目次
HMBとクレアチンを比較!同じアミノ酸でも何が違う?
まず、HMBとクレアチンの特徴とその効果についてご紹介します。
HMBの効果その1:筋肉の合成を促す
HMBとは、B-ヒドロキシ-B-メチル酪酸と言い、必須アミノ酸の一つであるロイシンの代謝産物になります。
HMBには、筋肉の合成を促す効果、筋肉の分解を抑える効果があります。まずは前者から解説します。
HMBには、mTORシグナル伝達経路という筋肉の合成を促す経路を活性化する働きによって、筋肉の生成をサポートしてくれます。
そのため、HMBを摂取すると筋肉の合成が促され、筋肉量のアップにつながります。
HMBの効果その2:筋肉の分解を抑える
人間の体は、使わない筋肉があると無駄なものと判断し分解しようとします。その働きを抑制するのがHMBです。
そのため、HMBを摂取することによって、筋肉の分解を抑えることができます。
クレアチンの効果その1:運動するためのエネルギーを作り出す
クレアチンとは、1-メチルグアニジノ酢酸と言い、主に筋肉に存在するアミノ酸の一種です。
クレアチンには、運動するためのエネルギーを作り出す効果、筋肉量を増やす効果があります。
まずは、筋肉を収縮する際に必要なエネルギーを作り出す効果について解説します。
筋収縮が特に必要な運動は、短距離走などの陸上や水泳などの運動です。
こうした運動をする方がクレアチンを摂取することで、瞬発力を要する運動を継続して行うことができます。
クレアチンの効果その2:筋肉量を増やす要因になる
クレアチンを摂取することで継続してトレーニングを行うことができ、その結果筋肉量を増やすことにつながります。
もちろん、クレアチンを摂取するだけでは筋肉を増やすことはできません。
筋肉そのものとなるタンパク質を含むバランスの良い食生活と適度な運動が必要になります。
このような要素に加え、クレアチンも摂取しながらトレーニングを行うことで、理想的な筋肉を作り出すことができます。
HMBとクレアチンの併用は出来る?ダイエットにも効果あり?
HMBとクレアチンの併用は可能です。
なぜなら、筋肉に対しての役割が違うからです。
先ほどもご紹介しましたが、HMBは筋肉を作るために必要な成分で、クレアチンはエネルギーを産み出すための成分です。
例えるなら、車とガソリンのような関係です。
車をHMB、ガソリンをクレアチンとします。
車はガソリンを使ってエンジンがかかり、動かすことができます。
車だけでは動かすことはできません。
もちろんガソリンだけあっても、車はないので意味がありません。
HMBとクレアチンも同じです。
筋肉量を上げるためには筋肉の元になるHMBもエネルギーとなるクレアチンもどちらも必要になります。
片方だけ多く摂っていても、効率の良いトレーニングには結びつきません。
なお、併用して摂取することによる体への悪影響はありません。
ダイエットにも効果がある?
HMBとクレアチンの併用は、ダイエットにも効果があります。
筋肉に直接働きかけるHMBに対して、筋肉が順調に動くようエネルギーを作り出すのがクレアチンです。
HMBとクレアチンを併用してダイエットを行うと、効率良く筋肉が作られ、腹筋や屈伸運動などのダイエットメニューをこなす時も疲労を感じにくくなります。
そのため、効率良くダイエットを行うことができます。
HMBとクレアチンに加えてBCAA・カルニチンも摂取すべき?
BCAAは筋肉の合成を、カルニチンは脂質の代謝を促す成分です。
クレアチンは、エネルギーを作ることで筋力を増やす効果があるため、BCAAやカルニチンと筋肉に対しての作用が異なります。
そのため、効率よくトレーニングやダイエットを行いたい方は、HMBやクレアチンに加えてBCAAやカルニチンも摂取することをおすすめします。
専門家が選ぶHMBとクレアチンのおすすめサプリとは?ランキングでご紹介!
ここでは、おすすめのHMBとクレアチンのサプリメントについてご紹介します。
第1位 手軽にHMBとクレアチニンが摂れる! RIZE ONE POWER BOOST HMBCa90000mgクレアチン60000mg
HMBが1日あたり3,000mg、クレアチンが1日あたり2,000mgと豊富に含まれています。
・何も飲まない時より筋肉痛が楽です
・錠剤なので、粉末の味が苦手な人には飲みやすいです
・筋トレが疲れにくくなって、回数がこなせるようになりました
第2位 効率良くトレーニングをしたい人におすすめ! HMB鋼 HMBサプリメント鋼
HMBが1日あたり3,000mg、クレアチンが1日あたり2,340mg含まれています。
・筋トレを初めて半年くらい経って効果が出始めました
・トレーニングの持続力が増して、筋肉痛が減ってきました
・回復力がアップしている感じです
HMBやクレアチンの含有量はどちらもそれほど差がありません。
価格や好みのメーカーを選んで試してみることをおすすめします。