目次
ヘスペリジンの効果効能を解説！花粉症・緑内障にも良いって本当？
そもそもヘスペリジンという成分を初めて聞いた方も少なくないでしょう。まずは、ヘスペリジンの概要とその働きについて解説していきます。
ヘスペリジンとは、はっさくや温州みかん、ダイダイなどの皮、薄皮に含まれているフラボノイドです。ポリフェノールの一種であり、ビタミンPと呼ばれるビタミン様物質の一部です。
ヘスペリジンの効果効能
ヘスペリジンはこれまでさまざまな薬理作用が報告されています。コレステロールを低下させたり、血圧を低下させたりすることがラットを用いた研究で明らかになっています。
日本人の死因は1位ががん、2位が心臓疾患、3位が脳血管疾患です。2位と3位は血管に由来する疾患であり、この2つを合わせると1位のがんよりも多い数になります。そのため、血管の健康は極めて重要なのです。
血管は心臓、脳だけでなく、体全体に張り巡らされています。血液を通じて栄養素や酸素を送る役割をしているのです。そのため、血管が弱くなってしまうと他の器官にも悪影響が出てしまうのです。
血管は活性酸素によっても弱くなってしまいます。活性酸素の除去がうまく行なわれないと血管に活性酸素が蓄積していき、張りやしなやかさが失われてしまい老化してしまうのです。
ヘスペリジンには抗酸化作用もあるため、活性酸素の除去にも期待ができます。また血管に対する働きだけでなくさまざまな疾患へのアプローチも期待がされています。
近年明らかになったヘスペリジンの働き
最近ではヘスペリジンは血管に対しての働き以外にも花粉症や緑内障に効果的である可能性があることが示唆され始めています。花粉症や緑内障は国内患者数も多いので、多くの人が摂るべき成分といえるでしょう。
ヘスペリジンにはヒスタミンの遊離を低減してアレルギー反応を抑制する抗アレルギー作用を有することもわかっています。花粉症はアレルギー疾患の代表的な疾患です。
アレルギー反応によってくしゃみや鼻水、目のかゆみが引き起こされます。そのため、ヘスペリジン花粉症を抑制するのではないかと期待がされています。
また、東北大学の研究によってヘスペリジンがマウスの網膜神経節細胞を保護する効果を示すことを明らかになりました。緑内障は網膜神経節細胞、視神経が障害されることで発症します。
そのため、緑内障に効果があるという示唆がされたのです。緑内障は日本の失明原因の第1位の疾患です。血管、花粉症だけでなく、目の健康を守ることもできます。
ヘスペリジンと糖転移ヘスペリジンの違いとは？
ヘスペリジンの種類には糖転移ヘスペリジンという成分もあります。両者の違いについて解説していきます。
糖転移ヘスペリジンも柑橘類に存在しているポリフェノールの一種です。酵素の働きによってヘスペリジンに糖が1分子付加したものが糖転移ヘスペリジンです。
糖転移によっていろいろなメリットが付加されます。まず、水に溶けやすくなることがメリットとして挙げられます。ヘスペリジンは水に溶けにくいため糖転移することで効率良く体内に摂取することが可能になるのです。
また、糖転移ヘスペリジンは光や熱に対しても高い安定性を示します。さらに、体内吸収はヘスペリジンの4倍です。
糖転移ヘスペリジンはヘスペリジンと比較して安定的かつ効率的に体内に摂取することができるのです。
ヘスペリジンに副作用はある？
ヘスペリジンは健康に良いので摂取したいけれど、副作用が気になるという方もいることでしょう。ここでは副作用について解説していきます。
結論からいうと副作用はありません。ヘスペリジンは食品に含まれている成分であり、医薬品ではないので副作用というものは存在していません。
しかし、過剰摂取によって健康に影響が出る可能性はあります。過剰摂取によって胃痛、胃もたれなどの症状が出る可能性はあります。
ヘスペリジンは柑橘類に含まれている成分です。そのため、これまでみかんやレモンなどの柑橘類を食べ過ぎて胃痛、胃もたれを起こしたことがある方は注意しましょう。
また、ヘスペリジンをサプリメントで摂取したいという方もいることでしょう。メーカーごとの目安摂取量をしっかりと守っていれば副作用の心配はありません。過剰摂取に注意してヘスペリジンを摂取していきましょう。
ヘスペリジンサプリメントの選び方を解説！
商品がたくさんありどれを選んだら良いのか迷っている方もいることでしょう。ここではヘスペリジンサプリメントの選び方を解説していきます。
選び方のポイントは2つだけです。続けやすさに注目して選んでいくとよいでしょう。その理由はサプリメントには医薬品のような即効性はなく、毎日コツコツと継続することが重要だからです。
続けやすい商品を選ぶためには飲みやすさが重要です。タブレットタイプやドリンクタイプ、パウダータイプなどいろいろありますが、飲みにくいと感じているものを毎日飲むには苦痛が伴います。
また、価格も重要です。生活費を圧迫するほど高額な商品を選んでしまうと継続することは難しくなります。自分の生活に合わせて毎日飲める商品を選びましょう。
ヘスペリジンのサプリメントランキング！口コミはどう？
ここではヘスペリジンサプリメントのおすすめランキングを口コミとともにご紹介します。
大学が開発したサプリ、近大サプリ ブルーヘスペロン
和歌山県産の温州みかんをポリフェノールの一種であるヘスペリジン・ナリルチンの含有量が最も高い時期に収穫しています。その温州みかんを独自の方法で加工された青みかん乾燥粉末を配合しています。
それに加えてビタミンCとβ-カロテンを配合しています。近畿大学薬学部が開発したヘスペリジン配合の栄養機能食品です。
・大学が開発しているので効果がありそうだと思い、購入したが予想通りで満足している。
・価格が高いが、安心できるので良い。
・鼻づまりがなくなった。
人々の健康に寄り添う、リプサ ヘスペリジン(ビタミンP)
国産のヘスペリジンにビタミンC、カムカムスプレードライパウダーを加えた商品です。ヘスペリジンと同時にビタミンCまで摂取することが可能です。
カムカムエキスはビタミンCの働きを助けてくれる成分ですので、効率的にビタミンC、ヘスペリジンを摂取できます。
・血行が良くなり、冷えがなくなった気がする
・徹底した品質管理をしているとのことなので安心できる
・他の商品には配合されていないカムカムエキスが入っているので期待している
安心の国内製造、ヘスペリジン サプリ ビタミンP
ヘスペリジンのみを摂りたい方のために単体の成分にこだわった商品です。シンプルなヘスペリジンサプリなので他の成分は一切配合されていません。
1粒に250mgのヘスペリジンを配合しています。目安摂取量は500mgなので1日2粒で500mgものヘスペリジンを簡単に摂取することができます。
・他のサプリも飲んでいるのでヘスペリジンだけのサプリを探していた。思っていたサプリなので満足している
・添加物を使っていないとのことなので、安心して飲める
・血圧が高いので飲んでいる。まだ飲み始めたばかりなので、次の健康診断に期待している
