過敏性腸症候群サプリメントのおすすめ5選！ビタミンDが良い？

そもそも過敏性腸症候群（IBS）って？慢性下痢症との違いも解説します！

過敏性腸症候群は精神的・肉体的なストレスによって、腸が知覚過敏状態になることを言い、日本人の約10％がかかっているとされています。

腸が知覚過敏になると、少しの刺激で腸が大きく動いたり痙攣したりしてしまいます。そうすると下痢・便秘・ガスの過剰発生、それに伴い腹痛が起こります。

慢性下痢症との違いは？

慢性下痢症は「4週間以上続く軟便」と定義されていますが、その原因は様々です。

ウイルスなどに感染している場合もあれば、アレルギー・潰瘍・炎症が原因であることもあります。この他に過敏性腸症候群が原因であることも考えられます。

過敏性腸症候群が原因の場合は、ストレスなどの根本原因を取り除けば解決することが多いですが、長く下痢が続くと腸内環境が乱れるので、炎症や腫瘍ができやすくなり二次被害に繋がります。

黒い便や赤い便が出る場合、腸内で炎症などが起こり出血している恐れがあるので、医療機関での診察を受けることも検討してください。

過敏性腸症候群対策におすすめの成分とは？ビタミンBやビタミンD、グルタミンが良いの？

過敏性腸症候群対策におすすめの成分を「ストレス対策」「腸内環境改善」の2点に絞って解説します。

ストレス対策

ビタミンB群は神経細胞を作るのに欠かせない成分です。老廃物の除去を促してくれる働きもあるのでストレスを和らげてくれます。また、心を落ち着かせるセロトニンというホルモンはビタミンB６が足りないと作られません。

ビタミンDは過敏性腸症候群の緩和に有効という研究もあります。

これはビタミンDが「ディフェンシン」というたんぱく質を作り、粘膜を強くするからです。粘膜を強くすると免疫力が高くなるので身体的なストレスが軽減され、過敏性腸症候群を防いでくれます。

腸内環境改善

過敏性腸症候群になると下痢や便秘を繰り返すので、腸内環境が乱れてしまいます。

また反対に、腸内環境が乱れることが引き金で過敏性腸症候群を発症することもあるので、腸内細菌のバランスを整える発酵食品や食物繊維を摂る必要があります。

他にも、グルタミンというアミノ酸は腸のエネルギー源になり回復力も上がるので、過敏性腸症候群には大変有効です。

過敏性腸症候群の治し方をガス型などのタイプ別に解説！サプリメントは有効？

過敏性腸症候群には「便秘型」「下痢型」「交替型」「ガス型」に分けれられます。

上でご紹介した「ストレス対策」と「腸内環境改善」成分は全てのタイプで有効ですが、各タイプで特に有効な方法もお伝えします。

便秘型

便秘型は、腸の痙攣により上手く便が押し出されないために起こります。

便秘型の場合は、便のカサを増やすことが有効なので食物繊維と水分を積極的に摂りましょう。

下痢型

下痢型は、腸の運動が活発になりすぎて水分が十分に吸収されないことで起こります。

ストレス対策成分が特に有効ですが、腸内環境を整える必要もあります。

しかし、不溶性の食物繊維は腸を刺激し症状が悪化することがあるので、不溶性食物繊維は控え、水溶性食物繊維を摂るようにしましょう。

交代型

交替型は便秘型と下痢型を繰り返します。その時の状況に合わせて便秘型と下痢型の対策を参考にして下さい。

ガス型

ガス型は2つの要因でお腹の中にガスが溜まります。

1つ目は、ストレスにより唾を飲み込む際に空気を飲み込んでしまうことです。特に緊張状態では唾を飲み込む回数が増えるので、注意しましょう。

２つ目は、下痢や便秘により腸内環境が乱れて悪玉菌が増えることです。悪玉菌はガスを発生させるので、このガスが溜まってしまうのです。腸内環境を整えるサプリメントが有効です。

市販過敏性腸症候群対策サプリメントおすすめ5選！DHCの商品はどう？口コミも紹介！

過敏性腸症候群に効果的な成分が含まれたサプリメントを5つご紹介します。

コスパ最強！DHC ビタミンBミックス

ストレス対策のビタミンBサプリメントには、ビタミンB群がバランスよく含まれているDHCのビタミンBミックスをおすすめします。

この商品は1ヶ月で250円というコストパフォーマンスの良さと、コンビニなどでも売っており、手に入れやすいという点でおすすめです。

国内メーカーでは珍しい動物性ビタミンD！DHC ビタミンD

ビタミンDには植物性と動物性の2種類があり、DHCのビタミンDには動物性が使われています。効果に差は無いと言われていますが、ヒトが日光に当たることで皮膚で作られるビタミンDと同じ成分なので、より自然に近いとも言えるでしょう。

また、日本のサプリメントメーカーは成分量が低いものが多い中、DHCのビタミンDには十分な量が含まれています。さらに価格も安いので続けやすいのが特徴です。

安いのに大容量！GronG グルタミンパウダー

グルタミンなどのアミノ酸は、各社共に特に大差がないので価格で選ぶのが基本です。特にグルタミンは摂取量が多く、一日に5～10ｇの摂取が推奨されるので安くなければ続きません。

GronG（グロング）のグルタミンパウダーは、数あるグルタミンパウダーの中でも抜群のコストパフォーマンスです。

しかし、GronGは知名度が高くないので口コミが少なく、過敏性腸症候群に関しての口コミは見つけられませんでした。それでも、グルタミンとしての効果は他社と変わらないので、是非お試しください。

元気な善玉菌に！nichie イヌリン

イヌリンはゴボウやキクイモに含まれる水溶性食物繊維です。腸内の善玉菌のエサになることで、腸内環境を整えます。

Nichie（ニチエー）は昭和53年創業で、日本のサプリメントメーカーの中では歴史も長く信頼できるメーカーです。

Nichieのイヌリンはパウダー状になっており、無味無臭なのでコーヒーやみそ汁に入れて飲むことができるので、簡単で続けやすいです。価格も安く1ヶ月に500円もかかりません。

整腸剤の王様！わかもと製薬 強力わかもと

サプリメントではなく医薬部外品になりますが、90年間愛され続けている整腸剤「強力わかもと」をおすすめします。

強力わかもとは、消化酵素・乳酸菌・ビール酵母が含まれているので、下痢・便秘・ガスの全てに対応しています。またビール酵母には、ビタミンB群・カルシウム・マグネシウムが含まれているのでストレス対策にも効果的です。