抗酸化サプリメントおすすめ2選!アンチエイジング効果も解説!

そもそも抗酸化とは?その効果を解説!

抗酸化について述べる前に、まずは酸化について解説します。

酸化とは、物質が酸素と結びつくことを指します。酸化することで、物質はその性質を変化させます。

摂取した栄養は体内で分解され、細胞内での酸化反応を経てエネルギーが発生します。

この際に、活性酸素と呼ばれる物質が発生します。体内における酸化とは、この一連の現象を指します。

酸化の過程で発生する活性酸素は、酸化の能力が非常に高いという性質を持ちます。

活性酸素が体内に過剰に存在すれば細胞を酸化させ、老化やさまざまな疾患の原因になるなど、体に悪影響を与えます。

抗酸化とは、この活性酸素を除去する働きを言います。

酸化は体内で常時起こっていることですが、活性酸素が過剰発生しないのは、活性酸素から身を守る抗酸化の力が働きうまくバランスを取っているからです。

しかし、加齢やストレス、食事の内容、生活環境、運動習慣などによってこのバランスは崩れ、活性酸素が過剰な環境が起こりうるのです。

加齢は誰にも平等に起こることであり防ぐことは不可能です。

しかし、食事や運動の内容、ストレスとの付き合い方といった、基本的な生活習慣に気を配ることは努力次第で可能であり、抗酸化には欠かせない事であると言えます。

抗酸化物質が豊富な食品・飲み物

普段から口にする食品や飲み物の中には、抗酸化物質を含むものが数多くあります。

抗酸化物質は、別名ファイトケミカルとも呼ばれます。

色の濃い野菜や飲み物にはファイトケミカルが多い、と覚えておくと分かりやすいでしょう。

ここでは抗酸化物質についてご紹介し、それを豊富に含む食品、飲み物を取り上げます。

リコピン、カプサイシン

トマト、唐辛子などに代表される赤い食材は、料理にも頻繁に使用する食材ですね。

こうした赤い食材には、リコピンやカプサイシンといった色素が豊富に含まれており、強い抗酸化作用を持つことが分かっています。

葉緑素、クロロフィル

クロロフィルは、葉緑素とも呼ばれ、植物の緑色の元になる色素です。

クロロフィルは、抗酸化作用のほか、脱臭や殺菌効果も持つと言われています。

ほうれん草、ピーマン、ブロッコリー、モロヘイヤ、クロレラなどに豊富に含まれています。

βカロテン

ニンジン、パプリカ、かぼちゃなどの食材は、日頃の食事をはじめお菓子などにもよく使われますね。

鮮やかな赤色・黄色の食材に含まれるβカロテンは、抗酸化作用を持つほか、体内でビタミンAに変換され粘膜や皮膚を丈夫にすることにも役立ちます。

アントシアニン

ブルーベリーやブドウ、なす、シソなどに含まれる紫色の色素は、アントシアニンと呼ばれています。

アントシアニンには、血管を拡張したり毛細血管を保護したりする働きがあり、脳血管疾患の予防に効果的であると言われます。

アントシアニンをはじめとするポリフェノールを多く含む飲み物として、赤ワインが挙げられます。

アルコールを含む飲料ですので適度にたしなみ、上手にアントシアニンなどのポリフェノールを摂りましょう。

抗酸化物質が豊富な食品・飲み物

抗酸化サプリメントにアンチエイジング・老化防止効果がある?

先にもご紹介したような抗酸化物質を含むサプリメントは、数多く存在します。

これらのサプリメントを、摂れば摂るほど体にとって良いような錯覚に陥る人もいるかもしれません。

サプリメントだけに頼って効果を期待することは本末転倒です。必要な成分は、基本的には食事から摂取することが大切です。

しかし、加齢などにより食事量が減ってきてバランス良く食事を摂ることができない方や活性酸素の発生を促進する激しい運動をする方が、サプリメントを活用するのは有効でしょう。

このように、抗酸化サプリメントは、基本の生活習慣と組み合わせて使用することでアンチエイジングや老化防止に役立つと言えるのです。

抗酸化サプリメントにがん予防効果がある?

抗酸化サプリメントの使用とがん予防には、どのような関わりがあるのでしょうか。

日本薬学会環境衛生部会によると
がんによっては抗酸化サプリメントが有用であるパターンもあるものの、関係性がはっきりとしないという試験結果も多いというのが現状である

今後、新たな試験を行いその結果を検証していくことで、抗酸化サプリメントとがん予防との新たな関係性が見えてくる可能性はあるでしょう。

抗酸化サプリメントにがん転移作用リスクはあるのか

抗酸化サプリメントの摂取は、がんの予防に必ずしも貢献するわけではないことが分かりました。

その一方で、サプリメントによって、またがんの種類によって、がんの進行スピードを促進するものも存在するらしいということが分かっています。

体に取り入れるものである以上、むやみに摂取することはおすすめしません。

たとえ体に良いと言われる成分であっても、過剰摂取によりバランスが崩れた場合にはむしろ有害なものとして働く可能性があるからです。

がん治療中の人は必ず医師に相談をし、その上で様子を見ながら取り入れることが一番でしょう。

抗酸化サプリメントのおすすめ2選!

抗酸化サプリメントには、数多くの種類があります。

その中でも比較的手に入れやすく、また評判の良いものを2つご紹介します。

健康的な毎日を送りたい人に!アサヒ ディアナチュラ ブルーベリー×ルテイン+マルチビタミン

抗酸化作用を持つアントシアニンやルテイン、ビタミン類をバランスよく含むサプリメントです。

いつまでも若々しくいたい人、目の疲れが気になる人などにおすすめです。

口コミ
・視界のぼやけや目の疲れが改善された
・1日ひと粒という手軽さが良い
・長時間のパソコン作業による肩こりや首の痛みが良くなってきた
・夜間の視力が改善された気がする
・目への効果を期待して飲み始めたが、肌の調子も良くなってきた

生活習慣が気になったら!DHC ポリフェノール

お茶や赤ワインなどから抽出した4種類のポリフェノールを一度に取れるサプリメントです。

加齢に伴う体調の変化が気になる人や飲酒、喫煙など生活習慣の乱れが気になる人におすすめです。

口コミ
・効果はまだわからないが、血管改善を祈って続けたい
・アンチエイジングのために続けている
・加齢に伴う栄養不足を補うために摂っている
・ワイン色のカプセル、効き目が高いので続けたい
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DHC(ディー・エイチ・シー)

食事から摂ることを基本とし、それでも摂りきれない場合には抗酸化作用を持つ成分を含んだサプリメントを上手に利用して、若々しい体を維持しましょう。