サプリメント外来とは?血液検査が必要?

そもそもサプリメント外来とは?

サプリメント外来とは、医師が診察をすることでその方にどのサプリメントが合っているかを指導する外来になります。

ドラッグストアで手軽に購入出来るサプリメントですが、手軽に購入出来る分人によっては飲むことで悪影響を及ぼしてしまうサプリメントもあります。

また、その方にとって必要なサプリメントでも飲み方を間違えると飲んでも効果が出なかったりすることもあります。

今の症状や生活習慣、また血液検査などの様々な項目から、医師がその方にどのようなサプリメントが適しているかを指導するのがサプリメント外来になります。

サプリメント外来はどんな人におすすめ?

病院に行くほどではないけどここ最近疲れやすくなった、また血圧が少し高くなったような気がする、肩や腰がこりやすくなったなどちょっとした体調不良を訴える方は多くいます。

また、仕事が忙しく食事に気を使う暇がない、食事だけで必要な栄養が摂れているか不安だと感じている方もいると思います。

そのような体調が優れない、また栄養不足を実感している方に特におすすめなのがサプリメント外来です。

サプリメント外来の流れとは?まずは血液検査から?

流れとしては以下の通りになります。

  • 問診
  • 検査
  • 結果説明
  • 処方
  • 治療
  • 評価

問診

まずは問診を行います。

今気になっている症状や、普段の食生活などの生活習慣についての聞き取りを行います。

検査

血液検査と尿検査を行います。

血液検査では詳しい検査結果を見るために夜9時以降もしくは受診する8時間前までは絶食となります。

サプリメント外来で血液検査を行う理由

血液検査を行う理由は以下の通りです。

  • 将来かかりそうな病気が何かを診断して治療する
  • その方に足りない栄養素は何かを調べる

血液検査では健康診断などで一般的に調べる血液検査と同じように、病気の発見や現在かかっている病気の状態についても知ることができます。

加えてサプリメント外来での血液検査は、上記にあげた項目について詳しく調べることで、病気を予防するために必要な治療を行うことが可能になってきます。

結果説明

検査結果に基づいて、医師が現時点での栄養状態などの説明を行います。

処方

その方に必要となるサプリメントの紹介・処方、必要があれば栄養士による栄養指導も行われます。

治療

処方されたサプリメントの内服が開始となります。サプリメントの服用に加えて自宅での食事療法も行っていきます。

評価

初診時の検査結果によりますが、再診はだいたい1〜6ヶ月後になります。

再診時も状態を見るための採血と尿検査を行い、その結果に応じてサプリメントの調整を行っていきます。

サプリメント外来と医薬品治療の違いとは?

サプリメント外来と医薬品治療の違いは、病気の診断を受けるか否かになります。

サプリメント外来は、自分の栄養状態を把握して必要なサプリメントを処方してもらうことになります。

病気を診断してもらうことではありません。

簡単に言うと、栄養状態を診断してもらうということになります。

一方、医薬品治療の場合は医師に病名をつけてもらい、それに基づいて薬(医薬品)が処方されます。

薬は必ず病名がつかないと処方できないので、何かしら症状に応じた病名が診断されることになります。

そのため、病気の予防をするために利用するのがサプリメント外来、病気の治療を行うために利用するのが医薬品治療であると言えます。

サプリメント外来と市販サプリメントの違いとは?

サプリメント外来で処方されるサプリメントと市販サプリメントの違いは、食品として扱っているか否かになります。

市販のサプリメントは健康をサポートするための健康補助食品、つまり「食品」のくくりに含まれます。

食品なのでどの程度成分が含まれているかまでは管理・記載する必要がありません。

そのため、少ない配合量でも「◯◯成分豊富に配合」などと表示ができるので、商品によってはあまり効果が出ない、もしくは出にくいサプリメントもあります。

一方、サプリメント外来で処方されるサプリメントはGMP基準(製品が安全で一定の品質が保たれていることを保証する管理基準のこと)に基づいて作られています。

そのため、安心して服用できるというメリットがあります。

サプリメント外来の値段はどれくらい?

サプリメント外来で処方されるサプリメントは基本的に自由診療(保険外診療)になります。

そのため全額自己負担となります。

症状や処方されるサプリメントの種類や数にもよりますが、月額あたり2〜9万円ほどになります。

血液検査や尿検査、また栄養指導に関しては保険診療となるので、定められた自己負担分のみを支払う形になります。

また再診時の検査結果によって、サプリメントの数が減ったりもしくは栄養指導のみでサプリメント自体が中止になる可能性があるので値段の差が出やすいのも特徴です。