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軟骨が減る原因とは?
ひざ関節に痛みを感じる日本人の約1000万人以上が「変形性ひざ関節症」だという統計結果があります。
変形性ひざ関節症とは、クッション材としての役割を持つひざの軟骨がすり減ったり、変形したりすることで発症します。そして、ひざへの負荷が幾度となくかかった際に炎症が起きることで痛みが発生します。
軟骨がすり減る原因として、
- 加齢や運動不足によるひざ周辺の筋力低下
- 肥満によるひざへの大きな負荷
- O脚や猫背などの姿勢から来る負荷
- 軟骨に必要な栄養素がしっかりと運ばれない循環(血行)の悪さ
などの要因でひざに負担がかかってしまい、軟骨がすり減ったり、軟骨の正常な状態を維持できなかったりするわけです。
軟骨は「何の成分で」できている?
軟骨を形成している成分は以下のような構成になっています。
- 水分:60~80%
- Ⅱ型コラーゲン:15~20%
- プロテオグリカン:5%
- その他成分(ヒアルロン酸など)
軟骨はほぼ水分で構成されていて、その水分中の主に「Ⅱ型コラーゲン」と「プロテオグリカン」などの成分で軟骨が成り立っています。
なので、食事やサプリメントでこの成分が作られる栄養を摂り、そしてその栄養素をしっかりとひざの軟骨まで届けてあげるようにすることで、健全なひざ関節を維持できます。
膝の痛みに効果がある治療法とは!
変形性ひざ関節症(ひざの痛み)を効果的に治療する方法として以下があります。
- 運動をしてひざへの負担をカバーできる筋力をつける
- 軟骨再生を促進するサプリメントを飲む
- 温めたり、冷やしたりする
- 薬で痛み、炎症を抑える
- ヒアルロン酸注射
- 最終手段は外科手術
運動をしてひざへの負担をカバーする筋力をつける
「歩く」という動作は効率的な全身運動であり、呼吸器などの強化にもつながるので、毎日の健康法として「歩くこと」を取り入れていきたい健康法です。
ピンポイントでひざを強化するエクササイズとして「スクワット」があります。ひざ関節周りの筋肉を局所的に鍛えられるのでとても効率の良いエクササイズです。
高齢者の方でもできるエクササイズの方法として‥
- 肩幅に立ち、イスに腰かけるように10秒かけてゆっくりイスに座る
- 10秒かけてゆっくり立ち上がる。
たったこれだけの、簡単でひざへの負担も軽いエクササイズです。
ポイントとしては深い呼吸を意識し、動くときは「吐く」ことに、座った時は「吸う」ことに意識すると、健康的かつ効果的に筋力をつけられます。
軟骨再生を促進するサプリメントを飲む
一番手っ取り早く必要な栄養を摂取できるのがサプリメントです。
コラーゲンなどの軟骨成分を毎日食事で摂取しようと思うと手間とコストからみても大変なので、手軽なサプリメントは有効な治療法だといえます。
温めたり、冷やしたりする
血液の循環(血行)が悪いと、痛みの成分や老廃物がいつまで経っても体の外へ排出されません。 そして、ひざ関節や軟骨に良いとされる栄養素を行き渡らせることも難しくなってきます。
そこで患部を温めて、循環(血行)を良くし痛みの成分を排出してあげるようなアプローチが良いとされています。簡単にやれる事としては「お風呂」に入浴することなどがあります。
薬で痛み、炎症を抑える
「痛すぎて少しでも痛みを緩和したい」などの緊急性がある場合は「痛み止め」を服用するのも1つの手です。
痛み止めは炎症を鎮める効果があるので即効性と確かな効果が期待できます。
ヒアルロン酸注射を打つ
ヒアルロン酸注射を打つという治療法があります。軟骨を形成するプロテオグリカンの次に多いとされるのがヒアルロン酸です。軟骨と軟骨周りの関節液の中にある成分で、関節を滑らかに動かすための潤滑油として活躍します。
ヒアルロン酸注射を実際に打った方では、即効性があり「効いた!」という声が多いのも特徴です。
最終手段は外科手術
あまりにも症状が進んで来ると、やむを得ず手術するしかない状況にもなります。「人工関節手術」「骨切り術」といったような方法でひざにメスを入れることになります。
手術を避けるためにもサプリや運動、食事などに気を浸かっていく「予防医学」の考え方を取り入れていくと良いでしょう。
軟骨再生サプリメントは効果なし!?
軟骨再生サプリで有名な栄養素「グルコサミン」「コンドロイチン」は、糖とアミノ酸からできていて、体内に入ると分解されます。それがまた再合成され、ピンポイントで軟骨に届くとは考えづらいとの見方があります。
実際に2010年9月、BMJ(英国医師会誌)に「グルコサミンやコンドロイチンがひざ関節の痛みに効くという明確な結果は得られなかった」という研究結果が掲載されました。
このように医学的な見地からすれば、”グルコサミン”と”コンドロイチン”は軟骨再生に有効ではないことが分かります。
軟骨再生に本当に必要な成分とは?
では軟骨の主な成分「プロテオグリカン」と「Ⅱ型コラーゲン」はどうなのでしょうか?
プロテオグリカンは「糖」と「タンパク質」で出来ています。口から摂取すると直接軟骨に届けられるわけではなく、やはり体内で分解されます。
軟骨は水分を除くと主に、プロテオグリカンやⅡ型コラーゲンで出来ていますが、どちらも主成分がタンパク質なので、分解されても軟骨を形成するタンパク源として有効に体に使われます。
このように軟骨再生サプリとして”無意味ではない”ことが分かります。
もちろん日々の食事で良質なタンパク質を摂れれば良いですが、補助的にサプリメントを摂ることは、軟骨の形成を促進したり、維持していくのにはとても有効な手段だと言えます。
実際に痛みのある人がサプリメントを飲み続けた結果「痛み、炎症を抑える効果があった」との口コミも事実としてあります。
軟骨にお悩みの方におすすめサプリメント3選!
サプリメントは人それぞれ”相性”があるので、まずはお試し感覚でいろいろな商品を試すのが良いでしょう。そして「効いた!」というものを継続して摂取していきましょう。
「軟骨成分が入ったサプリ」「痛みを緩和するサプリ」など特徴別に紹介していきます。
痛みがあるなら一度は試してみたい ライフィックス 潤腰
圧倒的に他社との”違い”を見せつけるライフィックスさんの「潤腰」。
他社だと1ヶ月分で約3,000円〜5,000円なのですが、こちらは税込10,800円です。
潤腰の目玉となる成分「プロテオグリカン」の含有量が1日分200mg配合されています。なんと他社さんの約4倍から20倍の違いです。値段も圧倒的に違いがありますが 「クオリティーと効き目が高ければ…」と思うと頷けることかもしれません。
製造方法、プロテオグリカン抽出方法にも独自の技術を駆使するこだわりが垣間見れます。
そのほか、痛みを取ってくれる「オオイタドリ(薬草)」、筋肉を作る助けをする「クレアチン(アミノ酸) 」「Ⅱ型コラーゲン」「グルコサミン」などひざ関節を他方からサポートできる独自の配合方法となっています。
値段は高いですが一度お試しする価値がある商品だと言えるでしょう。
潤腰は効かない?評判、成分の効果、副作用は?天然ハーブと軟骨成分の配合バランスが絶妙 ウェルヴィーナス 北国の恵み
お値段も取っ付きやすく、2013年から今まで発売されているWellVenus(ウェルヴィーナス)の「北国の恵み」。
特徴としては、必要成分がバランス良く配合されていること、関節などの節々に効く古来から使用されてきた天然ハーブが絶妙な割合で配合されています。他社と比べるとハーブにも力を入れているところが特徴です。
実際に「北国の恵み」を摂取して痛みが改善されたという喜びの声が口コミで多く見られます。 値段が1ヶ月5,960円(税込)なので効果を試してみるにはおすすめの商品かと思います。
北国の恵みの口コミは悪い?飲み方、股関節への効果は?一刻も早く”ツライ”痛みを取りたい人へ マイケア イタドリ
効きもコスパも”いいとこ取り”のマイケアの「イタドリ」。
2013年の発売から「良くなった!」「痛みが引いた」との声が絶えません。
こちらの特徴としては、「オオイタドリ」という”薬草”をメインとして配合し「痛みを取ること」に特化しています。その代わり「Ⅱ型コラーゲン」は配合されていますが「プロテオグリカン」は配合されていません。
アイヌ民族の人々が古来から薬草として親しまれてきた北海道産のオオイタドリという野草をふんだんに使用したサプリメントです。
「レスベラトロール」という成分が直接痛みを和らげるという作用があります。
そしてお値段がなんと1ヶ月3240円(税込、送料込み)とかなりお試ししやすい価格となっています。 「まずは痛みを取りたい」と困っている方にオススメできる商品かと思います。
まずはお試し感覚で痛みに効くか一度確かめてみても良いでしょう。