美容師の履歴書における自己PR・志望動機の書き方を具体例とともに徹底解説!

美容師の履歴書における書き方の基本

まずは美容師に限らず基本として押さえておきたいポイントを説明します。

履歴書は必ず黒いペンで記入します。鉛筆ではいけません。

パソコンという手段もありますが、どちらかといえば手書きの方が好印象であることが多いです。

そして文字の上手い下手に関わらず、ゆっくり丁寧に書くのがポイントです。殴り書きした履歴書は誰が見ても印象はよくありません。

美容師の履歴書における書き方の基本
 

氏名・住所・連絡先

日付は和暦、西暦どちらでも構いませんが、一枚の履歴書を通してどちらかに統一します。

住所には郵便番号と都道府県名を必ず記入します。

氏名と住所には必ずふりがなを入れ、電話番号は日中連絡の取れる番号を必ず書きます。せっかく採用となったのに連絡が取れないのでは意味がありません。

履歴書によってはE-mailを記入する欄があるものとないものがあります。ないものについても空欄に書いておくと丁寧です。

学歴・職歴

学歴は小学校から記入する必要はありません。最終学歴の一つ前から記入するのが基本です。

入学・卒業を交互に書きましょう。新卒の場合は学歴を書き終えたらその下の段の右端に「終わり」であることを告げる「以上」と記入してこの学歴・職歴欄は終了です。

そして転職の場合に一番重要なのが職歴です。

採用側はこれまでにどれくらいの規模のどの店舗でどんな役職を担当してきたのかを重要視します。

ですからお店の名前だけではなく、支店があれば支店名、それに加えて従業員数を記入することをおすすめします。

そしてスタイリストかアシスタント、チーフなどの役職がついていればそれも記入します。

すべての職歴を書き終えたらその下の段の右端に「以上」と書きます。

資格・免許

美容師の資格はもちろんですが、自分をアピールできる資格や免許は必ず書きます。

美容関係の資格やセミナー、講座の受講歴などもあれば記入しましょう。

お店の規模が大きくなればなるほど、店舗だけで採用を決定することはありません。必ず本社に履歴書が送られます。

面談をしていない本社の方が合否を判断する材料は履歴書でしかありません。

ですから、履歴書を書く上での基礎をおさえ、丁寧に書くことは採用される上で大切なことなのです。

美容師の履歴書で写真の服装はどうするべきか

履歴書を見る上で、写真の第一印象は相手にイメージを強く伝える重要なポイントです。

美容師は働く上で、ファッションセンスも問われるところではあります。

しかし、履歴書に貼り付ける写真ではまず清潔感をアピールしましょう。出来ればスーツでの撮影が望ましく、そうでなければ黒か濃いブルー系統の服で撮影します。

女性のメイクは派手すぎず地味になりすぎないのがポイントです。装飾品を付けての撮影もあまり好ましくはありません。
 
お店によっては全身の写真を要求される場合があります。

お客様のヘアスタイルをプロデュースするのですから、美容師はその手本となるからです。

その場合は自分らしさをアピール出来る絶好のチャンスです。イメージさせるのは大切だとしても、スーツなどの堅苦しい印象を与える服装ではなくても大丈夫です。

ファッションモデルのようにポージングをして自分の個性を引き出せるようなファッションで撮影しましょう。

風景などもファッションを生かせるような場所であるともっとポイントは高くなります。

見た目に自信がないという場合でも堂々と映ることが肝心です。

どうしても自信がないという方は、思い切ってプロのカメラマンに依頼しましょう。

自身の良さと個性をプロの腕で引き出してくれるでしょう。

美容師の履歴書の志望動機を書くポイントと具体例

これまでのスキルも大事ですが、志望動機も同じように大事なポイントです。採用側も大いに重要視します。

新卒の方の場合

 
新卒での就職の場合は、なぜ美容師になりたかったのか、その理由を書くとよいでしょう。

例その1

幼いころからヘアスタイルの変化に興味がありました。

髪型一つで気分が明るくなったその気持ちを仕事に繋げていきたいと強く夢見ていました。

そこで貴サロンのヘアスタイリング技術の高さを拝見し、是非私もスキルとつけたいと感じました。

例その2

両親が美容師です。二人がお客様の髪を綺麗に仕上げてお客様を笑顔にする様子をずっと見てきて、自身も「髪型で誰かを幸せにする」ことを目標にしてきました。

社会人として、美容師としての基礎から学ぶために、多くのトップスタイリストを輩出している貴サロンに大変魅力を感じました。

転職する方の場合

転職の場合、前職でのネガティブなポイントではなく、転職を決意したポジティブな理由を書くと好印象となります。

自身のスキルアップやもっとフィールドを広げたいなど、未来へ繋がる理由がいいでしょう。

例その1

前職で美容師としての基本を丁寧に教わりました。今後は前職でしっかり身に着けた技術をより一層磨くこと、最先端のトレンドを常に取り入れていく事が目標です。

貴サロンのパーマやカラーリングなど技術の高さが紹介されていたメディアを拝見し、自分も貴サロンで共に働きたいという気持ちを抑えることが出来ませんでした。

例その2

これまでは若年層をターゲットとしたサロンで勤務して参りました。

今後は若年層だけではなく、あらゆる世代の人たちがいつまでもヘアスタイルを楽しんでほしいという信念をもって働きたいと考えています。

貴サロン掲げている、どの世代にも受け入れられる企業理念に深く共感し志望させて頂きました。

新卒、転職に関わらず「絶対このお店で働きたい!」という熱意を伝えるのが肝心ですが、志望動機欄にダラダラと長く書くのは適切ではありません。

わかりやすく簡潔に書くことを心がけると相手に伝わりやすくなります。

美容師の履歴書の自己PRを書くポイントと具体例

自己PR欄を空白にしてしまうのはNGです。ここも自信をアピールできるポイントです。
 
技術力もさることながら、応募者がお店ごとの雰囲気に合っているか、コミュニケーションがしっかりとれるかも重要視されるからです。

新卒の方の場合

新卒であれば、美容師として生かすことの出来る自分の性格をアピールポイントとして素直に伝えるとよいでしょう。

・コミュニケーション能力が高く、お客様の事を和ませることに自信があります
・教えられたことは直ぐにキャッチアップできます
・常にトレンドに敏感で、いち早く取り入れる性格です

転職する方の場合

転職の場合、自分が貢献できるポイントやスキルをアピールしましょう。

・パーマとカラーリング技術に定評があり、多くの指名を頂いてきました
・お客様とじっくりと話し合い、個々の個性を活かしたスタイリング作りを心掛けています
・〇〇で行われたコンテストに出場し、入賞することが出来ました

志望動機と共に自己PR欄も利用して、自身を強くアピールしていくことが肝心です

美容師の履歴書を書く時の注意点のまとめ

美容師の履歴書を書く時の注意点のまとめ

履歴書全体を通して言える注意点は誤字脱字をなくすことです。すべてを書き終えて安心しがちですが、必ず最終チェックをしましょう。

また、空欄は極力なくしましょう。「本人希望記入欄」は特に記入する事項がなくても、「貴サロンの規定に従います」「特にございません」など、必ず埋めるようにします。

美容師に大切なことはスキルはもちろんのこと、コミュニケーション力も大事です。

顧客数を減らすのも増やすのも、その二つが必須なのです。

しかしどちらも履歴書の段階では、お店側には目に見えません。文字にしてしっかり伝えることが大切です。

そのために志望動機や自己PR欄は大いに活用してアピールしましょう。

スキルは「どれだけの技術力をもっているか」「お客様にどれだけ評価されてきたか」を伝えると良いでしょう。

書く上では数値化すると伝わりやすくなります。

たとえば担当顧客数です。担当顧客数が多いイコール、スキルが高いことが伺えます。

「○○人を担当してまいりました」と書くとわかりやすくなります。

コミュニケーション力については「これくらいお客様に好かれてきました」と書くよりも自分はどんな性格なのか、どんな特徴があるのか書くと好印象です。

「人と話をするのが好きです」「初対面でもすぐうちとけることができます」などと、コミュニケーション力の高さをアピールしましょう。

新卒であればコミュニケーション力をより一層アピールすることで好印象になります。

美容師の履歴書を提出する際の注意点

履歴書はお店によって提出手段が違います。その際は履歴書の日付に注意しましょう。

面接時に直接渡すのであれば、日付は面接日当日です。

郵送する場合やメールで送信する場合は送る日付を記入します。どちらの場合でも担当者名を書くか、わからなければ「ご担当者様」と記入します。

また、郵送する場合は裏面に差出人の住所と氏名を忘れずに記入します。

封筒は茶封筒ではなく白封筒にしましょう。

一般的に茶封筒は事務的な内容の書類、白封筒はあらたまった内容の書類を送るときに使用するからです。

メールの場合、件名に【履歴書ご送付の件・東京太郎】などと、履歴書の送付の旨と氏名を入力しましょう。

本文にも店名、担当者名、本文の後に自身の名前連絡先を入力します。

はじめまして、
私、東京太郎と申します。

●●を拝見しまして、是非応募させて頂きたくご連絡致しました
本メールに履歴書を送信させて頂きましたので、ご査収の程よろしくお願いいたします。
                                      以上

東京 太郎
〒○○○ー○○○○
東京都○○区●●1-1-1
自宅 ○○ー○○○○ー○○○○
携帯 ○○○ー○○○○ー○○○○
E-mail ○○○○○○@○○.com

まずは送付先に注意しましょう。

「このお店で働きたい」と思っても、そのお店に一方的に履歴書を送付するのはやめましょう。

そもそも店舗が求人募集していないということもありますし、就職したい店舗は支店で、書類を送付すべきなのは本社というケースもよくあります。

どのように応募すべきか分からない場合はお店に連絡をして問い合わせをすることが確実です。