ムコ多糖サプリメントおすすめ2選!効果、サンベールというメーカーはどう?

そもそもムコ多糖とは?コンドロイチン、ヒアルロン酸との関係は?

ムコ多糖とは、私たちの体を作る細胞間に存在している物質であり、別名をグリコサミノグリカンと呼びます。

ムコとは粘液のことで、多糖とはたくさんの糖分ではなく、サイズの大きな糖という意味です。

水分を抱え込む性質を持ち体に良い効果をもたらす物質の名前として、コンドロイチン、ヒアルロン酸など耳にするのではないでしょうか。

これらを総称して、ムコ多糖と呼んでいるのです。

皮膚、骨、軟骨や体液、角膜、心臓の弁など、体のさまざまな組織にムコ多糖は存在します。

ムコ多糖が存在することで、細胞に栄養を届け、また細胞にとって不要となった老廃物を運び出すための水分を細胞の周りに保つことができます。

このように、ムコ多糖は体の各組織において、循環、代謝の役割を担っています。

ムコ多糖を体内で合成する力は、25歳頃をピークに徐々に低下していきます。

ムコ多糖が減少するということは、細胞への栄養の供給と老廃物の運搬が十分にできなくなるということであり、また体にとって必要な水分を十分に保持することができなくなるということです。

具体的には、以下のような変化が現れるようになります。

  • 関節の動きが悪くなる
  • 食べ物が飲み込みづらくなる
  • 栄養供給がされにくくなり、肌に年齢が現れやすくなる
  • 老廃物の運搬がされにくくなる
  • 代謝が減って太りやすくなる

このようにムコ多糖の減少は体の老化につながりますので、25歳を過ぎたら意識してムコ多糖を摂取する必要があります。

ムコ多糖は、食品から摂取することが可能です。

ウナギ、牛筋煮込み、豚骨スープ、フカヒレ、すっぽんなど、滋養強壮によく比較的カロリーの高めな食材に多く含まれています。

コンドロイチンやヒアルロン酸と関係はある?

水分を抱え込む性質を持ち体に良い効果をもたらす物質の名前として、コンドロイチン、ヒアルロン酸など耳にするのではないでしょうか。

コンドロイチンやヒアルロン酸はムコ多糖の構成成分であり、人間の体の中でも合成されています。

コンドロイチンのサプリメントに配合されることの多いグルコサミンは、アミノ酸が元となっています。

ムコ多糖の効果を解説!糖尿病や癌、関節痛に良い?

糖尿病とは、血液中の糖分をエネルギーに変える役割を持つインスリンが減少したり働きが悪くなったりすることで起こる病気です。

インスリンが十分に分泌されない、または十分に作用しないことから、血糖値が常に高い状態になり、それにより血管壁が傷ついてもろくなったり狭まったり、詰まったりといった影響が考えられます。

しかし、ムコ多糖が体内に十分に存在していれば、血液中の栄養素を細胞に積極的に取り込み消費する代謝機能が高まるのです。

また、ムコ多糖による、さまざまな部位に発生する癌に対しての抑制作用も報告されています。

現在、血糖値が高めな方はもちろん、今後の体調変化に備えて予防としてどなたでも、ムコ多糖を積極的に摂取することが大切です。

高麗大学によると
膝や関節の痛みに関しては、ムコ多糖が効果があったとする報告もあるが、効果はないとする報告もある

ムコ多糖の効果を解説!糖尿病や癌に良い?

ムコ多糖に副作用はある?

ムコ多糖はもともと体内で合成される成分であるため、副作用は報告されていません。

糖という字が使われていますが、血糖値を上昇させる糖とは異なるため、摂取によって高血糖になるようなことはありません。

ムコ多糖は比較的カロリーが高めな食品に多く含まれるものですので、摂取する際はカロリー過多にならないよう気を付けることは大切です。

また、ムコ多糖を多く含む食品に対してアレルギーをお持ちの方は、食品から摂取することは避け、サプリメントを利用するようにしましょう。

ムコ多糖症とは?

ムコ多糖症とは先天性代謝異常症の1つであり、後天的になることはありません。

国立成育医療研究センターによると
ムコ多糖症は、不要なムコ多糖を分解する酵素の遺伝子に傷がついていることで、分解する酵素が正常に働けず、ムコ多糖が体内に蓄積してしまう生まれつきの病気である

症状によって7つの型に分類されており、発達の遅れや骨の変形、関節が硬くなる、心弁膜症、中耳炎、難聴など様々な症状が型によって現れます。

遺伝性の疾患であり、日本人に多いⅡ型は遺伝しても女性には症状が出ず、ほとんどは男性に症状が現れるという特徴を持っています。

それ以外の型では、両親が該当する遺伝子を持っていた場合、その子供の4人に1人の確率で子へ遺伝する場合があります。

1箇所だけでなく、基本的に全身に症状がいくつも現れるため、当てはまる症状が1つあったとしてもムコ多糖症と診断するのは難しい病気です。

重症から軽症まで幅も広く、軽度の場合は大人になるまで診断が下りないこともあります。

治療法として、ムコ多糖を分解する酵素の補充や、造血幹細胞の移植、症状を抑える治療が挙げられます。

このように先天的に起きる疾患のため、グルコサミン塩酸塩を含むサプリメントや、ムコ多糖を含む食品を多く摂取しても、発症するわけではないのです。

ムコ多糖は吸収されるの?

食品からムコ多糖を摂取しようとする場合、それはどのようにして体に吸収されるのでしょうか。

ムコ多糖は、たんぱく質と糖の結合体です。人は食事をすることで、さまざまな栄養を体に取り込みます。

食事から摂れる炭水化物、たんぱく質、脂質などの栄養は、人間の体内に吸収されるためには更に細かな分子に分解される必要があります。

口から肛門まで一本の管でできている消化管においては、唾液、胃液、腸液、胆汁などの消化液が分泌されます。

消化液に含まれるさまざまな種類の消化酵素の働きで、食べ物の栄養はブドウ糖やアミノ酸、脂肪酸などに分解され、ようやく腸管から吸収されます。

腸管から吸収された分子は、血管やリンパ管を経由して、体の各器官、組織、臓器などへ到達し、そこで再度必要な姿に合成されるのです。

ムコ多糖は、飲んだり食べたりすることによりそのままの形で体に吸収されることはありませんが、小さな分子レベルに分解されることで体に吸収され、体を作るための材料となるのです。

ムコ多糖で有名なサンベールとは?信頼性や評判はどう?

2001年に設立されたサンベールは、ムコ多糖を配合した健康食品、化粧品を扱う会社であり、「出会い、ふれあい、助け合い」の三つの愛を理念として掲げています。

細胞は人の体を構造する基礎であり、細胞同士をつなぐ細胞外マトリックスを整えることが何よりも必要との考えから、サンベールはムコ多糖が必須であると唱えています。

ムコ多糖の大切さを広めるべく、サンベールはムコ多糖を配合した商品を扱うインターネットビジネスを手がけているのです。

サラリーマンが副業として始める、主婦が空いた時間を利用して始める、独立開業するなど、さまざまな立場の人々に多様な働き方を発信しています。

多様な働き方ができる分、さまざまな立場の人が関わっていることもあり、その評判も様々です。

本人がサンベール商品のファンであり、また報酬設定が働き方と合っている場合は満足度も高く継続している傾向にあります。

サンベール商品にあまり関心がない方にとっては、知識を高めるための商品セミナーなども苦痛な様子であり、結果継続できなかった、という例が多いようです。

サンベールに限らず、取り扱っている商品自体に興味がある方、何事にも挑戦しようという意欲のある方にこそ、このようなインターネットビジネスが合っているといえるでしょう。

ムコ多糖サプリメントの原料は何?

ムコ多糖サプリメントと銘打って販売されているものは少なく、グルコサミンやコンドロイチン、ヒアルロン酸サプリメントとして販売されています。

原料は魚類・甲殻類が多い

利用されている原料は様々ですが、よくあるのが「サメ軟骨エキス」や「エビ・カニの甲殻類由来」の原料です。他にも、サケの鼻軟骨などが利用されます。

植物由来のものとして、森永や雪印メグミルクから、トウモロコシ由来のグルコサミンサプリメントが販売されています。

そのためグルコサミンについては、エビ・カニアレルギーの人はトウモロコシ由来のものを選ぶようにするとよいでしょう。

ムコ多糖サプリメントの適切な飲み方とは?飲み合わせ、摂取量を解説!

飲むタイミングとしては、食後30分以内の消化吸収がされやすくなっているタイミングがおすすめです。

一方で飲む量については、具体的にはっきりと決まっているわけではありません。

膝の痛みや関節に効果があったとする報告では、グルコサミンとコンドロイチンそれぞれ1,000mg前後が使用されています。

高麗大学によると
グルコサミンは1日当たり1,200~1,500mg、コンドロイチンは1日当たり800mgを使用し、膝の痛みや関節に効果があった

しかしこれらはあくまでも研究の報告であり、多くの人にとって効果があることを示したわけではありません。

実際、有効性があるとする報告と無いとする報告があり、様々な研究同士を比較した報告でも意見が分かれています。

そのため基本は購入したサプリメントの表示をきちんとチェックし、1日当たりの摂取量を守ることが大切です。

しかし効果が無いのに数ヶ月飲み続けるのは、あまりおすすめできません。

まずは3ヶ月試してみて、効果が無ければやめる勇気を持つことも大切です。

一緒に飲むと良いサプリメント・悪いサプリメントはある?

グルコサミンとコンドロイチンを一緒に飲んだ方が良いとする説もあれば、違うとする説もあるため特別に一緒に飲むと良いとされるサプリメントはありません。

一緒に飲まない方が良いサプリメントとしては、マルチビタミンやミネラルサプリメントが挙げられます。

グルコサミンやコンドロイチンのネバネバが、他のサプリメントの吸収を妨げてしまう可能性があるからです。

薬と一緒に飲んでも構わない?

治療のために薬を使用している人は、飲む予定のグルコサミンやコンドロイチンなどのサプリメントをもって、医師や薬剤師に相談しましょう。

グルコサミン単体、もしくはコンドロイチンとグルコサミンを一緒に飲んだ場合、血液をサラサラにして詰まりにくくする働きを持つワルファリンの作用を強める恐れがあります。

また糖尿病治療薬の効果を弱める可能性もあるとされており、注意が必要です。

妊娠中授乳中の安全性を判断することは困難です。ムコ多糖を山芋やオクラのようなネバネバを多く含む食品からではなくサプリメントから摂取した場合に体に影響があるかどうか十分な研究が行われていないからです。

そのため、妊娠中や授乳中の方で、ムコ多糖サプリメントを利用する場合は必ず医師や薬剤師に相談しましょう。

ムコ多糖のおすすめサプリメント2選!

ムコ多糖は、体内で産生される力が25歳以降は減少してくるものですので、外から補うことが大切です。

ムコ多糖を手軽に補うことのできるサプリメントを、ここでは2つご紹介します。

アクティブなシニアライフを!DHC 極らくらく

1日の目安量中にグルコサミン1,320mg、コンドロイチン、ヒアルロン酸をはじめ、コラーゲンエラスチンなど9種類の成分を配合しています。

体のしなやかさ、弾力が失われつつあるシニア世代が毎日をアクティブに過ごせるようにとの願いが込められた製品です。

1日6粒を目安に、3回に分けて摂ることがすすめられています。

20日分、30日分のパッケージで発売中です。

Amazonや楽天、ドラッグストアなどで購入できます。

口コミ
・動き出しにズキッと痛んでいた膝が、飲み始めて10日後には痛まなくなった
・整体や整形に通ったり他社商品を飲んだりしても変化がなかった首、腰、膝の痛みが、徐々に弱まってきた
・夜眠れないほど痛んでいた肩が、飲み始めて10日後には治まり、とても効果を感じる
・飲んでいると膝の痛みが治まり、やめると元に戻る。飲み続ける価値がある

関節の痛みに比較的短期間で効果を感じたという声が多いようです。

created by Rinker
DHC(ディー・エイチ・シー)

スムーズに活動したい方に!アサヒ ディアナチュラ グルコサミン・コンドロイチン・ヒアルロン酸

1日の目安量中にグルコサミン1,500g、コンドロイチン、ヒアルロン酸のほか、カルシウムマグネシウムビタミンDなど、8種類の成分を配合しています。

立ったり座ったりといった動作をスムーズに行いたい、毎日を活動的に過ごしたい方にピッタリの商品です。

1日6粒を目安に使用します。

30日分のパッケージで発売中です。

口コミ
・運動後に必ず痛んでいた膝が痛まなくなった。運動後に飲むようにしている
・低価格なのにグルコサミンは1日分しっかり補える量が配合されていて納得
・毎日飲むためにはコストパフォーマンスが重要だがこの商品は良い
・粒がやや大きく高齢の母には飲みづらそう

膝の痛みに効果を感じたという意見のほか、コストパフォーマンスの良さを評価する声が多く見られます。

数多く販売されているムコ多糖サプリメントは、体に合うもの、合わないものがあるということが口コミから分かります。

何種類かを一定期間試してみたうえで、ご自分に合った商品を是非見つけてください。