝類、大豆、ピーナッツなどナッツ類は不使用かといった原材料表記が明確です。
さらにそうした配慮が一般的なので、小麦や甲殻類にアレルギーを持つ人でも安心してサプリメントを選びやすくなっています。
もちろん、中には使用されているものもありますが、成分がきちんと表記されているのでずっと探しやすいのが特徴です。
要注意!摂取量をチェックしよう
アメリカのサプリメントを摂取する際に注意したいのは、成分の含有量です。
アメリカは日本に比べると「この量を飲めば健康的に暮らせる」というラインで製品を作るため、日本の一般的なサプリメントの成分量よりはるかに量が多いケースがよくあります。
もちろんきちんとした根拠があっての量ですが、中には摂取量が多すぎたあまり体調に影響が出てしまった、という口コミもあります。
なので普段の生活で内服治療中という人や、何かしら疾病を抱えているという人は、まずは飲む前に医師にこの成分量のサプリメントを活用しても大丈夫か、確認しておけるとより安全です。
ただ飲むと危険、というわけではなく、摂取量を守っていれば基本的に害はありません。
アメリカのサプリメントは飲みづらい?
アメリカのサプリメントは日本より成分の含有量が多く、その結果、1粒の縦の長さが1~2cmほどと100円玉や500円玉の直径と同じくらいのサイズであることも珍しくありません。
また臭いについても、ハーブや成分によっては、非常にきつく感じられる場合があります。
そのため、日本で販売されているサプリメントに比べると、やや飲みづらいことが多いです。
飲みづらいときは、タブレットタイプであればサプリメント専用のカッターを利用して、半分に割って飲むこともできます。
また粉末状のものであれば、粉薬のようにカプセルから取り出して飲むことも可能です。
しかし胃酸に強く腸で溶けるようなカプセルや、オイルを包んだ透明なカプセルなどは、カットすると成分を有効活用しづらくなるため、そのまま飲んだ方が効果的です。
購入するときは、画像を参考に選ぶと、飲みやすい小粒のものが見つかりやすくなります。
他にも1粒当たりの成分量が少ないものを選べば、必要とする栄養量に達するために飲む量は増えますが、飲むときの負担を減らしやすくなります。
また表面がつるりとしたカプセルタイプのサプリメントの方が、飲む時に喉に引っかからないため比較的飲みやすいでしょう。
日本でアメリカのサプリメントを個人輸入する方法
日本でアメリカのサプリメントを輸入する方法は、大きく分けて2つあります。
1つはiHerbやSUPLINXといった、日本語にも広く対応している海外サプリメント購入の専門店を利用する方法です。
Amazonや楽天のように簡単な操作で購入でき、サポート機能も充実しています。
もう1つは、海外Amazonなどを通じて、海外通販によって自分で個人輸入を行う方法です。
こちらも購入方法そのものは、日本のAmazonで商品を購入するのと大きな変わりはありません。
ただし問い合わせはその国の言語で行うことが必須ですし、日本国内のメーカーのように補償サービスが受けられるとは限りません。
また日本では薬事法に基づく承認や認証を受けていない医薬品を入手することは違法な行為であり、悪質な輸入代行業者を利用すると罪に問われる恐れもあるため、注意が必要です。
輸入前に知っておきたい注意点
個人輸入には確かにリスクが伴いますが、注意点を守っておけばそれほど難しくはありません。そんな個人輸入をする前に知っておきたい、3つのポイントを解説します。
【ポイント1】転売目的はNG!
まず、サプリメントの輸入はあくまでも「自分が使うために、自分に必要な分を購入する」ことを前提に行われています。
他の人のサプリメントを一緒に購入したり、転売したりするのは法律において禁止されています。
【ポイント2】個数や重さをしっかり守ること
1回、あるいは直近の複数回の注文を合わせ、税関を通る際に10kg以内に収めることが大切です。
サプリメントの輸入代行サイトなどでは、購入ページで重量オーバーしていないか確認できる仕組みになっていることがほとんどです。
しかし中にはそうでない場合もあるため、注意しましょう。
【ポイント3】1万6,000円以内が目安
免税を受けた金額で購入するためには、購入した商品の課税価格の合計が1万円以下に収まるようにする必要があります。
日本では個人輸入をした場合、商品価格の60%に対し、関税率と消費税率をかけた金額が請求されます。
しかし関税や消費税が発生するのは「課税価格が1万円を超えてから」と決まっているため、合計金額が16,666円を下回るように購入すると「16,666円×60%=9999.6円」となり、免税を受けられます。
関税率が商品によって異なるほか、法改正などで決まりが変わることもあるため、あらかじめ自分でも調べておくことをおすすめします。
より詳しい内容を知りたい方は厚生労働省の「医薬品等の個人輸入について」を参考にしてください。
参考
医薬品等の個人輸入について厚生労働省
今のアメリカでは、どんなサプリメントがトレンド?
トレンドとして注目を集めているのが、次世代の環境にも配慮しつつ、消費し続けるのではなく質の良いものを適切に摂れるような商品です。
そのためマルチビタミンやミネラル、新しく発売されたサプリメントよりも、オメガ3脂肪酸やビタミンDのように、エビデンスがより明確なサプリメントの人気が高まっています。
また食欲を抑える効果に基づくダイエット、健康維持を目的に、より上質なホエイプロテインや大豆以外のエンドウ豆や玄米をベースにしたプロテインも人気です。
腸内を整えるサプリメントとしては、乳酸菌のほか、海藻を原料としたフコダインのサプリメント等が挙げられます。
ダイエットの面では、ケトジェニックダイエット(低糖質ダイエット)の広がりで、すぐに体内で栄養化されやすい中鎖脂肪酸(MCT)を豊富に含むココナッツオイルの人気も継続しているようです。
またビタミンCに加えて、肌のためにビオチンやコラーゲン、コエンザイムQ10、MSMを利用する人も多くいます。
このほかにも、関節の痛みを和らげる効果やアルツハイマーや認知症の症状改善として、ターメリック(ウコン)を使ったサプリメントも注目されています。