前立腺炎におすすめのサプリメント3選！クランベリーが効果あり？

そもそも前立腺炎とは？原因、症状を解説！

前立腺炎とその原因と症状についてそれぞれご説明します。

前立腺炎とは？

前立腺炎とは男性の尿道を取り巻く前立腺という臓器が炎症を起こしてしまう病気のことです。

炎症を起こすことで、痛みや排尿に関する様々な症状が起こってきます。

前立腺炎の原因とは？

前立腺炎の原因は、大きく分けて2つあります。

細菌性前立腺炎

まず、細菌性前立腺炎です。

細菌性前立腺炎とは、大腸菌などの腸内の細菌や性感染症を起こす菌が原因で感染する前立腺炎のことです。

細菌性前立腺炎は、急性なのか慢性なのかで原因が分かれています。

・急性細菌性前立腺炎
細菌が前立腺の中に侵入してしまうことで、激しい炎症を起こす状態になっています。原因は主に2つあります。1つ目は、尿道にカテーテルを挿入した時に細菌が侵入したり、また腸内細菌などによって細菌に感染してしまう場合です。2つ目は突然発症してしまう原因不明の場合です。

・慢性細菌性前立腺炎
原因として、長時間の車の運転や座り作業などで前立腺を圧迫してしまう姿勢をとり続けていることがあげられます。その他にも、ストレスや飲酒、辛いものやカフェインの摂取など、生活習慣の乱れも要因としてあげられます。

非細菌性前立腺炎

非細菌性前立腺炎とは、原因が何か特定できない前立腺炎のことです。

非細菌性前立腺炎は、炎症性か非炎症性なのかで原因が分かれています。

・炎症性非細菌性前立腺炎
自分の正常な細胞を間違って攻撃してしまう病気である自己免疫疾患が原因としてあげられます。

・非炎症性非細菌性前立腺炎
具体的な原因はありません。尿道や骨盤周囲の神経や筋肉が活発になりすぎることで、おしっこが前立腺へ逆流してしまうことが要因としてあげられます。

前立腺炎の症状とは？

症状として、以下の5つが主にあげられます。

頻尿

おしっこが近くなります。

尿意切迫感

急におしっこに行きたくなり我慢ができなくなります。

排尿困難

おしっこの出が悪くなります。

残尿感

おしっこをしてもまだ残っている感じがします。

排尿時痛

おしっこをした時に痛みが出ます。腰痛や射精時にも痛みが出ることがあります。急性細菌性前立腺炎では、前立腺から全身へ感染してしまうことで、発熱したり体がだるくなります。

前立腺炎の治療法とは？

前立腺炎の治療法は、細菌性か非細菌性かで治療内容が大きく異なっていきます。

細菌性前立腺炎の治療

抗菌剤の内服での治療を行います。

非細菌性前立腺炎の治療

その方の症状に合わせて、症状を和らげるための治療を行います。

具体的には神経を刺激する治療や前立腺のマッサージ、痛み止めの内服など症状を和らげるための様々な方法があります。

前立腺炎に良い成分は？クランベリー、ビタミンC、ケルセチンが効果あり？

前立腺炎に良い成分についてご紹介します。

キナ酸

まず、キナ酸です。

キナ酸は酸の一つで、クランベリーの実などに含まれています。

キナ酸には主に2つの働きがあります。

尿のpH値を下げて弱酸性に保つ働き、また細菌が侵入したり増殖することを抑える働きです。

プロアントシアニジン

2つ目は、プロアントシアニジンです。

プロアントシアニジンは、ポリフェノールの一種に含まれています。

プロアントシアニジンには、侵入してしまった細菌が増殖しないようにする働きがあります。

様々な植物に含まれています。

ビタミンC

3つ目は、ビタミンCです。

ビタミンCには、体の細胞を改善・修復する働きがあります。

前立腺炎になり、傷ついてしまった前立腺の細胞を元に戻す効果があるわけです。

ケルセチン

4つ目は、ケルセチンです。

ケルセチンもポリフェノールの一種に含まれています。

主に、玉ねぎやりんご、クランベリーなどに多く含まれています。

ケルセチンの働きは、前立腺炎の痛みを和らげることです。

クランベリーが前立腺に良い？

前立腺炎に良い4つの成分についてご紹介しましたが、この4つの成分が全て含まれている食物がクランベリーになります。

この4つの成分のおかげで、クランベリーには前立腺炎や尿路感染症を予防する働きがあると言われています。