gdmクリニックに不妊と慢性疲労のサプリメント外来についてインタビューしました!

不妊と慢性疲労のサプリメント外来を実施しているgdmクリニックにインタビューしました!

「サプリメントの選び方がわからない」「今飲んでいるサプリメントが自分にあっているのか不安」というお悩みを抱えていませんか?

そんな方におすすめしたいのがサプリメント外来です。

最近はサプリメント外来に関するお問い合わせが増えてきたため、サプリポートはサプリメント外来を実施している医師の方にインタビューを実施しております。

サプリメント外来の概要や医師の方々がどのような想いを持ってサプリメント外来を実施しているのかが分かるインタビューとなっておりますので必見です!

今回はインタビュー第二弾として、岡山県岡山市のgdmクリニックにインタビューさせていただきました。

同クリニックでは、主に不妊と慢性疲労に対してサプリメント外来を行なっています。

インタビュー第一弾は以下の記事をご覧ください。

誠快醫院にサプリメント外来についてインタビューしました!

サプリメント外来とは何ですか?

まずは、サプリメント外来とは何か、というところから教えていただけますか。

森谷宜朋院長

分子整合栄養医学に基づいた血液データ解析を行い、薬ではなく不足している栄養素の摂取で病気の治療や予防を行うものです。

gdmクリニックが考えるサプリメント外来の意義とは?

注目度が高まっているサプリメント外来ですが、どこにサプリメント外来の意義があるとお考えですか。

森谷宜朋院長

血液検査結果に基づいて不足している栄養素を至適量処方するため効率よく病態の改善を図れる点です。

利用者が自分に合うサプリメントを選ぶことはできないのでしょうか。

森谷宜朋院長

市販のサプリメントは含有量が少なすぎで治療効果が得られません。

gdmクリニックのサプリメント外来はどのような人におすすめ?

gdmクリニックでは、どのような人にサプリメント外来をおすすめしていますか。

森谷宜朋院長

以下のような方におすすめです。
  • 薬による対症療法ではなく根本的に症状や病気を治したい方
  • 産婦人科で体外受精治療を受けてもなかなか着床しない方(機能性不妊症の方)
  • 慢性疲労やうつ症状で内科受診しても異常なしと言われている方
  • 健康で長生きしたい方
  • 若々しさを保ちたい方

gdmクリニックでのサプリメント外来の流れとは?

gdmクリニックではどのような流れでサプリメント外来を行なっていますか。

森谷宜朋院長

当クリニックでは以下の流れで行なっております。
  1. 電話にて予約をしていただきます。メールでは予約をお受けしていません。
  2. 症状、今までの治療歴、家族歴、食生活、ライフスタイルなどをお尋ねし、その方に必要と思われる検査項目を選んで血液検査を行います。
  3. 結果説明と栄養素処方は2~7日後になります。なお、検査項目によって結果が出る日数は異なります。

gdmクリニックで処方しているサプリメントとは?

gdmクリニックで処方しているのはどのようなサプリメントですか。

森谷宜朋院長

GMP準拠のもので、一般では販売していないものです。
GMPとは
GMPとは、医薬品の製造とその品質管理に関する国際基準のことを指します。

gdmクリニックのサプリメント外来の費用はどれくらい?

サプリメント外来の費用についても伺いたいです。まず検査費用はいくらくらいでしょうか。

森谷宜朋院長

検査費用は1万円前後が目安となりますが、検査項目によって変動します。

その他の金額を合わせるとどのくらいが目安になるでしょうか。

森谷宜朋院長

結果説明・血液解析・栄養処方併せて8千円~3万円ほどかかります。不足栄養素の程度によって処方量が個人個人違いますので金額もまちまちです。

森谷宜朋院長は著書も出版されています!

森谷宜朋院長は栄養療法に関する著書も出版されていると伺いました。著書の内容について教えてください。

森谷宜朋院長

栄養療法に関する本を2冊書いております。1冊目は「肉食女子の肌は、なぜきれいなのか?」というもので、アンチエイジングについてだけでなく分子整合栄養医学の概略についても解説していますので、入門書として読んでいただきたいです。帯の推薦文は、ご自身も栄養療法を実践されている女優の中谷美紀さんに書いてもらっています。

肉食女子の肌は、なぜきれいなのか?

森谷宜朋院長

2冊目は、不妊症について書いた「妊娠体質になりたい人は、肉を食べなさい。」です。卵管、卵巣、子宮などに異常がないけれどなかなか妊娠しない(原因不明不妊症や機能性不妊症といいます)人が多いのですが、背景に栄養欠損があります。

妊娠と栄養は密接に関連しているのですね。

森谷宜朋院長

妊娠に必要なホルモン、子宮内膜、精子をつくるには栄養が欠かせません。また受精するにはエネルギーが必要ですが、エネルギー産生するにも栄養が必要です。

現代の女性で栄養が足りていない方はそんなに多いのでしょうか。

森谷宜朋院長

現代の日本人女性の痩せが先進国の中でも目立っており、栄養欠損状態の人がかなりいます。原因不明不妊症と言われている方の多くは、実は栄養欠損が背景にあることが殆どなのです。この本では、原因不明不妊症の治療方法、健康で元気赤ちゃんを産む秘訣、産後うつの予防法などについて解説しています。

妊娠体質になりたい人は、肉を食べなさい。

遠隔診療には対応していますか?

栄養療法を受診してみたいと思う読者の方も多いと思います。他に同じような治療をしているクリニック、医療機関はあるのでしょうか。

森谷宜朋院長

私の著書やHPを見た方が、岡山まで受診できないので近くに同じような治療をしているところがあれば紹介してほしいとメールで依頼される方がいます。しかし、栄養療法を実践している知り合いのドクターは殆どおらず、紹介することができません。

gdmクリニックの栄養療法を受診したい場合、遠方にお住まいの方にも対応していただけるのでしょうか。

森谷宜朋院長

アトピー性皮膚炎、うつ症状、慢性疲労、関節リウマチ、、大人ニキビ、不妊症、月経不順などに対して栄養療法を行っていますが、不妊症以外はやはり診察をして顔を見ながらの治療をしないとなかなかうまく行きません。栄養療法をどうしても受けたいと言われる方は、遠方でも一度当院に受診していただくようにおすすめしています。

不妊治療に関しては遠隔でも対応していただけますか。

森谷宜朋院長

不妊治療に関しては、病気ではないので特に診察をしなくても治療が可能なため、遠隔診療を行っています。具体的には、以下のような流れになります。
  1. 当院が指定する検査項目を近隣の医療機関で受けてその結果と問診票を送ってもらう
  2. それをもとに血液解析と栄養処方案を作成
  3. ご希望の方に栄養素は宅配便でお送りする

森谷宜朋院長

産婦人科で不妊治療を受けている方でなかなか妊娠しないという方もよく依頼されてきます。体外受精と並行して栄養療法を行う方も少なくありません。これまでも多くの方が遠隔診療で妊娠され無事出産されています。

サプリメント外来の今後について

サプリメント外来が普及していくためにはどんなことが必要でしょうか。

森谷宜朋院長

医師が、きちんと生化学や生理学を勉強し、自ら血液検査データを読んで正しい栄養処方を行うようにすることが重要だと思います。

医師でも適切な栄養処方を行うことは難しいのでしょうか。

森谷宜朋院長

サプリメント外来をしているところの多くは、血液解析を外部に委託しており、医師が自らデータを解析して栄養処方していることが少ないように思います。そのため、結果がでるのに1か月かかると言われるそうです。

適切な判断ができる医師はまだまだ少ないのですね。そこに課題があるとは意外でした。

森谷宜朋院長

正しい診断と適切な栄養処方をしないと治療効果がでません。治療効果がでないと、患者さんがやっぱりサプリメントなんかで病気は治らないと思ってしまいます。それでは、栄養療法は広まらないと思います。

最後に、森谷宜朋院長が考えるサプリメント外来、ひいては栄養療法のポテンシャル、メリットについて教えてください。

森谷宜朋院長

栄養療法を若いうちから行うことで、癌、心疾患、脳血管障害、うつ病などの多くの病気の発症を予防でき、最終的には医療費の抑制につながります。また精神科領域の薬には依存性や攻撃性増加などの問題がありますが、栄養療法には薬のような副作用はなく安全です。

gdmクリニックの栄養処方への真摯な姿勢が伝わるインタビューとなりました!

医師自らがデータを解析し適切な栄養処方がなされることの重要性を理解いただけたと思います。正しい診断と適切な栄養処方をご希望されている方はgdmクリニックにご相談されてみると良いでしょう。

gdmクリニック
〒700-0973
岡山市北区下中野356-101
スプレンドーレ下中野1階A
院長:森谷 宜朋氏
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