今回は、「息子の活躍」のエピソードをご提供頂いた浜田政子さんにインタビューを行った内容をご紹介します。

―今回の相続案件の登場人物や相続人の財産状況を教えてください。

「息子の活躍」のエピソード内の相続案件の登場人物と相続人の続柄、年齢について分かりやすく相関図に示しました。

今回の相談者は長男（36歳）です。そして、今回の被相続人は、父（69歳）であり、相続人は、母（66歳）、長男（36歳）です。

次に、財産内容を以下の表に示しました。

―相続案件で実際に行った手続きを教えてください。

今回の相続案件で実際に行った手続きについてご紹介します。

亡くなる前は、相続診断士の方で通帳や登記の保管場所の確認とクレジットカードなど契約している会社の確認を行いました。そのなかで、必要でないものは解約手続きの依頼を行いました。

また、戸籍の収集をして相続人の確認も行いました。

亡くなった後に行った手続きは、以下の4つです。

 ・遺産分割協議書（司法書士）

・不動産登記（司法諸所）

・会社解散登記（司法書士）

・海外での手続き書類など連絡はメールで対応（司法書士）

―士業や相続の専門家として、今回の相続案件を円満解決するために努力した点や工夫した点があれば教えてください。

 会社には顧問税理士、司法書士が居たので手続きをこちらで依頼した士業に任せるのを否定されてしまいました。

ですが、相続に特化した士業でないと手続きがスムーズにいかないことを丁寧にお伝えすることで相続診断士が話に入り説得していただきました。

―士業や相続の専門家として、今回の相続案件を円満解決していく過程で難しかったことや考えさせられたことを教えて下さい。

相談者ご家族は手続きに対してと相続診断士の役割を理解してくれていましたが、「外部から手続きの金額が高い」や「知識もない人からのアドバイスは信用できるか」などの意見も中にはありました。

そのため、相続案件をすすめるためのスケジュールや相続診断士の立ち位置を説明をしたところ、了解してくれていたので揉めることはなかったです。

―今回の相続案件を経験した上で、これから相続を経験する相続人や被相続人の方へのアドバイス・メッセージがあれば教えてください。

  事前に色々把握したつもりでも後から出てくる困難なことに誰も何も知らないのが相続を進める上での壁になってしまうので、家族に迷惑かからないように日頃から自分がしていることや話をすることをおすすめします。

個人の相続を終えて、会社の存続が困難とのことから解散登記の手続きにもなり開始から9カ月での終了となり国内だけでの相続ではなく海外での相続もあったので士業との連携で相続期限内に終えたことがよかったです。

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興味を持った方は、ぜひお手に取っていただけると幸いです。

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この記事を監修したのは…

合同会社RunSmile 代表社員 　　　笑顔相続サロン®愛媛　代表 　　　愛媛相続診断士協会会長

浜田　政子（はまだ　まさこ）

長年保険業に携わっている経験を生かしい、生命保険、相続、終活などコンサル及びライフプラン作成を通じお客様へ常に寄り添い、悩みや相談、希望をお聞きし士業とともに解決へ導く道先案内人として愛媛より全国へ笑顔をお届けする活動しております。

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