双極性障害の方におすすめのサプリメント2選!食事療法も解説!

そもそも双極性障害とは?原因、症状、治療法を解説!

双極性障害とは抑うつ状態と躁状態を繰り返す疾患です。

うつ状態だけが起こる病気はうつ病と言われています。このうつ状態と同じレベルのうつ症状と躁状態を慢性的に繰り返す病気です。

抑うつ状態とは、不眠や食欲不振などの身体症状から、虚無感や悲壮感などの精神症状を呈します。この時期はとにかく静養することが大切です。

抑うつ症状が進むと時には自殺などの行為に及ぶこともあり注意が必要です。

躁状態になるとうつ状態のときの落ち込みはどこへやら、気分が高揚してきます。時に人格を変えてしまうほどの躁状態になることもあります。

普段穏やかだった人が急に誰に対しても攻撃的になり、家庭や仕事で重大なトラブルを起こすこともあります。

お金遣いが荒くなったり、人に暴力を振るうようになったりするとさらに周囲の人が離れていきかねません。

本人としては眠らなくても毎日調子がよく元気いっぱいで、常に活動的になります。これらの症状が軽いうちは「軽躁状態」と言われます。

躁状態は社会的な信頼を失うリスクがある一方で、ある日突然自殺や事故などで死亡するリスクも高いとされています。

抑うつ症状も躁状態もいずれも死に直結する可能性があり、これらの症状が見られたときには十分注意が必要です。

とても危険な双極性障害ですが、原因はまだ明らかになっていません。必ずしもストレスなど精神的な原因が関与しているわけではなく、性格上の問題でもないとされています。

うつ病は大部分がストレスなど精神的な原因にあります。お薬による治療と静養だけではなく、カウンセリングなどによる治療も有効とされています。

一方で双極性障害はお薬による治療が中心です。リチウムなどのお薬は、気持ちを一定に保つサポートをします。

実は双極性障害の治療において、適切な時期に内服治療を開始し継続することがとても大切です。また適切な診断を受けることも重要です。

抑うつ症状が強い場合、医師によっては抗うつ剤を処方することがあります。適切な時期に内服できれば有用ですが、時期や量を誤ると症状を悪化させる可能性があります。薬物療法については次項で詳しく説明をしていきます。

その他、急性期にはしっかりと静養をとることや周囲の理解を得ることが大切です。安心して休養を取るために周囲のサポートが必要不可欠になります。

双極性障害の薬物治療とは?

双極性障害には気分を安定させる薬が使われていることを前項で述べました。

日本で用いられている薬は、リチウム、バルプロ酸、カルバマゼピンなどがあります。

この中で最も有名な薬としては、リチウムが挙げられます。リチウムには躁状態だけではなく、うつ状態にも治療効果があることが分かってきました。うつ状態も躁状態でも最も危険な症状である自殺を予防するとも言われています。

このリチウムですが、実は副作用が強く、内服開始直後は下痢や多尿、食欲不振などの症状を呈することが多々あります。

また治療が長期化すると手の震えなどを生じることもあります。したがって必ず主治医の指示のもとで、血中濃度をしっかりモニタリングしながら治療をしていきます。

辛い副作用により、治療を拒否する患者さんもいますが、双極性障害という病気を理解していただくことで前向きに治療に専念できる環境をつくることができるのではないかと考えています。

双極性障害はうつ病とは違い、単なる心の悩みではないため、カウンセリングなどの心理療法よりも内服での治療が中心になります。

しかし双極性障害の症状はいずれも辛いものですので、治療をスムースに進めていくためにも一定の心理療法は有用かもしれません。

色々な視点から双極性障害の治療に取り組んでいく必要があると考えます。

双極性障害に良い成分とは?

双極性障害の治療において重要なポイントは「躁状態にさせない」ことと言われています。躁の症状が強く、そして長く出現すると予後があまり良くないと言われています。

「躁状態になる」ことを躁転といいますが、躁転させないためにはうつ状態のときにしっかり療養を取ることと合わせて、うつ状態を緩和する食生活を心がけることがポイントです。

うつの原因は、内の神経伝達物質であるセロトニンの不足であると言われています。セロトニンは精神の安定や睡眠の質などに関わり、不足すると不眠や睡眠不足、不安感などの症状を呈します。

セロトニンは身体の中で作り出すことはできず、食事からでしか摂ることのできない必須アミノ酸トリプトファン)から作り出されます。

糖分や加工食品の摂りすぎをさけ、トリプトファンを多く含む魚や豆、野菜、果物などをバランスよく摂ることがおすすめです。

このようにうつ状態を悪化させないような食生活を心がけることが大切です。

双極性障害の食事療法を解説!良い食べ物、飲み物とは?

前項で双極性障害の中のうつ状態にあるときには、トリプトファンを積極的に摂ることをおすすめいたしました。

トリプトファンは摂りすぎると肝機能障害を引き起こすと言われていますので適量を守ることが大切です。

トリプトファンが多く含まれる食品にはチーズなどの乳製品、牛肉や豚肉などの赤身肉やレバー、納豆、マグロやカツオなどの青魚などがあります。

果物の中ですとバナナが多く含まれていると言われています。

トリプトファンはご飯やパンなどの炭水化物と一緒に摂るとより吸収力がアップするとされているためバランスよく食事をとることが必要です。

他にはビタミンB6鉄分を多く含む食品にも吸収力をアップさせる作用があるとされています。

ビタミンB6は魚やイモ類、レバーに多く含まれています。鉄分はレバー、ほうれん草、海藻などに多く含有されています。

以上が食品類になります。飲み物であれば気持ちを落ち着かせるカルシウムが豊富に含まれる牛乳がおすすめです。

人肌程度に温めることで心も身体もホッとすることができるのでおすすめです。

双極性障害の方向けサプリメントの選び方を解説!

双極性障害の方におすすめの成分について前項で説明をいたしました。

トリプトファンやその働きをサポートするビタミンB6などが含まれるサプリメントがおすすめです。

サプリメントを選ぶときの基準としては、上記の成分がバランスよく含まれていること、品質や安全性が高いものを選びましょう。

特にトリプトファンは摂り過ぎによる肝機能障害が懸念されているため、成分の含有量には十分注意してください。ちなみにトリプトファンの上限摂取量は1日6000mgとされています。

上記を踏まえてご自身にあったサプリメントをお試しください。

双極性障害の方におすすめのサプリメント2選!

ここで私がおすすめするサプリメントを2つご紹介いたします。

心がフッと軽くなる!スマイル&グッド メンタルクリア

この商品はトリプトファンの他、ビタミンB群EPA、DHAなど合計18種類の成分で気持ちの安定をサポートします。

EPAやDHAは食品ですと主に青魚に多く含まれています。神経伝達に作用し、リラックス作用が期待されています。

品質や安全性にもこだわっており、全成分が国産のものです。また製造から出荷まで国内のGMP認定工場で行なっています。

口コミ
・仕事のことで悩み、眠れない日が続いていたがこの製品を試してからリラックスできるようになった
・飲み始めてからイライラすることが少なくなった

私らしくゆったり寛ぎたい!オーガランド セントジョーンズワート

商品の名前であるセントジョーンズワートとはヨーロッパやアメリカに自生する多年草のハーブです。これに含まれる成分は幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの働きをサポートします。

また穏やかな気分を得るために有用と言われているヒペリシンやヒペルフォリンを含み、ハーブティーとしても愛飲されています。

このセントジョーンズワートのエキス粉末をサプリメントに濃縮して配合されています。お値段もお手頃ですのでおすすめです。

口コミ
・飲み始めてから気持ちが穏やかになった
・眠前に飲むことでぐっすり朝まで寝ることができる
・コストパフォーマンスが良く続けやすい

以上が双極性障害におすすめの成分を含むサプリメントになります。治療を中心に食事やサプリメントを活用されることもおすすめです。サプリメントを使用される際は必ず主治医に相談しましょう。